哲akaジョニーデッブさんの映画レビュー・感想・評価

哲akaジョニーデッブ

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kocorono(2010年製作の映画)

3.8

北海道のバンド、bloodthirsty butchersのドキュメンタリー。
開始早々、ボーカルの吉村が契約に関してなのかぶーたれている。
その他、色んなところでぶーたれてる。
他のメンバー(田渕ひ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

Night on the planetみたいな映画なのかなって思ってたら序盤から「あれ、違うな…ちょっと微妙かも」って思ってきたけど、
結局最後まで観ちゃった。

ほろ苦い男女のストーリーに懐かしさと
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.1

コーヒーとタバコと意味の無い会話。

この世で最も必要でないものを楽しむことこそ最高の贅沢だと思う。

私はタバコを吸わないけど、
夜、コーヒーを飲みながらこの映画を観ると最高に脱力感を感じるので良い
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シェイン 世界が愛する厄介者のうた(2020年製作の映画)

3.0

ポーグスのボーカリスト、シェインのドキュメンタリー。

ロックの文脈とは違う角度から酒とタバコとドラッグで身体を壊していった男。
どんなにダメになろうとも、どんなに落ちぶれようとも、何故か許してしまう
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The Public Image Is Rotten ザ・パブリック・イメージ・イズ・ロットン(2017年製作の映画)

3.5

public image ltd.やジョン・ライドンが好きであれば間違いなく気に入る映画だと思う。
逆を言えば、それ以外の人にはどうでも言い映画だと思う。

形式はいたって普通のバンドのドキュメンタリ
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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

4.5

この世の中でビッチが最強であることを教えてくれた素晴らしい映画。

ビーチバムが素晴らしかったハーモニーコリンの作品ということで観賞したが、
ビーチバムに通ずる海と酒と大麻とオッパイとお尻が満載の素晴
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あっちゃん(2015年製作の映画)

3.8

終盤、何故30年以上もニューロティカを続けているのかという話で、
酔っ払ったあっちゃんが死んでった19人の仲間の名前を挙げていったシーンは胸が熱くなった。
そこにUMEちゃん、HIDE、TAIJIのX
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.0

基本的にメイヘムやその周辺のブラックメタルの実話に則っている映画。

個人的に何より面白かったのは、
ブラックメタルを題材にした映画の音楽をシガーロスが担当していること!
だから、わりと(特に後半は)
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

5.0

いやー、もう不真面目で最高!
酒とマリファナと女に溺れてたらどん底に落ちちゃったけど、
なんか適当にやってたら上手くいっちゃった!
内容ないし、メッセージもないし、真面目さも皆無!!!

太陽と海と音
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.5

男の友情と精神的ホモは紙一重なんだなって思った。
ただただデヴィッドボウイと坂本龍一が美しい映画だった。

ボウイが頬にキスをして坂本龍一が「ひゃー!」って失神するシーンは笑いを通り越して涙が出た。
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

4.3

光の点滅でトランスを起こす現象は、
30代の私の世代でいうと「ポケモンショック」と言えばピンと来るだろうし、
もう少し上の世代だとシンクロエナジャイザーとかそうなんじゃないかな、
もっと身近なものだと
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爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

4.0

ストーリーとかメッセージなんていうのは皆無、というか意味はない。
とにかく、スピード!
スピードだけの人生。
音楽も車もバイクもとにかくスピードだ。

スピード、暴力、初期衝動の全てを詰め込んだ作品で
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

映画館で予告を観た時、
「多分、一生観ないタイプの映画だろうな」と思っていたけど、普通に面白かった。

年齢や立場、性格、性別など観る人によって感想が違う映画なんじゃないかと思う。
10年前の自分が観
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.3

ダニエル・ラドクリフa.k.a.ハリー・ポッターがクソリプばっかしてたら悪い人達に拐われ、二丁拳銃に改造されて殺人ゲームに参加させられる。
どこを切り取ってもB級の匂いしかしない清々しいほどのB級映画
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

とにかく綾野剛と市原隼人のブシが強烈で良い映画だった。
綾野剛の顔を見てるだけで満足出来るぐらい、素晴らしい顔芸だ!

