段差インザダークさんの映画レビュー・感想・評価

段差インザダーク

段差インザダーク

花まんま(2025年製作の映画)

3.7

ファンタジー要素有りのの感動ドラマ。冷めない程度のコミカルなファンタジー描写がよかった。安藤玉恵さんの功績が大きいと思う。鈴鹿央二とわからなかったけど、カラスと話せるキャラもすんなり受け入れられたしお>>続きを読む

爆弾(2025年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

佐藤二朗圧巻。良すぎた。主演男優賞決定です。個人的に。彼の代表作になったと言ってもいいのではないでしょうか。キャストも皆いい。
ほぼ取調室の中での会話劇。佐藤二朗ってこんなにしゃくれてたんだってずーっ
>>続きを読む

愚か者の身分(2025年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

北村匠海が悪い役かぁイメージ合わない気がするけど新境地かなと思ったけど、ワルになりきれなくて「なるほど」と納得。髪おしゃれすぎ。
俳優が皆良かったなー。悪役も。金歯と坊主。
演技はもちろんリアルであれ
>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

期待していなかったが、なかなか楽しめた。
黒木華がよかった。魔性っぽい女性ではなく、頭が良さそうだがぽやっとしてる雰囲気もあり、何考えてるか読めない、腹黒そうでもなくフワフワしてて掴みどころのない感じ
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.2

重いですなぁ…
紡が希望というけれど、採算合わないわ。
これ観て「だから田舎は」って言うのは簡単だけど、自分は移住者を受け入れてうまく行ってる集落も知ってるから、田舎に嫌悪感をすぐ持つのは村八分と同じ
>>続きを読む

ある船頭の話(2019年製作の映画)

4.7

良かった。
サムネがホラー過ぎる…
名優は、その人物が実在するかのように、何十年もその人生を送ってきたかのように演じるのがすごいと常々思う。柄本明のシワとか日焼け具合とか、接客用の穏やかな笑顔とか、船
>>続きを読む

劇場版 チェンソーマン レゼ篇(2025年製作の映画)

4.5

世界観かっこいーなー。音楽も最高。
戦闘は速すぎて見えなかったけど。
ラストちょっと泣きそうになってしまった。
レゼ様のパンツの装着が急で、そこも漫画に忠実なんやね。同性でもパンチラは気になるもんで、
>>続きを読む

悪い夏(2025年製作の映画)

3.4

出演者みなよかった。
声高めのチンピラな窪田正孝はハマり役。
木南晴夏もノーメイクでガリガリでリアル。
生活保護周りの偏見やイメージをそのまま描いたような話。

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

2.0

メンヘラ女の鬱々とした日常が延々と続いて、まさに何を見せられてるんだろうという感想。離脱しそうになったけど、離脱してもよかったな。
河合優実の自然体はすごいけども。
ランニングマシンとかキャンプだホイ
>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

重いけど救われる話かと思ったら…
多々羅に出逢い、はやとに出逢い、一筋の光が見えた後の絶望の方が辛いのかもしれない
コロナ禍でこんな悲劇があちこちで起きたんだろうな。想像力が足りなかったかも。
母親役
>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

5.0

短時間でもこれだけ胸に刺さる映画が作れるんだ…
あ、でも以前『CARGO』(ゾンビ短編映画)も感動したな。
すごい。観て良かった。

吾輩は保護犬である(2024年製作の映画)

3.5

保護犬猫啓蒙活動という観点で、このドキュメンタリー映画を作り、自主上映会をしているのは、とても素晴らしく、尊い。
映画に出てきた保護活動をしてらっしゃる方々もすごい。
でも映画としては観づらい内容だっ
>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

4.8

学校以外に子どもにこんな居場所があったら幸せだ。。
そして年齢差の関係ない友達も宝ですな。
背景に映る犬や猫や鳩も微笑ましかった。
イル・ポスティーノとか、ニュー・シネマ・パラダイスとかを思い出す情景
>>続きを読む

でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男(2025年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーよりも怖い話だった。
原告側と被告側で180°かわる教師の人格。そして一度加害者のレッテルを貼られてしまったら、真実はどうあれそれが事実として人々の心に刻まれてしまう。
自分としてもこの元ネタの
>>続きを読む

