なつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 73ページ目

SP 革命篇(2011年製作の映画)

4.5

間違いなく、日本のアクション映画に革命が起きました。
見所はアクションです。ストーリーはその次です(笑)内容的には野望篇の方が好きかな。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.1

2人が惹かれあっていく過程の、爽やかなストレートさと、ややこしい時代の、なかなか真っ直ぐには進ませてもらえない青春のバランスがいい。
自転車のシーンがすごく好き。

天地明察(2012年製作の映画)

3.1

うーん、悪くない。悪くないんだけど、原作が良すぎたよね。
じっくりじっくり時間を掛けて、人生を、旅を描いた原作を、駆け足で省略しちゃうと深みがなくなるというか、物足りないのに詰め込み感が否めないという
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御法度(1999年製作の映画)

3.1

BLなんて言葉もまだ無い時代に、もうこれは衝撃でしかなかったですよ。
内容なんて半分くらいしか頭に入ってこなかったよね(笑)
松田龍平の無表情加減も最高でした。

青い春(2001年製作の映画)

4.0

退屈な高校生活の中の光と影。
不良たちの日常。無欲なカリスマと、それを追い抜こうと足掻く、微妙な関係性。

松田龍平と新井浩文が醸し出す空気感が、観てる側を不安定な心地にさせる。

なのに大好きな作品
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.7

たまに無性に観たくなる作品。
暗い内容を、暗くなりすぎずに淡々と、でも優しく映し出す。
劇中に使われるボブ・ディランが最高にいい。つい口ずさんでいる。

中村監督&濱田岳コンビの作品は、優しくて切ない
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恋するマドリ(2007年製作の映画)

3.3

ほのぼの新生活。
雰囲気は好きだけど、特記する内容は…
ガッキーと松田龍平を堪能する作品。
私はピエール瀧を堪能しましたw

漂流街 THE HAZARD CITY(2000年製作の映画)

3.0

ミッチーが素敵。
チャイニーズマフィアとか似合うね。

ただ、作品として面白いかと聞かれると…
銃撃戦とか対決シーンはやっぱり上手いなと思うけど、最終的に何も残らない。

クローズZERO(2007年製作の映画)

4.5

雨の中、対決前の山田孝之のアップがカッコ良すぎて倒れそうでした…じゃなくて(笑)三池監督の撮るケンカは最高です!
画面の色は冷たいのに、熱があって、憎しみとは違う、譲れない痛みがあって。
ケンカしてる
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ヤッターマン(2008年製作の映画)

3.8

良くここまで実写化しましたよ!
ぜんっぜん期待してなかったので、セットから衣装、小道具に至るまで、本当に良くできていて、テンション上がりました。

ちょいちょいふざけたシーンが入るのも好きw監督、楽し
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.6

他校との戦いだと、完全に敵味方というか…どっちも応援したくなる!みたいなものがないので、キャストは豪華になってるんですけど、前作の方が好きですね。山田孝之の髪型も(そこは関係ないか笑)。

悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

原作が原作なので、どう映像化するのかと思ってましたが、あの尺で上手くまとまってたなーという印象。
好き嫌いが完全に分かれる作品。

伊藤英明の裏表ぶりが凄く良かった!
今まで見た伊藤英明でいちばん好き
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PARTY7(2000年製作の映画)

3.6

OPアニメがカッコいい、そして本編はオシャレに見せかせて、いい感じで抜けてたり、掴み所がない。
内容は何も無い!見終わっても何も残らない!でも楽しい!w

トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.5

野際陽子さんが最高ですね。

テンポよく分かりやすい謎解きと、お馴染みの2人のやりとり、ドラマファンはそのまま、初見の方は新鮮な世界観を楽しめるのではないでしょうか。

ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY(2002年製作の映画)

3.5

団地が舞台という、昭和な時代背景を懐かしいと感じられる人には、同じ団地に住むという距離感だったり、哀愁が心地いいと思います。
若い子が観たら、ただのふざけた映画かも(笑)堤さん筆頭に、しっかりふざけて
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恋愛寫眞 Collage of Our Life(2003年製作の映画)

3.7

広末涼子と松田龍平の柔らかさなのか、映像の力なのか、作品全体のあたたかい質感が好きでした。

劇中に出てくる膨大な紙焼きの写真達も素敵で、カメラを持って出掛けたくなります。

BECK(2010年製作の映画)

3.6

テンポのいい青春映画に仕上がってました。
ワンコが可愛いのと、蒼くん(サク)が可愛いのと(笑)桐谷くんのヴォーカルが良すぎます。CD化して欲しかったくらい。

コユキの歌唱シーンには賛否ありますが、私
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.6

この辺からスケール感がおかしくなってきたw
引っ張るなら、無駄にスケール広げないで、ドラマの流れのまま、番外編とかスピンオフとかで引っ張って欲しかった。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.8

賭けをして盛り上がる時の小学生らしい空気感、プールのツンとする匂い、鼻先を擽るような夏の風、ホースから跳ねてくる冷たい水飛沫、そして甘酸っぱい初恋。

賭けに勝っても負けても、花火を見るその表情は最高
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undo(1994年製作の映画)

3.6

繋がりたいのか縛られたいのか、それとも縛りたいのか。
分からないから、壊れていくのを止められない。
ストーリーらしいストーリーはなく、狂っていく愛のカタチが、岩井監督らしい映像美で映し出されています。

Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

岩井作品の中でも、薄暗い部分が全くない優しい作品。

天国に宛てた手紙だったのに、何故か返事が届く所から、話は始まります。
雪が美しい小樽の街と、中山美穂の透明感が印象深い。

PicNic(1996年製作の映画)

3.7

どこの国のどんな施設かもよく分からない。そこに収容されている3人が、外の世界に果てない夢を見て、塀の上を歩き出すロードムービー。

タイトルのような楽しいピクニックにはならないところが岩井俊二。
絶望
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四月物語(1998年製作の映画)

3.6

引越しに桜が舞い散るのが素敵。
ベタだけど、四月という特別な空気を感じる。

ごく普通の女の子、ごく普通のアパート、ごく普通の生活。
でもその中には人見知りの彼女の、不安や少しの戸惑いや、小さなときめ
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

2.8

毎日が誕生日と聞いたら、ハッピーな映画を想像しますが、それは間違いですw
壊れた世界観がずっと続いていく、何度誕生日が来れば、この映画は終わるのかと思いながら観てました(笑)
みどころは、俳優岩井俊二
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

少年という陰鬱で未熟な狂気。
小さなきっかけで、闇は簡単に生み出され、深く黒く拡散する。自分に巣食う暗闇を収束する方法を誰も知らない。

観た後に鬱々とする、でも忘れられない作品。
劇中のアーティスト
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.7

映像と音楽の中で始まる、冒頭から電車のシーンがすごく好きです。

家族とか恋とか友情とか、色々詰まってるんだけど、いわゆる青春の甘酸っぱさとかキャー!っていう感じとか、そういうスタンダードなものでは無
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