ZAKさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ZAK

ZAK

映画(263)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.0


圧倒的なスケールで描かれる超大作映画
一部のアラビア圏では公開禁止になっている作品。さぞアラブ人を風刺し、白人至上主義な作品だと思ったが、映し出されていたのは極めて傲慢で、目立ちたがり屋の一風変
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2


よく授業で第一次大戦の映像資料として、「西部戦線異状なし」を見せるのだが、新しい映像資料として、本作はうってつけだと思う。塹壕の生活を描きつつ、映像美も素晴らしい良作。

話の中身としても簡潔であ
>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.0


テンポ感はいいが、少し前情報がないと置き去りにされてしまう感じ

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.3


やたらおすすめに出てくる映画だと思い鑑賞。
監督ポン・ジュノ 主演ソン・ガンホは言わずと知れた名コンビ。
ポン・ジュノ監督作品2作目の今作は、韓国で実際起きた事件を元に作られており、2006年
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.9


やっぱり吹き替えが酷かった。
あとは終わり方がよくわからず終わる。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.4



カッコイイクリス・プラット目的で鑑賞。
想像通りかっこよかった。
ただ吹き替え版はクソである。
聞いていて不快である。やはり話題性ありきのタレント起用は廃止すべきである。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.9


三連休の中日に午前中から買い物に出かけ、午後はゆっくり新作映画でも観ようかとしてたときにかかってきた電話。
内容は仕事のミスを肩代わりしておけとのこと。それだけで憂鬱なのに、気になってた女性から
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.1


エドガーライトは音楽と親和性が高い作品を打ち出す天才。

まぁアニャが可愛いこと。そりゃ男性に狙われるわ。彼女のあざとさ全開の演技は見もの。

エリー役のトーマシンマッケンジーはどっかで見たと
>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.7


初め「インタヴューウィズヴァンパイア」だと思って鑑賞していた。

のちに「あれ?これ違う??」と思ったがニコール・キッドマンに誘われそのまま鑑賞

キューブリックの遺作として有名であり、当時夫婦であ
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


いやぁサム・ライミ感満載でしたね。
死霊のはらわたシリーズは未鑑賞ですが、スパイダーマンシリーズと青春を送ってきた私に取って、「このシーン見たことある」感の押収。

異様に人物の顔に寄る描写、
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0


前から話題になっていた本作。ようやく見ることが出来た。

テンポの良いアクションと、シュールな日常が上手く絡み合っていて、心地よい雰囲気になっている。

特に主役の2人は初見だったが、普通
>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.8



先日ドライブマイカーがアカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した。過去の同賞を受賞した作品を浚っていた時、本作と再び逢えた。

最初に見たのは確か大学卒業したばかりの23歳の時、それから5年の月日
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7


史実ものとしては、よく出来た作品だと思う。時代背景的にも、スペイン継承戦争の時代をよく描いているし、細部まで忠実。

ひとつの映画としてみたときにはどうしても単調になってしまうシーンが多かった。
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます


スローテンポの映画はあまり興味が無い。日本映画ともなれば、それは顕著である。だからこそ邦画のなかでも名作といわれる「おくりびと」「ほっぽや」などの映画は避けてきた。
今作も予告を見て、ゆったりし
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.3



高評価とは聞いていたけど、いい作品でした。現実世界とゲームの世界との組み合わせだったり、テンポの良いアクションだったり、軽い気持ちで見てたけど、後半はジーンとくるものがあった。

最後のゲーム
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0


結婚適齢期って言われる28歳の自分にとって、この作品は深く考えさせられるような作品だった。結婚したら見え方が変わるのかな?もっと深く味わえるのかな?と思った。

日本は明確な格差社会と私の大学時
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8


復讐ものなのにポップで、テンポがいいのが個人的には良かった。

マイナスだったのはR15にして、もっとスプラッタにしてもいいのかなって思う。

ニーナとのエピソードももう少し深堀すると映画全体
>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.9


レイチェル・マクアダムス縛り
アバウトタイムか、今作かを迷ってこちらを選択。
鑑賞後に両作ともレイチェル・マクアダムスが主演していることを知り、笑いが込み上げた。

本作なんのミスリードもなけ
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0


俺が知る中で少人数で、成功した作品って「ゼログラビティ」くらいだと思う。(あれは結果的にサンドラ・ブロックの1人芝居みたいなもの)
本作はスパイダーマンのグリーンゴブリン、ウィレム・デフォーと
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます


なんだよーーー最高の同窓会だよー!

