冒頭からずっと面白い。アヴァンタイトルも含めて映画史に残る名オープニングシーンだ。当時のNYを知る入口で、ここから学び始めるには最高の楽しさ。恐るるなかれである。
過去と現在を行ったり来たりしながらでも螺旋状になって時は誰にとっても同じスピードで過ぎてゆく。アイスはなくなり、アライグマの餌も無くなり、誕生日はやってくる。向こうから近づいてくるのを、向こうから画に>>続きを読む
矛盾し、対立し、すれ違いあう思惑、信念、計略、感情、先入観、価値観、決断、妥協、合意が複雑に入り乱れ錯綜するという意味でのまさに政治的な映画。優れたエメラルドには内部に別の色が走っている。ジジがガスト>>続きを読む
こういう題材だと、批判的に撮ったり、そうでなくとも批判的に見られるように仕向けたりしちゃうが、ポールにとって辛い方向に物語映画のように展開していくこともあり(撮影や編集も物語としても見られるように組み>>続きを読む
会話する2人のツーショット、ここだ!という位置とアングルにカメラを置いてくる。切り返しなしでも映画撮れるくらい。だから会話シーンが常に面白い。幽霊なのに足のアップも決まってる。会話そのものも、不自然さ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何ものも止めることのできない物語が展開し登場人物と観客もろとも巻き込んで、感情の突如の起伏にも説明なしで画の力だけで持っていく演出で、ロッセリーニやカラックスを見ている気分。入江たか子が休日に同僚から>>続きを読む
大竹しのぶと明石家さんまの恋が伝えられていた公開当時より、いろいろあって別れたけど、番組で共演したり、子どもも含めてみんなで集まってたりする今見る方が何倍も味わい深いように思う。阿藤快と渡嘉敷勝男vs>>続きを読む