nawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.0

主題歌の『calling you』はあまりにも有名で知っていたが、映画はずっと見れてなかった…

さびれたカフェ付きモーテルの女主人と
余所者のドイツ人女性の心の交流

人柄の良さやマジックショーなど
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女は女である(1961年製作の映画)

2.6

色恋の映画は苦手だけど
不思議と全部見れちゃう
おしゃれさ

ぶつ切り音楽と切り替えで
テンポ良し

タバコをプカプカ、
すぐ泣いたりふざけたりするのに
とてもキュートなのはなぜ?笑

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

2.8


実話ベースな以上、
事実は小説よりも奇なりなので
現実の事件の凄惨さ
醜さには敵わないかもしれない

冒頭から演技や演出の
トーンがトップギアで
途中視聴を止めようかと思ったが…

でんでんも言う通
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東京物語(1953年製作の映画)

2.8

今見てもテーマ的に色褪せない
普遍性がある家族の物語

子供はいなければ寂しいが
ある程度の歳になると親は疎まれる

核家族が進む現代の
日本

小津安二郎 自身は独身だったそうですが
なかなかどうし
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アメリ(2001年製作の映画)

2.7

癖強めの不思議ちゃんばかり出てくる映画
周りの人のために奮闘するアメリ
けれど自分の問題には臆病になる

とまぁ、
一見おしゃれなフランス映画

ちょっとセクシーあり

女の子向け映画かもだけど
色々
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CUBE(1997年製作の映画)

2.6

何やら日本人でリメイクするとか…

マンガなんかでやり尽くされた
密室パニックホラーもの

されどセットと謎解き要素の完成度は
低予算ながら高く
エポックメイキングな作品

続編やリメイクは蛇足でしょ
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殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.0

殺し屋にランキングや
同業者同士の不文律があって
幻のNo. 1がいる…
男のコなら誰でもワクワクしちゃう設定

飯を炊く匂いが好きな主人公の殺し屋
死にたがりの美女など
キャラが立ってる

が、脚本
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.0

ビートルズわりかし好きだし
子供の頃聴いてたからこそ
楽しめた小ネタとかもあったけど…

全体として許せない部分が多い

個人的には駄作‼︎

というのも
脚本のリチャードカーティスの
ライトなラブス
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

2.6

イギリス映画?
不思議な印象の映画だった

芸大生には世界がこういう風に見えてるのか、はたまた妄想か…

止まった時の中に侵入してきたのは?

バイト仲間や悪友に比べて
主人公のリビドーが
芸術に向け
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.0

うーん、
アクションも演技も微妙かな…
殺し屋もキャラが立ってる感じしない

セットとかの美術は力入ってていいけど
全体として軽薄な印象

ヘルタースケルターはそこまで
悪くなかったと思ったけど…

孤狼の血(2018年製作の映画)

2.7

ビックリ、ドッキリ、ク○トリスじゃ!

役所広司は言わずもがな
脇を固める役者の演技も
いい感じ

コンプラ無視のヤクザ映画とか時代劇は
興行が奮わないのかもしれないけど…

もっと撮って欲しい笑
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

2.7

キリスト教的には
エデンで蛇に誘惑され
最初に禁断の果実に手を出したのは
女性であるイブであること

中世の魔女狩り 七つの大罪の色欲

ある種、女性を悪の象徴としてきた
歴史・価値観

とかがテーマ
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ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

3.0

珍しく
ドキュメンタリー映画

不法侵入などなど褒められる
行為ではないけれど

ある種独特の人間的魅力を感じる…

ファッションモデルやカメラマンなど
華やかな世界のように思われるが
一部のセレブを
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.3

情報過多な映画も多い昨今の映画に比して
説明を省いたミニマルな会話が
良くも悪くもストーリーをより難解にしていると感じた…

大筋はわかったけれども
誰がどこでいつ逆行しているのか
理解するためには
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.0

救いのない韓国映画大好き人間なので
楽しめた!
バイオレンス映画では
もう邦画は韓国に敵いません

市長はもちろん
チンピラや脇役の笑顔も最高で
こっちまで笑顔になっちゃった

韓国映画ばっかり見てる
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.0

時代劇と寅さんのイメージが強かったけど
山田洋次、素晴らしい監督だなぁ

黒木華さんの演技も好き
ついでにいうと妻夫木聡の軽〜い若者の
クサい演技(褒めてる)も好き

タイトルにもなってる小さいおうち
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なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

2.7

いろいろと文化的な隔たりはあるものの
ジュブナイル映画としては
いいですね

なんか恥ずかしくて直視できない部分も多々あり笑

ゲンスブールさんちはいろいろ特殊なんだろうけど、彼女自身は素晴らしい役者
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.0

昨今、人種を巡る問題は世界的に大きくなっていますが…
メキシコからの移民、アフリカ系アメリカ人ばかりでなく、ネイティブアメリカンこそが長く、厳しい歴史を持っていることを忘れてはならないと感じる…

