にくみちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

にくみちゃん

にくみちゃん

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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.0

黒人キャラ、バディものの大体が詰まってる。
良い意味でも悪い意味でもマイケルベイに振り回されて終わってしまう。コメディ要素も多いけど、今となってはウィルはビンタの方がイメージとして強いから笑いの行き場
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.2

貧乏宿場町の乾坤一擲。
良し悪しだけど、ゆったりとしたテンポ感なので時代劇を見てる事を何度も感じる。シナリオもやはり何処か牧歌的だけど、うっすらと緊張感も続いていた。
誰も死なない七人の侍感。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.3

あまり熱心なファンではないけど鑑賞。
序盤 30 分が退屈だった。でもそれが終盤のカタルシスになった気もする。
演出や脚本などに絞って見ると意図が分かる気もするんだけど、やはりそれでも全体で見た時の機
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.7

ブルースウィリスがずっと可哀想。
本編でも触れられていたけど、見る人で感じる内容が違うだろうから感想戦が楽しそう。タイムループなのかそうじゃないのか、グッドなのかバッドなのか、論議は尽きないだろうな。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.9

起こるべくして起こった爽快感。岡田君はあとどれくらいバリバリ動いていられるんだろうと寂しさすら感じるくらい良かった。
一方で、ドラマパートは少し消化不良だった。三時間くらいあればなんとかなったのかなぁ
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.5

曖昧な世界の選択の旅。
よく出来てて前後半で割ってもそれぞれで成立してるレベル。笑えるけど皮肉の連打でしんどくもある。
どうなろうともファッキンチョイシスから逃げずに生きていくしかないんだよなぁ。

ロックンロール・ストリップ(2020年製作の映画)

3.7

何者かになっていく。
志す人、みんながみんなこうなれたら良かったのに。なかなか現実は厳しいけど。いやでも自分も頑張ってみるか。そんな気分になった。
演技は三戸ちゃんが良かった。みんながみんなあんな妹が
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シリアナ(2005年製作の映画)

3.5

石油を巡る各勢力の動向。
もう少し均等に不幸だったら最高だった。ラストシーンで殺されるとか。でもそうじゃないという事はそれもまた狙いなんだろう。
そうは思うけど、やっぱりもう少しエンタメ寄りの方が見や
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ロンドン・ロード ある殺人に関する証言(2015年製作の映画)

2.6

売春婦連続殺人事件が起きた片田舎の顛末。
歌自体は悪くなかったけどきっかけが分からずただ不気味。町という生き物がヒスって、悪い方法と良い方法を使い、半ば狂気的に売春婦を排除しただけに見えてしまった。狙
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ファイトクラブ・レディズ(2016年製作の映画)

3.0

女が暴力で色々解決しようとする。
シンプルな構成だし、良きところで暴れてくれるんだけど、それでも目に余る完成度の低さ。もっとなんとかなったろうと応援したくなった。惜しかったよ。
それはそうと明らかに合
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48時間(1982年製作の映画)

3.0

刑事と受刑者のバディもの。
上映前に当時の表現についての釈明のようなものがあったけど該当シーンが分からないぐらい多い。最早古典だけど、明確に線は引きつつも徐々に背中を預けていく感じが心地良かった。

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.6

スーパーでブロリー。
凄くなればなるほど凄さが分かりにくくなるバトルのジレンマから逃れられなかったように感じた。演出面も良いところもあったけどどうしても欲しがりになってしまった。劇伴に対しては特に。
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フェア・ゲーム(1995年製作の映画)

3.1

テロリストに狙われた弁護士と守る刑事。
シナリオは破綻しかけてるけど、爆破シーンなど終盤の演出で結構取り返した感じがある。オチから考えると意図的に雑に作ってたところもありそうとすら思った。あと久々に地
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.4

最高な時間の中の最悪な瞬間、あるいはその逆。
ともかく、起きた事にたくさんの人が傷付いているのは事実。中盤まであれだけオシャレ演出が多かったのにああいうモノローグに至るのは優しくないよなぁ。世の中厳し
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.3

悪魔の戦い。
クソ映画の二つ名に違わずとも見所はあったし、監督が見せたかったであろう構図もなんとなく感じ取れた。バベルの塔が全てだよね。
ゲストが多かったし……うーん、せめて現場では楽しく撮れてたこと
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

4.0

元マフィアとその家族が生活をする。
悪意がポップで良かった。業によるようなものも普遍的なものも全部ポップ。で、キレて粛清するから気持ち良い。このあたりはベッソンとスコセッシが良い感じで機能したと思う。
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.4

歴史的事件を捉えた記者と普通のタクシーのおじさん。
お金のかけどころでいまいち乗れなかった。地味さと派手さがムラになっていて、社会派でもエンタメでも良いけどもう少しどっちかに寄ってると見やすかったと思
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ビキニ・カー・ウォッシュ(2015年製作の映画)

2.1

問題児が始めるビキニ洗車ビジネス。執拗に差し込まれる洗車シーンに笑ってしまう。
何度もリタイアしそうだったけど峠を超えたら意外と良い方へ転がっていったのでなんとかなった。でもそれが作品に良いことだった
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.4

