Natuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

【くだらんなぁ】
って何回も呟いてしまうのに
自分の高校時代を思い返してみると
確かにいつも同じ場所で
いつもくだらなかった。笑

何でも無かった日々の思い出が
1番記憶に残るあるある

ずーっと同じ
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

人それぞれ
乗り越え方はもちろん
自分が傷付いた事に気付くスピードも
違うんだよなぁ
って思った。

最終的には
みんなちゃんと悲しいんだけど
その感情に行き着く順序さえも
個人差があった。

何事も
>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

3.2

何年か前に原作を読んでいた時に
丁度映画が上映されてた気がする。
特に盛り上がりも盛り下がりもないのに
どうやって映画にするんだろう
って当時から思ってたけど
設定だけ借りた感じだった。
菅田将暉の限
>>続きを読む

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.9

「薄汚いオカマ」
「成り下がった」

身内が言う分にはいいけど
外野が傷つける為に選んだ言葉には
本気で怒るサオリが好き

オダギリジョーに似合わない服ってあるんですか???

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.2

所詮血縁、法的な繋がり以外は無責任であり
無責任であるべき。

人間には一人一人
気持ちだけでは乗り切る事ができない
キャパシティがあって
綺麗事だけでは生きていけない

すごく繊細な言葉と
無垢な反
>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.2

詰めに詰め込まれてる。

日本刀の機内持ち込み
ヘンテコな日本語
飛びすぎるワイヤーアクション
斬っても斬っても死なないソフィ

とにかく大出血。
もうそろそろ鮮血いいです…
胸焼けする…
ってタイミ
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

多分2回目な気がする。

最後の最後
めちゃくちゃダサかっこいい

3時間ぐらいある
なっがいなっがい映画なのに
ダレるポイントが1つもないのもすごい。
一つ一つちゃんと片付いていく爽快さ。
シュール
>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.5

セリフがないシーンが物凄く多くて
自分がその世界に
入り込んでしまったような
不思議な感覚になる。
日本の高速道路のシーンとか特に。

重力が無くなるシーンは
音楽と映像のコンビネーションで
新世紀の
>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

ホラーの棚に並ぶ映画は
基本無視してたけど
ホラー要素2ミリぐらい。
結構序盤で核心に気が付いても
最後まで楽しめるし
分かってるのに泣ける。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.7

自分探しじゃなくて
自分から逃げるために
転居を繰り返す
何度繰り返したところで
自分の影は遅かれ早かれ追いついてくる
結局自らのコンプレックスに向き合える
タイミングがくるまで
逃げ続けるのが正解な
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

夢か現か
という世界観は大好きなカテゴリー。
ただ、私は人形に対して
物凄いトラウマがあるのかもしれない
と思う程に
人形が出てくるシーンは直視できなかったな

夢を共有できたら…
一度は考えたことの
>>続きを読む

君への誓い(2012年製作の映画)

3.5

お気に入りの瞬間
って表現がすごく好きだった。
レイチェルマクアダムス可愛いなーーー

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.4

どうしようもないほどの「好き」
をあれほどいろんな角度から攻める語彙力

一人暮らしのベッドの毛布
冬は絶対にタータンチェックにしようと
決めました。

白黒でもどかしい
フロランスが好きな色は
一体
>>続きを読む

エル・スール(1982年製作の映画)

3.8

幼い頃って
おとなはなんでも知っててなんでもできる
と思ってたけど
いつからおとなも同じ人間であり
みんな同じように過去があり
その中に光も闇もある事を悟るんだろうなぁ
と思いながら鑑賞。
魔法使いの
>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.3

よっっしゃ!!
って気持ちになるし
スカッとする!!!
自分の子供が見てないところで成長していってしまうのは
キャリアウーマンの性。
学歴も職歴も何もない
請求書に塗れたヤンママの快進撃。
エドの定年
>>続きを読む

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.7

Here's looking at you, kid.

