肉ックさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

いつかはいつか。いまはいま。

年末怒涛の邦画良作タイム。
役所広司はすごいなぁー。

晩年の人生がギュと詰まったモノを見せられた。ルーティーンになってる、パターン化された日常に少し羨ましさや、そうな
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.9

良い。良い。
今年はホラー不作な感じがあったが、最後の最後で良ホラーが来た!

降霊がドラッグのメタファーになっていて、悪い子はこうなっちゃうよ…的なナマハゲよろしく、しつけ映画とも取れなくもないが
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ある男(2022年製作の映画)

3.2

市子をみて、似たような設定だった気がすると見てみた。

実際は全く異なるもので、ずいぶんアッサリ、スッキリ終わった。(市子と比較して)

ラストの息子が一番良かった。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

2.0

8割エロ動画。

あなたの夢の中に入れてくれるなら
わたしの夢の中に入れてあげよう

原作山本直樹の勝手な注釈がTwitterに上がっていたが、少し面白い。

市子(2023年製作の映画)

3.7

木曜に見る映画じゃなかったと、後悔。

ネタバレせずに形容出来ないもどかしさ。鼻歌を口ずさむ部分の解釈は、人それぞれだと思うが、私は解放。

杉咲花の演技がえぐ。若葉竜也もすごい。

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

2.1

「正欲」とテーマが被っているように見えた、Xの正体はどうでもいいというのはわかるが…最後の最後でXが色々な人を操作して、自分の身を隠そうとしていませんか?穿った見方だというのは自分でも思うけど。

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.2

期待を裏切る事も、予想を大きく超える事もないが良作だった。

音楽は懐かしいものやゲーム音楽が多用されることで、評価が鈍っている部分もあるかと思うが全編楽しめるものになっていた。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.0

凄い不安を煽る演出は良かった。
これがNetflixpresentsなのは皮肉が効いてていい。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

衛星アニメ劇場でみたタートルズのイメージが強い。

故にエイプリルのポリコレ感は少し残念な所だったが、最終的にダメダメなエイプリルである必要性はあったと思う。

後半怒涛の如く山場が続く、ゴジラ-1.
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フレッシュ(2022年製作の映画)

3.2

奇跡的に出会った男性はカニバリズムの元締めだった話。

タイトルの入り方がカッコいい。全体的にグロの要素よりも謎のポジティブ演出でいい感じに映る解体シーン。

ジャケットは吉良吉影味があるが、とても静
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.8

余白があるって良い捉え方だけど、説明がされない不親切な映画。

考えれば考えるほど、重い、暗い映画だが、この無駄な余韻があるからこそ陰の方に引っ張られる感じがある…

今はめんどくせぇなぁ、という気分
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

ハードル上がりすぎた感はあり、こんな感じかと見てた。太田晃博が一人で作画したという戦闘シーンは素晴らしく山場はここぐらいか…と思っていたが

ラストとエンドロールでガッツリやられた。

「鬼太郎の誕生
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.8

いいなぁ…よくわからんけど。
思考をぶっ飛ばして持ってかれる
ああ、エドガー・ライトなのか。
納得。

Netflixのアニメを見始めて
なんだこのぶっ飛んだ話は…と
調べていたら実写があったのでみた
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かぞく(2023年製作の映画)

2.3

CMに惹かれるものがあったので見ようとおもっていたが、アマプラで配信されていたので…

話が入れ子になっていて、かつ説明台詞も無い。非常に不親切な作りで見るのが苦痛だったが

これは原作に忠実な作りと
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(2023年製作の映画)

3.3

織田信長と明智光秀の首は見つかっていない。

この部分を中心に、武士が首にこだわる滑稽さを農民出身の豊臣秀吉がコケにする構成。

たけし映画としての要素が多く詰まった感じ。大河ドラマは良い子がみるもの
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

3.4

ホヤ食べる映画

よくわからない感情になり、上手く説明はできない。良いものをみたとか、酷いものをみたとかそういう感じでもなく…まぁ、わからんのです。

怒りの元凶は大抵、妬み、嫉みだと思って生きると割
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.0

ゴジラ-1.0を見て、山崎貴の食わず嫌いを改めないとと思い視聴。

戦争モノなのだと思って見始めたが、どちらかというと技術者モノ。面白い。そして、もどかしい。

山本五十六がめっちゃ怖い。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

4DXで鑑賞。
よかった。

怖いゴジラ、カッコいいゴジラ。
素晴らしい。

主人公が、2度目の絶望を味わうシーンでの下からあおるカットが素晴らしい。音楽も合わせて、破壊神ココにあり!!

シーンのカ
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

2.7

やはり、ミュージカル調のいきなり歌い出すものは肌に合わない。

ポンコツAIということで、いきなり歌い出すことに対しての一応の意味付けはされているが、やはり無理なものは無理。

ストーリーはなんとなく
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

全く前情報なしで見たが、それがよかったのでネタバレはしないが…見ていてどうしても言いたかった事。

正常位を確認するシーンがあるのだが、地球規模で見れば後背位がマジョリティで、多勢に無勢が正とすれば後
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

邦題はマッコールさん、THE FINALということで一応完結?の様相。ただし、原題はイコライザー3だけのようで、まだまだ続けることはできるよう。

冒頭から、「あ、これシリーズちゃんとみてないと駄目な
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.0

一番許せないのは勘亭流フォント(おそらく)が使われている所。最初、目がバッグったのかとおもった。創英角ポップ体を使うと、資料全体が超絶ダサくなることよろしく、勘亭流もなんだかダサい。

ストーリーの既
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トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

モキュメンタリーとしては面白かったが
ホラー映画として考えると??

一番怖かったシーンが事務所の監視カメラを取るシーンとは…

考察要素はちりばめらているように思えるが、韓国人の名前を覚える脳の容量
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

端的にこの映画を表すなら
「滑稽」
の一言。

CMを見て、「レクイエム・フォー・ドリーム」のような鬱展開を期待したが内容は「神は見返りを求める」のような展開だった。

承認欲求の強い芸術家(?)の彼
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.3

西村ツチカ先生の漫画の映画化

この方の描く漫画はすごく上手い。絵というか線がすばらしい。
デフォルメが非常に上手く、それが存分にいかされているのが
この「北極百貨店のコンシェルジュさん」

Prod
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バレリーナ(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

女性版ジョン・ウィックと呼ばれていたこの映画。

冒頭、「ベイビーわるきゅーれ」始まったかと思ったがペットが友達におきかわった、女性版ジョン・ウィックだった。

所々、平面の画になる部分が気持ち良い。
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のホームのシーンは、楽しいものが見れそうだという期待が高まった。

しかし、話が進むに連れて妙な既視感が積み重なり、「井戸」が出てきた時点でそれは革新に変わった。もうどこからどう見ても「リング」の
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