私の映画さんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

私の映画

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霧の中の風景(1988年製作の映画)

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この子たちを見てると痛ましいくらい切ない気持ちになる。
小さな弟を懸命に守ろうとするお姉ちゃんの、幼いながらの強かさが泣ける。だからこそってわけじゃないけどヒッチハイクしたトラック運転手のおじさんに強
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お盆の弟(2015年製作の映画)

4.0

しみじみと泣けてくる映画。
主人公のおじさん良い人なんだけどどこかつめが甘かったりいろいろと情けなく、性別も年代も違うのになぜだか自分と重ねてしまった。終盤、奥さんに色々と核心を突かれてるシーンで見て
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バーレスク(2010年製作の映画)

5.0

クラブで歌って踊る女の子たちの話。田舎から出てきた歌とダンスの才能溢れる女の子が主人公で、彼女が舞台となるクラブでのし上がっていく様を軽快に描いている。テンポよくストーリーが進み、ダンスや歌も迫力があ>>続きを読む

ひなぎく(1966年製作の映画)

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ガールズムービーの金字塔と呼ばれてる映画みたいだけど、可愛いという要素はあまりないように思える。
わたしの好きな種類の可愛さではなかった。
主役の女の子ふたりはいつもけだるそうで閉塞感で息詰まってる印
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クヒオ大佐(2009年製作の映画)

3.7

堺雅人演じるクヒオ大佐は胡散臭いし情けないしどうしようもない駄目男だけど、どこか憎めない魅力があってそこに惹かれる女性もいるとは思う。
幸薄い感じの松雪泰子はとてもきれいで、心が純粋でまるで十代の乙女
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

4.1

メランコリックな雰囲気とうつくしい映像。
ジュリエット・ビノジュが少女みたいだった。なんだかかなしくて好きな部類の映画。

ヘイフラワーとキルトシュー(2002年製作の映画)

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ヘイフラワーもキルトシューもすごく可愛い。
しっかりもので妹思いのお姉ちゃん、ヘイフラワーとお転婆で自己主張の強い妹キルトシュー。姉妹だけれど一番の友達のような関係がかわいかった。
自分がいつかこども
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恋のときめき乱気流(2012年製作の映画)

5.0

心も体も疲れてぐったりしたお休みの日の前の夜に観た。正統派なラブコメでハッピーな内容だし観た後とても元気をもらえた。テンポよく物語が進むし、音楽もポップで気持ちが上がるし、主人公を取り巻く親友とかお母>>続きを読む

毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

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強烈なものを観たなあという感じだった。主演の女優さんの女王様っぷりがすごかった。観ていてひやひやしたくらいのSだった。グラマーな身体をしていてガーターベルトが似合いすぎだった。最後の毛皮をまとってのダ>>続きを読む

花とアリス(2004年製作の映画)

5.0

好きな映画はたくさんあるけれど、そのなかでもこの作品はわたしにとって特別。始終春の柔らかな優しい日の光に包まれているような、淡くあたたかい映像もすてきだし、サウンドトラックも買ってしまったくらい音楽も>>続きを読む

三月のライオン(1992年製作の映画)

3.8

記憶喪失の兄と、兄に恋をしている妹が、兄が記憶を取り戻すまでの間、恋人関係を築こうとする物語。時代はたぶん90年代で、どこか懐かしい雰囲気のある世界観だなあと思った。テレホンボックスにポロライドカメラ>>続きを読む

ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン(2007年製作の映画)

4.5

とってもきれいな映画。
物語上でとくになにか起こるわけでもなく、物語は淡々とすすむみ、映画の結末でとくになにがどうにかなるわけでもない。
あいまいなかんじ。
でもそういう空気感が好き。
赤い風船と金髪
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.5

始終華やかで陽気な雰囲気。観ていて楽しい気持ちになれる。

双子の女の子の衣装や重めのボブカットが可愛い。とってもお洒落な映画で、可愛い要素が沢山詰まっている。

それぞれのひとたちがみんな出会うべき
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

5.0

こどものころからかなり好きなクレヨンしんちゃんの映画。ノスタルジーに溢れている。
過去の世界に閉じ込めようとするジョンレノン似の悪役の人は、きっと戻りたい過去があって、その過去がとても幸福だったのだろ
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キャロル(2015年製作の映画)

5.0

とてもうつくしい映画だった。
映像も、女優さんも。
静かな音楽もまたよかった。
恋というより愛の物語だった。運命的な出会いをして、互いに惹かれあって一気に燃え上がるような…人間の感情って不思議だな。こ
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

ものすごくよかった…。登場人物ひとりひとりがユニークで味がある。世之介は人間味があってあたたかい心を持っていて、誰とでも分け隔てなく接する、素朴でばかで人懐っこくとてもいとおしい存在で、こういう友達が>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

5.0

物語上でとくに何か大きな出来事が起こるわけではないのだけれど、心に深い余韻の残る映画。

人生における色々な種類の愛とか悲しみとか、人間の様々な深い感情がギュッと凝縮されたような。

素朴でありふれた
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

5.0

こういう人間の再生を描いた物語が好き。一度挫折をして再生をする期間って、ものすごく生きる力が湧いてくる。開き直りの力は、ものすごく強い。

「しょうがないから、明日もがんばる」そういう気持ちで自分の人
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ベイマックス(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ベイマックス…本当にいとおしい。やさしさは人間にとってやっぱりどうしても必要なものだから…。とってもやさしい映画。笑えるし。キャラクターもそれぞれ個性的でおもしろい。わたしもベイマックスと暮らしたい。>>続きを読む

メゾン ある娼館の記憶(2011年製作の映画)

5.0

衰退していくものの様をうつくしい映像で描いた映画。歓楽通りとおなじく娼館をテーマにしたお話だけれどなぜだかこちらの作品のほうがもの哀しく感じられた。おんなたちは髪が長く顔はきれいに化粧をし身体はみんな>>続きを読む