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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

乱歩とか谷崎潤一郎を思わせるような
倒錯の世界観
日本人に対する"HENTAI“のイメージ笑

畳と本が湿気でダメになるでしょ笑
とかツッコミどころはあるけれど

先の読めない展開と
外連味たっぷりの
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.6

タルコフスキーはいわゆるシネフィルの人達や表現に関わる人々にある種の神格化されてる様なところがあり
一般ピーポーが批評しづらい所ではありますが…

映像は美しく
水の音、犬の声
ロシア的な素朴さとカト
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.3

最鑑賞

所々コミカルでありながら
人情に泣ける

虐げられた人々の救済の物語

キャスト、会話、美術のすべてが
個人的にかなり高得点です。

歴史的背景を理解していると
より楽しめると思いました。

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

絵的にはよくあるベタな終末モノって感じですが…

宗教的なとやかくは抜きに
ラストの大どんでん返しがいいです!

ゲイリーはこういう役いつまでもできるね

デンゼルワシントンは
座頭市イコライザーかな
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肉体の門(1964年製作の映画)

3.0

鈴木清順、小津あたりの日本映画も
見てみようと思い鑑賞

女の嫉妬とたくましさはすごいなぁ…

マッチョイズムと哀愁
闇市と女の派手なドレス
コントラストが美しいなぁと思った

ポルノ感は控えめ
ララ
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フューリー(2014年製作の映画)

3.0

実は見てなかった作品

ナチスが悪でアメリカが正義とか単純に
言いきれないけれど、戦争は狂ってます…

イノセントな青年が戦火のなかで次第に
麻痺していく…

戦車映画ってあんまり見たことないけれど
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それから(1985年製作の映画)

2.6

おだやかな松田優作って珍しい

高等遊民の暮らしぶりが羨ましい
いい時代の映画ですね…
衣装と美術だけでかなり満足できる

職業のない人間は堕落でいけない笑

ガーディアン24(2019年製作の映画)

2.0

まぬけ強盗団 vs イコライザー

強盗団みんなバカ
何にも考えないでみれるB級アクション

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.3

個人的には酒屋さんでバイトしてたので
チャミスル(焼酎)、発泡酒から
家族4人で就職だー
でSAPPOROになって、
最終的に豪邸のウイスキー、瓶ごと飲む
っていう生活レベルの変化が
細かくて良かった
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.6

支離滅裂な世界観
なんでも陰謀にみえる人っているよね…

ハリウッドが舞台で
ララランドやマルホランドドライブを
引き合いにだす人もいるけど…

そんなに高尚で映画通ぶった考察とか
出来なかった笑
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

2.6

偏屈なおじさんやらせたら
コリンファースの右に出る人はなかなか
いないね

車とファッションがよかった

話はまぁ、ウディアレンって感じだけど
そんなに性格悪い感じのオチではなくてよかった

肝心の霊
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ヨーヨー・マと旅するシルクロード(2015年製作の映画)

2.6

ヨーヨーマがメインではなく
楽団員それぞれの祖国との関係のはなし
情勢が不安定なイラン
文化大革命後の中国

人それぞれの背景を理解し
音楽で異文化交流をする
日本も自国の音楽文化に篭っていないで
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

2.5

大ファンというわけではないが
作品の世界観、雰囲気の独特のクセが好きなので鑑賞

イレイザーヘッドらへんの話が出てくるのは終盤

終始タバコ(アメスピ)を神経質そうに根元まで吸い、謎アートの制作に勤し
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ドッグマン(2018年製作の映画)

2.0

田舎の貧困は悲惨
田舎特有の閉鎖的なコミュニティ
遊び場が小さいスロット、ビリヤード場
娯楽が草サッカーしかない…

小さいおっさんがジャイアンに
何もできない

ジャイアン倒しても誰もほめてくれない
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

2.6

YSLの栄光とその影
天才の抱える産みの苦しみと孤独

LGBTへの理解のなかった時代
偏見と差別

オートクチュールからプレタポルテへの
変遷やモード
ファッション関係はさっぱり知らない素人だけれど
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回路(2000年製作の映画)

2.3

インターネット黎明期の
漠然としたコンピューターに対する不安

びっくり箱じゃなくて
ただその場にいるだけで怖い霊、というかシミ

ホラー映画としては一般受けしないのかもしれないが、黒沢清ワールドとし
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.4

期待値が高かっただけに拍子抜け…

展開が読める、というか暗に示されすぎ
画面が明るいからか死体の作りもの感も否めないし

ディレクターズカット版ではモザイクなしということだが…
モザイク入れられちゃ
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

2.3

予告で見たとおりの内容…
ゴア表現は頑張ってた!

いや…
たとえ宇宙人でも息子撃っちゃダメでしょ笑

子育て映画やな