わりと現実にありそうな設定だし、AIが心あるって感動ストーリーでよかった
事件としては残酷だけど、映像の魅せ方・音のつけ方でただ彼らの日常を見ているだけのような感覚に陥る
同世代の子と遊んだり野球したりする場面辛い、ふつうに暮らせていたらどんな人生だったかな
ストーリーは結構怖め(小学生だけで遭難する)だけど子どもだからこそ伝えられるまっすぐで全力な想いがキラキラしててぼろ泣き
おまえ実央のこと好きなんじゃなかったのかよ!素直になれよ!ってかんじで、実央が帰ってきてから駿の態度がはっきりしなくてモヤモヤした
カニーニとカニーノ:泣いた
サムライエッグ:泣いた
透明人間:泣いた
みんなちいさな英雄だね
あとエンディングがすごい
原作読んでないからよくわからなかったけど、陰のある綺麗な映画だった
青い照明に照らされた水槽が綺麗
そこにうずくまる秀一も綺麗
17歳の彼はきっとそうするしかなかったんだ
わけわからんのではなく、自分に知識がないだけなのである…考察さまさまです
神聖だけど闇のある雰囲気だいすき
映画のお話だけど家族や結婚のことも丁寧に描かれているから、この映画自体も東京物語とおなじように小津作品に通ずるものがあるなとおもった
さすがとしか言いようがない
物語はもちろん、光と影のバランスも素晴らしくて、おとよの目が猫の目みたいに光ってたのが印象に残ってる
聡一郎さんはめちゃくちゃ事件に巻き込まれて苦しんでるのに俊也さんは最近まで事件のこと知らなかったのすごいな
彼らにはそのときがすべてなのだ
可もなく不可もなく、それがすべて
自分のすべて、世界のすべて、宇宙のすべて
美しくてやさしくてあったかい
人の数だけドラマがあるね
映像もあったかいかとおもえばすごく冷たくて、儚くて惹き込まれました
田舎ってマイノリティに厳しいイメージで描かれることが多いから、ここはみんなやさしくてうれしかった みんなしあわせに暮らせますように