negikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

この監督の今までの作品は時代も場所もあまり現実味がなかったけれど、今回はかなり現実味のある作品。

登場する人物、動物、風景は相変わらず美しく、見たあとの充実感はたっぷり。
ただ、しばらくして見たこと
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妻の心(1956年製作の映画)

-

「あるある、こういうこと」と思うような場面が沢山。
脚本も繊細だし、役者さんの演技も繊細!
高峰秀子の、芯はしっかりしてるけど女性らしさを失わないところが良い。
不満を抱えつつも一生懸命気持ちの折り合
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人情紙風船(1937年製作の映画)

-

これもまた河内山宗俊と同様、聞き取れない台詞がたくさんあったのが残念。

話の流れから、最後は健さんと池部さんの任侠ものみたく2人で乗り込むのかと思った。
けど…

映画の終わり方と、山中監督の作品が
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河内山宗俊(1936年製作の映画)

-

台詞がかなり聞き取り辛かったのがすごく残念だけど、これぞ河内山宗俊という感じだった。
歌舞伎で当代の吉右衛門さんの宗俊を見たときも当たり役だと思ったけど、それ以上かも。

山中監督は20代で良くこれだ
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無法松の一生(1958年製作の映画)

3.9

勝新バージョンを何年か前に見て以来、2度目の無法松の一生。

黒澤映画の三船さんを見すぎてるからかテンポがそうさせるのか、「演じてる感」がかなりあった。
後半の年取ってからの方が自然な演技に感じた。
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流れる(1956年製作の映画)

4.1

成瀬監督の作品を見るのは「浮雲」以来2作目だけど、この人の映画かなり好き。
女の人の強いところ、弱いところ、良いところ、悪いところ、優しいところ、怖いところ、よく見て知ってて色んな方法で描いてくれてる
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.7

はじめの方は選ぶ映画間違えたかも…と思って見てたけど、いつの間にか引き込まれてて、最後には「主人公が次に何をやらかすかもっと見たい」と思うようになってた。

脚本が良くできてて、俳優さんたちも上手くて
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.7

家族が借りてきてて全然期待しないで観たら結構面白かった!
信じる力がある人って強いなぁ。
ヒューの格好良さは目の保養。

主人公が『キングスマン』のエドガー(だったかな?)役の人だとずっと気付かなくて
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

画面が暗くて入り込みにくかったけれど、途中から気にならなくなった。

作家のキャラとか言いたいこととかすごく伝わってくるので本読みたくなったけど、手に入れるの難しそう。

人が死ぬ場面で泣かなかったの
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

この監督の作品を観るのが初めてだったらもう少しスコア高くしたけど、3作目でもこのパターンは若干食傷気味…

初めての方には、可愛くて元気が出てオススメです。

これからどういう作品を作って行くのか期待
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.7

面白かったけど、実話ものに食傷気味だったのであまり感動はなかった。
実話ものって「これが実話だからすごい」という面白さがプラスされるので、映画としての面白さを評価するの難しい…

教会相手に良くあそこ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.1

面白かった。
現実はこんな風にはいかないよねと思う部分はあったけれど、物語がどう展開して行くのかが面白くて目が離せなかった。

予告では一人の女をめぐる激しい愛憎劇のように感じたけど、実際は人として生
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.6

アクションものかと思ったらスリラー(ホラー?)ギャグだった。
笑いどころがあまり笑えなかった。間とかテンポとか…

B級映画としては良くできてるのかな。
最初の10分でノリに着いて行けたら楽しめると思
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ステップ・アップ(2006年製作の映画)

3.6

内容はありがちだけど飽きることなく楽しめた。
主人公の男の子より女の子の方が前向きで悩んでもすぐ立ち直るのがいい!
男の子に頼りきってないのが珍しいなぁと。
こういうの見せられるとダンスしたくなる。

マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

3.6

男ってバカだなぁと思いつつその単純さがちょっと羨ましくなる映画。
ロードムービーやダンスが好きな人は楽しめると思う。

ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

結局黒幕はどこまでなんだろう。
元首相は知らずに操られていたとも取れるし、知っていて知らないふりを演じていたとも取れる。

また、何で元首相の妻は主人公をゴーストライターに推したのか。

整理したら見
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晩春(1949年製作の映画)

3.9

笠さんは大学教授には見えないけど、この人にしか出せない雰囲気があって、この人だからこそこの作品になったと思うとすごいなぁと思う。
男の人の思考回路ってやっぱり女性と違う。

原さん演じる紀子や取り巻く
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

それぞれのキャラクターやストーリーは面白かったけど、長すぎて途中早送りしたくなった。
もうちょっとテンポ良く進まないと飽きてしまう。
でも何だかんだで最後まで見れてしまうのはさすがだなぁと思う。
今度
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.6

長かった。
それこそ何十年も経ったんじゃないかと思うくらい長かった。

発想はマンガとかでもありそうだけど、それを映像でああいう風に表現したのは面白いと思った。

アン・ハサウェイの使い方がありきたり
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