これで
君の瞳に乾杯
なんですね
素敵
ここに君を見ている僕が居る
愛があるからこそ後悔しない選択を
して欲しい気持ち
粋かよ

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.7

どうしようもない
優しくて優しくて
たまに爆発してしまう
バツイチのオダギリさんが
ツボすぎました。
静かに怒る姿も
強引さに流されてしまう脆さも
優し過ぎて損をし続けている強さも。

「生きてるだけ
>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

-

生きること
とは
生きること以外の何者でもなく
自分の境遇だけが
自分自身を創造する
受け入れる心を持つか
拒絶で遮るか
それさえも自由で
それこそが人を造る
世界を丸ごと愛する人
世界観は最初っから
>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.8

マリリンモンローってこんなにキュートなんだ
あんなに男なのに女装が全然バレない程なのも
ところどころ新喜劇見てる気がしてくるところも
総じて面白かった

マイ・ルーム(1996年製作の映画)

3.5

愛する人がいる事を人生の幸せと感じられるって究極
見返りって概念が存在しなかった
穏やかで主体的な幸せを感じられる人は
与えられた時の感激を人よりももっと感じられる

タイタニック(1997年製作の映画)

4.9

幸せな時間と苦しい時間が同じぐらい、
苦しい時しか味わえないであろう少しの幸せな時間が少し
ほんまに死にそうな時こそ人間が出ますね
お金がない中で生き抜く術を知ってる人
お金がなくても楽しめる遊びを知
>>続きを読む

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.5

大好きな映画になった
久しぶりにクスクス笑えるのみた

無知故の素直さとか、
お金持ちのパパの溢れんばかりの愛を受けて育った事を想像させる
全く飾らず自然体な性格のエリーが
愛おしくてたまらん!
そし
>>続きを読む

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.0

いくらレオ様でもヤク中は無理だった
目を逸らしたらあかん問題やけど
全然まだ逸らしちゃう
内容よりもシーンごとのインパクトが凄すぎてちゃんと見れない
まだ理解できないままで居させてほしい🥺

愛・アマチュア(1994年製作の映画)

3.8

ハルハートリーの映画は
全部雰囲気が大好き。
バグってしまったエドワードが
個人的にはツボ。
イザベルはきっとマリア様の使いだったんだな
と思ったり。
罪を赦すこと。償う事。
自分で見るもの信じるもの
>>続きを読む

海辺の家(2001年製作の映画)

4.5

人生の最期は
それまで気付けなかった幸せを
盛大に感じられる感受性を手にして
愛故のわがままを突き通して
素直に自分の想いを伝えられるようになって
心残りを全て丁寧に片付けられる
ジョージみたいな人に
>>続きを読む

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

3.8

ストレス社会の反対
少年の強い視線
そうじゃないねんって言ってた完全に。
悲しい顔があんなにも悲しかったの初めて。
死の持つ意味や死への想い、感覚も
文化によって全然違うんだなぁ
何もかもがリアルで美
>>続きを読む

dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.9

かなりちゃんと騙された
TSUTAYAのサスペンスコーナーに置いてあったから
ただの恋愛映画ではないと思ってたけど
さらに度肝抜かれた
ネタバレになりそうなので自粛します。
面白い!!

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.7

アクション、賢くて強い女
だいすきカテゴリーの1つです。
椅子に縛り付けられながら
成人男性団体様を
こてんぱんにやっつけるシーンが
1番好きです。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

マリーアントワネットとかもそうやけど
みんなから嫌われる存在って
どの時代でも作り上げられる
「みんな嫌い」という一体感に安心を覚えストレス発散をする人間心理
糞食らえで強く生きるトーニャ
メンタルが
>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.3

濡れ場が有名過ぎてずっと避けてたけど
ようやく鑑賞。
前編後編続けて。

荒れ果てた孤独、寂しさ、
劇中の新宿はまさに荒野。
私みたいな凡人の頭では
理解できない心情が沢山出てきて
未知との遭遇。
>>続きを読む

ポルト(2016年製作の映画)

3.7

パズルみたい
時系列を把握するのが難しくて
終わった後もう一回最初に巻き戻した。
とにかく映像がずっとずっと綺麗でオシャレ
大人の恋愛というか
過去に残してきた最も幸せな時間は
その後の人生にずっとつ
>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

3.6

ジャケ買い的な感じでみた
フランクが性癖に突き刺さりまくって
あんなん好きになるに決まってるやん
賢い×強いは無敵。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.1

歪みに歪んでいたなぁ
自分が触れ合うことのないタイプの人の
心境や嗜好を覗き見る
っていう感覚でしか見れないけど
若い
ってだけじゃない重苦しさがあった