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哀れなるものたちのngrのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
「アルジャーノンに花束を」みたいに始まって、だんだんと「CANDY」みたいになって、最後は「Barbie」になる、奇妙なおとぎ話。

ベラは、女性であることで、生き続けることができる。
これ、男性や醜い見た目だったらどうなんだろ。

その代わり、無知蒙昧であることが強制される。
彼女に知恵を授けるものだけ、生き延びる。
ベラ、ヴィクトリアの人生は、ひどく哀れだ。それに纏わる人々も。

これがいい結末なのか、と言われると微妙なところではあるが、自分の人生と重なるところもあり、マイベストとしてそっと秘めておきたい作品。
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