nenettoさんの映画レビュー・感想・評価

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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.2

音楽と若者、ドラックに飲まれる様、こういう展開はベタ過ぎるなぁ、とは思うけど、雷に打たれたように音楽にはまり、レアな音を掘りまくる。好きなものをひたすら追う事で自分の核が出来ていく。つまりは自信が持て>>続きを読む

グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.7

神戸ポートオアシス
未公開青春音楽映画上映会

紛争の絶えないアイルランドでいいおっさんがパンクの衝動に打たれ、レコードショップのみならずレーベルも作り、若いバンドを売り出そうと四苦八苦するんだが、
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

4.0

やっぱりホン・サンス好きやわぁ。
これ、ポカーン…となっちゃう人の方が多いのかもしれないけれども私は好きで堪らないテイストなのです。

映画監督と不倫している女優役を実生活で恋人だと公表したキム・ミニ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

拙い感想を書くのも憚られる素晴らしい味わい。
ティモシー・シャラメの美しさと、それを最大限に生かす画作り最高!

水際にもたれ、サングラスで恋に憂う瞳を隠すエリオ。その向こうに夏を満喫するオリヴァーの
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YARN 人生を彩る糸(2016年製作の映画)

3.6

編み物好きとしてはこれは絶対に観なきゃいけない案件だった。

所謂「手芸」の枠に納められがちな編み物をアートの世界に送り込むアーティスト4名の活動や考え方のインタビューで構成される本作の意図は「編み物
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愛の殉教者たち(1967年製作の映画)

3.8

チェコスロヴァキア・ヌーベルヴァーグ特集。
チェコといえばヴェラ・ヒティロヴァのひなぎくくらいしか知らなかったのだけれど、改めてチェコスロヴァキア映画の芸術性の高さに驚く。
台詞は殆どなく、靴音(この
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

どうやら過去のトラウマから声を発することができない女性、その生活は悲惨ではないけれども短調に過ぎてゆくものだった。
時は1962年と言うから、社会的に抑圧されて「声」が出せない人もたくさんいた筈なので
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.6

今年のベスト級の素晴らしさ!
何が凄いって、キャラクター造形がまず想像とまるで違うのだ。
娘を殺された母親の物語って事でナメくさった私は、「愛しい我が子をなくし悲嘆にくれ、やっとの思いで立ち上がる母と
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星くず兄弟の新たな伝説(2016年製作の映画)

3.8

その昔、愛読書は宝島というキッズ達はみんな星くず兄弟の伝説が大好きだった。
あれの続編を今作れるの?という不安もありつつ、旧作と続けて観られるタイミングだったので、一気見。

前半少しテンポが今ひとつ
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月夜釜合戦(2018年製作の映画)

4.3

これ、本当に面白かった。
面白かった〜!っていう言葉しか最初思い浮かばなかった。

それはそれは凄いエネルギーを注がれて産みの苦しみもあったであろう事がよくわかる作りだった。
そもそも関西人の中でも近
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.9

カウリスマキはもともと大好きでもっとも肌に合う監督の1人なので、そもそも期待値が上がってしまうのだ。
そのせいか、期待値を超えることはなかったんだけれど、いつになくカウリスマキの本気の怒りのメッセージ
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.8

ウディ アレンはあんまり観ずに来ていたのだけれど「これだけは観て!」と友人に勧められたので午前十時の映画祭にて観賞。

めんどくさい男!!(笑)こんなのやらしたらほんとうまいよね。
そしてダイアン キ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

復活のバディ!
前作を凌ぐパワーで繰り広げられるアクション。英国ものは、突っ込むスキがちょっとあるのがいいのよねぇ。。
スパイグッズとか(笑)

大物アーティストが素晴らしいパフォーマンスをめっちゃ美
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