kyoroさんの映画レビュー・感想・評価

kyoro

kyoro

映画(22)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

善、悪の定義は、時代背景で基準がかわる可能性が高い。それとは対照的に、嬉しい、哀しい、楽しい、愛しい、、等の人の感情や情動は、個人的主観でありながら、ある時には理屈や知識を凌駕して、他者へと共鳴してい>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

3.3

コロナ禍で先行きが不透明な今、これを観ると物語の着地点にお見事ですと拍手したくなった作品。
コナンや他の登場人物の鮮やかな洞察力により、渾沌としたお話をスルッと解き明かしていき、サクッと明るい着地点に
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.4

一言で表しきれないくらい見どころが満載な作品。老若男女を問わずどんなレイヤーの方が観てもなにか感じるポイントがあるのではないかなと感じさせられる凄さがある印象。
人が、「夢」をみたい、夢に逃げこんでし
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

話しの内容をきちんと120%理解出来ていないのに、なぜか感動(情感が動かされた)したなぁって感覚におちいることがあるんだなってなった作品。
左脳より右脳で感じとる物語なのかもしれない。またはインスピレ
>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

哀しいでもなく悲しいでもなく嬉しいでもないのに、涙がでてくることあるんだなぁって感じさせられた作品。
原作者のこの作品の登場人物や、主題に対する思いが、初日に鑑賞した方に配られるノベルティー(ミニ本だ
>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.9

自然界との共存共栄への願いが作品根底にながれているようで今、観ても良作。アニメだから表現出来る良さを感じさせられた。

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.7

すぐそこまできているA.I化への警鐘をならすかのような要素もあり、ある部分、考えさせられた映画。単純に楽しめた。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

登場人物それぞれの個性がきわだたせた演出になっている。
それにより、平凡なストーリーな中から
今の人たちの感受性による愛情表現が描かれていて考えさせられる視点をたくさん持てた作品。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.4

ピアノ🎹の演奏が圧巻、、そして
なぜだか「きれいな馬」と「雨」、がなにより後になぜだか残る作品。。
きっと原作を読んだらさらに映画への理解が深まるのだろうと感じさせる作品でした。

春画と日本人(2018年製作の映画)

3.8

春画が実はこんなにも精巧につくられて
構図のバランスも工夫されていたとは
。。。
春画はやはりartになるのだろうなぁと感じずにはいられない、そんな気持ちにさせてもらえた作品。
そして美術史やその他方
>>続きを読む

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.0

理屈じゃない何かの存在を日頃から感じとれていて、その何かが以外と最終的に重要な判断軸になるということを理解できている人には、是非、鑑賞してほしい作品です。
選びとる本や言葉が、実は自分自身の内面からく
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

4.1

、、、、、、、観賞後の心の中を、あらわす言葉がなんとも見つからない、、いえ、感覚としてはみつかっているのだけれど、
それを言葉にすると上っ面をなぞったようなとらえかたしかされないだろうと感じて、言葉に
>>続きを読む

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.8

主題からははなれますが、文豪 夏目漱石の月をもちいたセンテンスがあまりに情緒的で、気持ちがひきつけられました。
主題は、あまり深く考えずに名優の演技に引き込まれて楽しめたらよいのかも!!

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.2

世の中には、知らないでオトナになって良かったこともあるかもしれない。
けれど、知らずに今まできた自分を恥ずかしいと思い、悔いた気持ちになったことをこれほど思い知らされた映画はない。。かな。。是非観てほ
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

音楽と、その曲がうまれるまでの背景と、アーティストでいつづける苦悩が、うまくマッチングされて表現されていたのではないでしょうか。。主役の熱い演技も注目です。

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.0

『あの時、あの場所に時間をもどせたら、、、』と、誰しも一度くらいは考えた事があるはずです。
そんな願望を追体験できる映画といえるかもしれません。
そして、過去にもどっても、結局はその体験を通して感じえ
>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

アニメならではの登場人物をそれぞれキャラ立ちさせた表現力と脚本がすっきりまとまっている総合力で、子どもからオトナ世代まで楽しめる作品。楽しいだけでなく、人の心の機微を繊細に描くことで、オトナも笑いなが>>続きを読む

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.8

衣装の色をふくむ映像の美しさに魅せられた作品。人を狂わせる情動をひきおこすひとつ【恋】の威力を感じた。情動を品良くまとめた作品と言えるかもしれない。

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.9

人間の闇の部分が、限定された最低限の登場人物をベースに、巧みに表現されていた印象の映画。半世紀前の映画と感じさせない全体感が、時を超えて人間心理の時代に左右されない普遍性を感じさせられ、あとあと胸にジ>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

脚本の秀逸さと役者の方々の一生懸命な演技に魅了された

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.7

いろいろ切ない心情が描かれていた。東出さんの一人二役の演技が良かったにつきます。