そもそもさ、アンドリューが「俺今回出てないよ? 」みたいな事言うから「今回はアメイジングもオリジナルも出ないのかー」ってガッカリしてて、それでも作品が高評価
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.1



エドワードノートンの演技力には脱帽
同じ日に別のエドワードノートンの作品を見たけど、やっぱりこのエドワードノートンの方が好きだね。

リチャード・ギアといえば、トレンディな作品にしか出ない
>>続きを読む

幻影師アイゼンハイム(2006年製作の映画)

2.4


微妙
トリックの詳細がないのに、「はい。死んでませんでした-。」ないかなー。
エドワードノートンがもったいない

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.4


今年最初の1本
個人的に昨年の最初の1本は失敗だったので、今年は良作からスタートできてよかった。

2DとCG、実写を上手く組み合わせた作風が最大の特徴。ギャグも良いテンポで織り込まれていき
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.4


 まぁいい意味でも悪い意味でも普通でした。
良かったのは、作画が神かがってたところ。と乙骨くんの「純愛だよ」が聞けたところですかね。

良くなかったのはキャスティング。
緒方さんは
>>続きを読む

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

3.7


アル・パチーノの演技力が半端じゃない。
ぜひこの作品は字幕で見ることを強く勧める

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます


子供は将来贅沢品になる。

どこかの記事で見た一文。子供を1人育てるのに平均して1000万円かかる。平屋が1軒建ってしまう金額だ。

現実的で申し訳ないが、そういった意味では親が子供を思う気持
>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


「あれはすばらしい革新的な映画だよ」
大学時代の恩師が第一作目の『マトリックス』に対して放ったコメントである。
「ただ2作目からは駄作に成り下がった。」というおまけ付き。

正直自分の中で
>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.4



運命予定説 卵が先か鶏が先か

こんなに登場人物が少ないのに、複雑な話にする脚本には脱帽

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.8



サスペンスとしての見せ方はうまいと思うが、最後に行く前に何となく真犯人あいつじゃね??となってしまった。

ただ「え?お前もグルなの??」みたいなところもあったので、思いの外よかった。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます



ちょっとだけラストが拍子抜けだけど、途中までの緊迫感。終盤の「お父さんと同じになっちゃうじゃ~~ん!!」の心の叫びはいい意味で打ち消された。

デビット・フィンチャーだから構えすぎてしまったの
>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.7


ライアン・ゴズリングの格好良さが際立つ作品。彼はあんまりしゃべらない役のほうが個人的には好き。

全体的にスタイリッシュにまとまりつつ、スリリングなシーンはきちんと見せてくる。とある記事で「ベイ
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.9


ドゥニ作品には外れがないが、その中でも本作は集大成であり、1番わかりやすい作品であったと思う。

基本的な対立構図はアトレイデスとハルコンネンの二大お家争いでそこに巻き込まれたポールアトレイデス
>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


認知症の進んだ老人ゼフが友人の助けをかり、ナチの生存者に復讐する物語。
生存者はオットーヴァリッシュ。彼はルディ・コランダーというアウシュヴィッツ収容所のユダヤ人の名前を使い、現在も生きていると
>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

5.0


「すべての映画好きに贈る 2021年で最も素晴らしい映画」

テンポの良いカット割と、それぞれのキャラが立つ演出。人の集中力が持続する90分間、それすべてが全部ポンポさんが作品の中で言っていたこ
>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.5


映画史に残る名作として評価。
一度現代の感覚で見ただけではこの作品の凄さを知ることができないのがあまりにも皮肉。その時代の映像技術、脚本構成、時代背景、メディア変遷等を理解すればするほどこの作品
>>続きを読む