夏野菜さんの映画レビュー・感想・評価

夏野菜

夏野菜

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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

英題どおり、原作から少しづつ脱線し、弾丸のごとく暴走していく。
般若のマスク勢がホームにずらりと並んでいる風景は、日本はおろか世界のどこにも見当たらないクセつよ描写。

アンラッキーでどんどんトラブル
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

3.5

男前2人に挟まれるユヘジンから伝わるやりづらさが面白い。

前作の南北コンビの間にFBIが入ることで、より複雑になった展開。
一級サスペンスとしても仕上げられるポテンシャルがありながらも、あえてコメデ
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.5

ローランドエメリッヒらしいCGを駆使した戦闘映像は見応え抜群な一方で、ローランドエメリッヒらしからぬシンプルでストレートなストーリー。
監督の個性を活かしてるのか殺してるのか分からなくなってくる。
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.3

無感情を装いながらも、隠しきれない小さな動きで感情を表現するクリスチャンベイルがさすが。

近未来の世界観と、洗練されたアクションのマッチ感が絶妙ではあるものの、超監視社会とレジスタンスの対立構造は、
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.7

失ったものを取り戻すことは出来ないけれど、補い合うことはできる。

オムニバスのようなキャスト層の厚さと、豊富なエピソード。
メインストーリーは前半、ウィルスミスが心病みすぎて、画ヅラとしてはかなり地
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

定点カメラを多用したアングル。
シャマラン氏はアクション撮るセンスないなぁと思っていたら、しっかり意味があって納得。

アンブレイカブルで説かれた、ヴィランの存在理由も面白かったけれど、今回のヒーロー
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Miss.リベンジ(2021年製作の映画)

2.5

最後の決着の付け方は今まで見たことのないパターンだったので、それだけは観て良かった。

むしろそれ以外は全くハマらず。
B級映画もそれなりに観てきているので、チープさだけで作品を評価しないようには心が
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

3.4

1 作目のオープニングで落とすエンディングが、最高にエモい。

硬派な刑事ドラマから、繊細なヒューマンドラマへ。
期待していた作風ではなかったものの、1作目の前後を描き、補完していく作業は、エピローグ
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.5

この手のジャンルでは珍しく警察が優秀。

覚悟を決めてからのジョデイフォスターのカッコ良さときたらそりゃもう。
羊たちの沈黙から続くパブリックイメージの安定性がえげつない。
フォレストウィテカー、クリ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

事件は会議室で起きてるんじゃないけれど、現場に行かなくても解決できる。

娘の交友関係が分からなくてパパが絶望していたけれど、SNSがコミュニケーションのメインツールとなった現代、家族の交友関係を把握
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ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記(2007年製作の映画)

3.5

前作よりも犯罪性が増した謎解きで、力技で対抗してくるエドハリスもいいライバル。

アドベンチャー重視の作風といったところで、ストーリーは前作の方が洗練されている印象。
黄金を見つけることが、リンカーン
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

最近の韓国映画のなかでも、エンタメ性を抑えたリアル路線の作風。
だからこそ作品で描かれているテーマがフィクションではなく、実際に韓国で起きている日常である現実感がひしひしと伝わってくる。

ハラスメン
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.0

生きる目的とは?
幸せの定義とは?
誰かに教わるでも与えられるでもなく、自分で見つけるしかない。

8年前の出来事も、空白の8年間も全く描かれていないので、エヴァの心情や言動に全く共感ができない。
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.5

異能をもった組織は一枚岩ではないようで、派閥なのか、独立なのか勢力関係がよく分からないまま進む展開がなかなか飲み込めない。
初めてZガンダムを観た時の感覚に近い。
結局回収しきれていないフラグもたくさ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

いつまでも成長しない女女しい性格と、醜く衰えてしまった肉体。
燃え続ける愛と、冷めてしまった恋。
変わるものと変わらないものがあるから、僕たちは衝突してしまう。

ライアンゴズリングはカツラで明確に時
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.3

思い出は思い出のまま、そっとしておいた方がいいものもある。

小学生の頃に観た以来の再鑑賞で、置いてけぼりにされた子供と愛嬌あふれる泥棒コンビのバトルがとにかく面白かった印象が残っている。

今回は設
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

エモさの向こうにある新境地。

前作と同じオープニングから始まるからこそ、実感してしまう時の流れ。
若い頃のパブリックイメージそのままの役を演じた1作目から四半世紀以上が経ち、周りからロートル扱いされ
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.5

学生時代の1軍と5軍が逆転したコンビ。
ドウェインジョンソンが黒幕なわけがないと思いつつも、ワンチャンあるかもと思わせる仕掛けが上手くて、真相が分かった時に逆に冷めるくらい上手い。