ジーグじゃないけどジーグ。
全部うまくいかないレオンのようなハードな展開で、マーベルで、ディーシーで、しかもダイナミックプロだった。ただちょっと冗長的で迫力に欠けるシーンが多くあったのも事実。熱くなれ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

ウルトラマンが戦う。
昔オリジナルを見たぞ、ぐらいの感じで見た。ワクワクしていたけどテンポ感は悪かったかも。キャラのイメージやデザインのリファインも自分は概ね好意的だけど東京モード学園みたいなラスボス
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セブン(1995年製作の映画)

4.3

対象的な 2 人がバディを組み最悪な事件を追う。
もう 5 回くらいは見てるけどまだ面白かった。
自分自身のらしさを全うしようとすればするほど人や世界の不完全さが浮き彫りになっていく様が残酷でもあり美
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金メダル男(2016年製作の映画)

3.6

1 番のワナビー。
コメディタッチだけどシビアなシナリオだと思う。演出の優しさが際立つからこれからはチャンスがあったら人にちゃんとおめでとうを言おうという前向きな気持ちになった。
舞台っぽさが取れてる
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ターミネーター(1984年製作の映画)

3.3

未来から試練が訪れる。
どうしても t2 の印象が強くて思っていたよりずっとサスペンスだった。今見るとエキセントリックにも見えるシナリオだけどちゃんと面白い。主要キャストがタイプは違うもののみんなメン
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スタートアップ・ガールズ(2019年製作の映画)

3.3

それぞれの立場から一つのプロジェクトに向かっていく。
キャラを分かりやすくするためか誇張、単純化が強い印象。それに引っ張られてか話もちょっと単調に感じた。
世の懇親会、ミーティング、打ち上げがああなれ
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瓜二つ(2015年製作の映画)

1.5

瓜二つ、らしい。
多分、答えを想像して楽しむんだと思うんだけど、どう想像しても辻褄が合わなくてモヤモヤした。整合性を飛び越えようとする何かも自分には感じられなかった。楽しみたかったな。残念。

ザ・インターネット(1995年製作の映画)

2.8

追い詰められるハッカー。そういえば当時はパソコンの言いなりになっておかしくなっていく人間社会を描きがちだった気がする。
展開が乱暴だった。男に弱すぎるしその男も弱い。終始逃げてるかメロメロになっていた
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密偵(2016年製作の映画)

3.4

義烈団の悲哀。
レジスタンスとして見るかテロリストとして見るかでいったりきたりしてしまった。あるあるは大体分かったけど、急に演出が雑になったりしたところが気になる。あとソンガンホは困れば困るほど良い。

SING/シング(2016年製作の映画)

3.4

動物が歌で夢を目指す。
二度三度見たけどやっぱりフリの部分が苦手。キャラにもその家族にも引いてしまう。昇華できてないようにも感じるけど終盤の畳み掛けは好き。
キャラと曲も答え合わせみたいにハマっていた
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アンラッキー・デイ(2016年製作の映画)

2.6

窃盗犯がゴタゴタに巻き込まれていく。
コメディタッチだけどクライム要素と噛み合ってないように感じた。結果ブライアンが一人勝ちしたように思う。限られたコストで精一杯やった感は少し心地良かったけど……。

万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(2014年製作の映画)

3.0

超人的な鑑定士とポンコツ記者のバディ物。
冗長的な一方で人物描写の不足感もあってチグハグな印象が強く残った。そうせざるを得なかったであろう原因も分かるけど……でもなあ。
音響、美術面のバブリーな感じは
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.7

タクシーの運ちゃんを中心にした都会の話。テレビシリーズ未視聴。
駆け足気味だからキャラと名前が一致しなくてモヤモヤしたところもあったけど、演出と劇伴が最高で、終わってみれば些細な悩みだった。エンドロー
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注射針をブルーシートで(2017年製作の映画)

1.8

小世界で起きる嫌な出来事が積み重なっていく。
キャラクタ。シーン。演出。効果的だったのかは疑問。縦軸の強度が足りてなかったように感じたというか、結局何を伝えたかったのか分からなかった。エンディングにし
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

陰キャの星、バットマン。とリドラーの話。
これまでのメディアで散々描かれていたゴッサムの再現は新鮮さと既視感が両立していて凄い。
ネックに感じたのは長さ。もっと長く丁寧に描いて欲しかった気もするしもっ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

危うい男達の危うい一体感がヤバい。
どうにも低予算感は拭えないので軸になってる部分はチープかも知れないけど、演出やキャストに目を向けるとそれを逆手に取ったような良さが眩しく見えた。淡白で平坦な dj
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教誨師(2018年製作の映画)

3.6

幾人かの死刑囚と教誨師の密室劇。
容疑者と被害者などの大きな違い、更に宗教者、見栄や嘘吐き、パーソナルな部分に至る小さなものまで人は色々なもので隔たれているなと思う。そういう点で自分と他者は同じような
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劇場版総集編 オーバーロード 漆黒の英雄(2017年製作の映画)

1.8

予備知識無しで鑑賞。
テレビや原作で盛り上がったところを切って貼ってつないだのかなという印象。多分カットになってしまったところも見ないと楽しめないんだろう。
理知的なキャラが局面を理解できてなかったり
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