ngrさんの映画レビュー・感想・評価

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福田村事件(2023年製作の映画)

5.0

思ったよりフィクションまじりで驚いた。テーマがテーマなだけに、脚色部分がノイズになってしまった。
それだけこの事件の記録がない・抹消されてしまってるってことなのだが、いかにもすぎて偽史だと主張する人へ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

力技で泣かされてしまうので、正しく評せない、新海誠作品。
前2作よりも、価値観のアップデートを感じた。どちらかというと保護者目線になってきてるなぁと。
ジブリのオマージュも沢山あったが、同時期の『竜
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Winny(2023年製作の映画)

5.0

公開時話題になり、ようやくアマプラに追加されたので早速鑑賞。

“不器用な天才”、が“悪用の可能性があるものを開発”と『オッペンハイマー』にも通ずるかと。

「山があったら登りたい」―
そうした開発者
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

クリストファー・ノーランなら見るっきゃないし、きっと意味わからん理系ロジックで混乱するから予習もして。
被爆国としての矜持を持って。
鼻息荒目にIMAXレーザーGTを勝ち取り、後方腕組みシネフィルたち
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カントリー・ベアーズ(2002年製作の映画)

5.0

カントリーベアシアターに最近ハマって鑑賞。
設定は同じような、でもまったくオリジナルストーリー。
TDLのカントリーベアシアターにはアリ・アスターみを感じたけれど、こちらはジェームズ・ガンみを感じた。
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砂の惑星(1984年製作の映画)

5.0

ドュニ版DUNE part1の時点で、見ないままpart2が公開してしまい。
なんだかんだ、ちょうど同じところまでだったので、タイミング良かったかも。
ドュニ版で追加された/描けなかった視座がよく分か
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

自分なりのいい映画の要素って
・ストーリーが明快
・俳優が適役
・映像、音楽が心地いい
なんだけれど、全てオール5でした。

ティモシーシャラメ、スパイダーマンのオーディション行ってたと噂にあるが、影
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

5.0

差別のあり方を探るコメディ。
でもアメリカだけじゃなくて、日本でも起こってるような普遍的な話でした。
とにかく主人公がノンデリなのもいい。
いい感じにムカつく。
わざと50㌣みたいな?話し方してるシー
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ある男(2022年製作の映画)

5.0

安藤サクラの冒頭の涙シーン。

悲しい出来事があったとき、人ってこう泣くんですよ。日常のさり気ない瞬間に込み上げてきちゃう。
このシーンだけでもかなり良作確定。

安藤サクラは『怪物』といい、いい演技
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

是枝裕和×坂元裕二、あんなに楽しみにしてたのに劇場公開逃していた。
本当に映画館で見なかったことを後悔している。

自宅鑑賞につき、それとなく貪り食べてたベビースターが急に登場してきて、ヒッとなった。
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

5.0

深夜のレイトショー。
まだカウンターのお姉さんからチケットを買う、寂れたシネコン。
なんといちばん大きいスクリーンでかかる本作。
ブロックバスター超大作扱いかよ?!とおどろきつつ、ミッドサマー効果で優
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あなたの死後にご用心!(1991年製作の映画)

5.0

「ボーはおそれている」の予習で鑑賞。
メリル・ストリープが出てるとはしらず、知性を感じる美しさ、品の良さが素敵〜〜〜〜

均整された美術やエキストラの動きがアリアスターっぽさがあって奇妙で気持ちよかっ
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

映画としてかなり出来が良かったです。

スラムダンク、鬼滅あたりのヒットをかなり分析して作られてるのでは?集英社、向かうとこ敵無しすぎる。

スポーツ全般、かなり緻密な駆け引きをしていても、観戦してる
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

5.0

和山先生のファンで、全作品繰り返し読ますし、特にカラオケ行こ!は尺的にも映画化に適した作品だなぁと初見時から思ってました。
が、実際にキャスト発表されたとき、綾野剛か〜。と思ってしまった。

コミティ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

「アルジャーノンに花束を」みたいに始まって、だんだんと「CANDY」みたいになって、最後は「Barbie」になる、奇妙なおとぎ話。

ベラは、女性であることで、生き続けることができる。
これ、男性や醜
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

5.0

かなり挑戦的というか、大人向けの作品

おジャ魔女世代ではないものの、心に迫るものあり。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

賛否分かれていて不安でしたが、めちゃ面白かったです。
もしかしたらSF映画好きほど、退屈なのかも?笑

全編スクリーンセーバーのような美しさ。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

5.0

人類が滅亡すると言われたら、あなたはどうする?
Timothée Chalametの捧げる祈りのもと眠りにつく.......未だかつて無い最適解がここにあった.......!

アルマゲドンやディープ
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フレッシュ(2022年製作の映画)

-

バッキー!
カニバリズムの耽美さと、猟奇性はさることながら、ラストがそうなるかーっと感嘆。

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

5.0

シアーシャ・ローナンならみるっきゃない。ということで鑑賞。
近未来SFと倦怠カップルモノなんて、大好物でしかない。
ただ、これは倦怠カップルモノなのか?と途中で分からなくなった。
それこそが本作のギミ
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雪山の絆(2023年製作の映画)

5.0

ウルグアイ空軍機遭難事故は、以前グリザイアの果実のエンジェリックハウル章で知り、何度もWikipediaや関連動画を見漁っていた。
わざわざ悲惨な事故を取り上げて、感動ポルノとして消費するのかと懸念し
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

-

コンセンサスのために、観た。
想像より単純なストーリー。
でもキアヌ・リーブスに当て書きされたようなキャラ造形でカッコイイ。
俺TUEEEE!展開で気持ちいい。
ウィリアム・デフォーがカッコイイ!

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

5.0

ピクサーには珍しいラブロマンス映画だった!
ド直球の恋愛ものだとは思わず観たので、おどろき。
ピクサーは優等生なので、本当に最低限のクオリティは担保されてて、すごいね。
ポリコレだなんだで、恋愛を描か
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

5.0

城定監督映画はアルプススタンドのはしの方以来。ポルノ映画出身とは思えないほど爽やかな作品だったので、こちらは本領炸裂。

カルト宗教ものの中でもかなり好きな作品。
現代社会になにかしら不適合を抱いてい
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パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー(2023年製作の映画)

-

甥っ子の付き添いで鑑賞。
ワンちゃんたちがはたらくくるまに乗って治安維持するトンデモ設定と思ったけど、日本じゃあんパンが治安維持してるんだし、細かいことは気にするな。
(なんなら警察犬もいるくらいだし
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