ドウェインジョン
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.6

食糧難で人口増えすぎるとマズい。
でも3つ子とか4つ子とか生まれすぎて困っちゃう。
大胆なのか繊細なのか分からない設定が面白い。

1人7役も最初こそ混乱するものの、個性豊かなコスプレと、順番に見せ場
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.6

命を燃やせ。
命が有限だと知っているからこそ、賭けられる命がある。

何時間も、何日も一局のことを考え続ける精神力。
ベストコンディションでも相当の体力を使うだろうに、難病と闘いながら、これだけのパフ
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.4

ジャケットから騙し騙されのサスペンス系の話だと思ってたら、実話ベースの伝記。

厳しい父親に反発するように飛び込んだ世界で、掴みかけた成功。
欲望を楽しむ世界だからこそ、規律を遵守して勝ち取った信頼。
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エボリューション(2001年製作の映画)

3.5

エイリアン版ゴーストバスターズっぽいなと思ったら同じ監督で納得。

複雑な進化系を辿りながらも、単一の生物のような振る舞いを見せるのが神秘的。
クリーチャーデザインもカッコよすぎずキモすぎず、感情移入
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.5

トミーリージョーンズにアクションをやらせないで済ませるアイディアが優秀。
若き日のKを演じるジョシュブローリンも、福耳とか似ていてビジュアル的にもハマり役。

3作品に強い繋がりがある程でもないけれど
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ホワイト・バレンタイン(1999年製作の映画)

2.5

文通という今はほとんどすたれてしまった文化。
固定カメラで取り続ける昔の韓国映画の作りさえもエモく感じる。
が、それだけで話はよく分からなかった。

過去回想でワンシーンだけ見せてくれるチョンジヒョン
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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

3.5

アルマゲドンでブルースウィリスが地球を救えなかった世界線の話。

主役2人の適度な演技あってこその作品。
キーラナイトレイは感情表現が豊かなんだけれど、やり過ぎてイタい人に感じさせない程度に抑えられて
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.7

生きずらくなってしまった世の中で、自尊心を忘れない生き方。

フィクションだけれど、実際に起きている話。
効率化、タイパが求められる時代。新しい技術についていけない人は置いていかれると分かっていても、
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ブレイブ ワン(2007年製作の映画)

3.5

ジョディフォスターのラジオ聴きながら寝落ちしたいよ。

ジョディフォスターとテレンスハワード。お互い気が合うようだけれど、最愛の婚約者を亡くしたばかりの被害者と、それを担当する刑事の関係なので、恋とも
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新しき世界(2013年製作の映画)

3.6

選択の連続の先に、新世界がある。

失敗は死を意味する世界で、試され続けれる信念と、強くなっていく絆。
ファンジョンミンが腕っぷしが強くて、仲間想いで、愛嬌もある非の打ち所のない最強キャラ。
ラストで
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.6

酒は飲んでものまれるな。

お酒で記憶が曖昧なまま事件の容疑者にされ、真相を追うサスペンスの展開と、アルコール依存に流されてしまうヒトの弱さを上手く描いた脚本が秀逸。
あのエミリーブラントの魅力をこん
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

スカイアクションから始まるオープニング。
のっけからテンポ良くて、トムホランドの身軽さを活かした動きは、原作ゲームの再現度高い。

謎解きというよりは騙し合い。
お宝を一人占めしようとする欲望が見え見
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.6

眠るように、恋をした。少しづつ、そこからは一気に。
原作の良さがビンビンと伝わってくる、素敵なセリフ回しのオンパレード。

病気と恋愛のかけ算なので、ある程度の青臭さは覚悟していたものの、前向きで爽や
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.5

スポーツ映画のつもりで観たら案外大統領映画。
マンデラ氏があれだけの崇高な精神をどうやって身につけたのかは割愛されていたけれど、モーガンフリーマンの人柄の良さだけでもう優勝。

弱小ラグビーチームがど
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インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

2.5

1作目を補完するための過去編として、潜入捜査をするに至った経緯は紹介されているものの、主役2人のキャラを深掘りするようなエピソードは感じられず、消化不足を否めない。

ラウとマリーの関係とその顛末が、
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

お客様は神様ですから。
厳格に身だしなみを気にかけ、赤ちゃんが男の子でも女の子でも対応できるように準備を怠らないおもてなしの精神。
平時から高いプロ意識が浸透しているからこそ、緊急時でも毅然とした対応
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.8

ロックとクラシックの融合が、天才を生む。

かなり早い段階で、オカルトな展開になりそうだと気付く。
それを自然に感じさせてしまうのが、音楽の力。強引な奇跡なのに、素敵に感じてしまうのだから不思議。
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ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

3.7

生意気でセルフィッシュなトムクルーズ。
正義心の隙間から野心が垣間見えるデミムーア。
エゴとプライドの塊のジャックニコルソン。
キャスティングがバッチリハマってるので、ストーリーも当然興味引くうえに会
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