ラブ・イン・ザ・ビッグシティ(2024年製作の映画)

4.0

予告を観て、「自分らしく生きる」とかなんとか言ってたので気になって鑑賞。
ジェヒの登場シーン。ヘルメットを被ってバスに乗ってきて、皆の注目の中、ヘルメットを取って髪をバサッと…スローモーションでどんな
>>続きを読む

朽ちないサクラ(2024年製作の映画)

4.5

面白いサスペンス系邦画は大概観た気でいたが、まだまだ知らない傑作はたくさんあるんだな。
杉咲花と安田顕なんて絶対裏切らないもんな。
めちゃくちゃ好きな話だった。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

頭脳戦の攻防がオセロのようでおもしろかった。
岡田将生のきれいな顔のサイコパスは見応えあり。

犬人間(2022年製作の映画)

3.2

初デートで遅刻をしてきてジャージだし、早々にスマホをいじり出すしで印象悪い女性が、一見完璧に見える闇を抱えた男に少し怖い思いをさせられる話。
想像を超える展開はないし、怖いシーンもなく、女性にも感情移
>>続きを読む

聖なる復讐者(2022年製作の映画)

3.7

犯人予想してなかったので、急展開でおもしろかった。
主演の人、一人二役なんね。
なんか目が小栗旬に似てた。演技上手で良かった。

マークスマン(2021年製作の映画)

3.7

絆を築きつつも、おじさんが少しドライでいい人になり過ぎない塩梅が良かった。
子役君は錦織圭似の凛々しい表情で、上手かった。

グッド・ストーリー(2013年製作の映画)

4.5

短くても物語がぎゅっと詰まっている。
悲しくも温かさも含む話が心に沁みた。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

主役の声が下手すぎて挫折…

俳優の声キャスティング、
・そもそも下手
・上手いけど声が浮いている、俳優の顔が浮かびすぎる
・めちゃくちゃ上手くて誰かわからんぐらい馴染んでいる
の3パターンに分かれる
>>続きを読む

閉ざされた森(2003年製作の映画)

2.5

登場人物が多い、画面が暗い、話が複雑で苦手な分野だった…
繰り返し観て理解できれば面白いのかな。
考察を読んだがそれほど興味を惹かれなかったので、再鑑賞はなし。

金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.0

優しい画と優しい声という印象。
主役2人の声が例によって俳優だったが、珍しく違和感を感じず、上手なんだと感心した。
犬と猫の登場が微笑ましかったが、もっとかわいくてもよかったかも笑
末永く幸せな夫婦と
>>続きを読む

悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.6

落下の解剖学に雰囲気が似てる。フランスだからかな?
よく辻褄が合った偶然だが、見応えあり。

1408号室(2007年製作の映画)

3.2

終盤終わりそうで終わらずが何度か続き、ちょっとくどく感じた。
サミュエルエルジャクソンは意外と活躍せずもったいない。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

最初の方、登場人物を把握するのに難儀したけど、面白い展開だった。
マルタと探偵さんが魅力的!
音楽も良かった。

Flow(2024年製作の映画)

3.6

低い猫の目線やセリフのない進行など斬新で、動物達のやり取りもおもしろかったが、期待しすぎたかも。うちの猫に似ていて、何度も溺れるシーンで辛くなってしまった。そして少し酔った。
展開はあるものの、延々と
>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.7

杉咲花は言わずもがな素晴らしい、題材も心揺さぶりそうなんだけど、演出だか脚本だか、なにかもう少し繊細さが足りないような感じ…
見た目重視で選ばれた志尊淳、いかにもな宮沢氷魚とか、ベタな展開が冷めてしま
>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

なるほどねぇ…と感心されられるラストだった。

かくしごと(2024年製作の映画)

3.2

おもしろくなりそうな題材で、サスペンス感も期待したが、共感出来ないような強引な展開と、ステレオタイプな悪い親の描き方に冷めてしまった。
重いテーマの割に浅い展開と終わり方で物足りない感じがした。