市原隼人は、何をやっても市原隼人なのである。
つぶらな瞳ゆえ、怒っても悲しくても
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.5

観るまでどんな映画なのか分からなかったけど、
観た後もどんな映画なのかよく分からない映画。

でも、それがいい。

誰の中にも佐々木はいて、
みんな佐々木が大好きで、
佐々木を求めてる。

自分の中で
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

何もやる気が起きず、
映画館に行く気力もなく、
とりあえず持て余す時間を消費するためと適当に選んで観賞した。

古きよき(良いのか?)汚いNYを舞台に、
貧困と思い通りにいかない生活にノイローゼになっ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.4

ニコラス・ウィンディング・レフン監督の代表作。

単純なストーリー(旦那が刑務所に行ってる人妻に惚れて、出所した旦那を助けようとしたらトラブルに巻き込まれた男の話)をいかにロマンチックに見せられるか、
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.3

わりとカラッとした印象。

とにかく、どぎつい色と光のセンスは、
ザ・蜷川実花って感じでよかった。
フェティッシュ過ぎる料理の撮り方がもうサイケデリック過ぎる!
正直、この映像を堪能するだけでも成立す
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.2

ファンの人には今のうちに謝っておく。
決してバカにしているわけではないです。


序、破、Qと続けて観てみたんだけど、
今まで女のためのエヴァに乗っていたシンジくんが今回は男のためにエヴァ乗っていた。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

所々にTVアニメ版と違う部分が出てきて「あれ、こんなんだったっけ?」と思っていたら最後に全然違う展開になって混乱してるうちに終わった。

途中、青春ドラマの甘酸っぱい恋心的な展開になっていて「エヴァっ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

基本的にはテレビで放送したアニメをそのまま映画にしただけで、
「あぁ、確かにそうだったよね」と遠い昔の記憶がよみがえった。

大人になって見返してみると、
分かることも多く、

シンジくんが「(エヴァ
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その男、東京につき(2020年製作の映画)

4.0

ラッパー般若が誕生から武道館までの道のりを本人と関係者のインタビューを中心に構成されたドキュメンタリー。
ドキュメンタリーって、よほどその主題を好きでないと退屈に感じてしまうものですが、中だるみもせず
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デソレーション・センター(2018年製作の映画)

3.0

80年代LAのパンクムーブメントでひっそり起きていたイベントとその関係者のインタビューを中心としたドキュメンタリー。

「砂漠でライブやったら面白いかも!」

ミニッツメン誘って砂漠でイベントをやる
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

3.5

お前の常識は他人の非常識で
他人の常識はお前の非常識。

当たり前なことを論ずる映画で
どこに着地点を置くか気になりながらみていて、妥当な結果だと思うし、
納得いく人もいれば納得いかない人もいる。
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

世代的にこういう観た人それぞれに解釈を持たせるような小難しい話のアニメを観ると「あぁ、エヴァンゲリオンね」と単細胞的な紐付けをしてしまう癖があります(勿論、アキラの方が先だけど…)

序盤で「あぁ、狂
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燃えよドラゴン ディレクターズ・カット版(1973年製作の映画)

3.0

カンフー映画のクラッシックとして有名だが実は今まで観たことなく、
そもそもカンフーやブルース・リーにも詳しくなく、
何故か劇場でやっていたので観てみた。

この映画はとにかく顔芸を観賞するのに尽きる。
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

5.0

どうせクソ映画だろうと思いつつも特に観るものがなかったのでとりあえず観賞。

…ところがこれ…めっちゃ最高!

「正義を振りかざす狂った金持ちが"人狩り"をうんたらかんたら」ってストーリーはありきたり
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

5.0

般若がデリヘルの店長役というだけでウケるので観に行ったのだが、
想像以上に面白くて驚いている。

デリヘルを舞台にした映画なんだけど、
人の数だけストーリーがあって、
みんなそれぞれ色んなものを抱えて
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相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

3.0

「毎日交通事故ですよ。体重200キロある力士もいるし、それが全力でぶつかってくるんですから」

パワーワード過ぎる言葉が飛び交う大相撲のドキュメンタリー。
力士の強靭さに唖然とし、親方や力士の言葉に背
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彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

4.0

シンプルで美しい映画だった。

可愛い女性と踊りと裸、そしてレディオヘッドのクリープ。
私の好きなものを全て詰め込んだ瞬間、それ以外はおまけである。
シンプルなストーリーだからこそそれらのシーンが際立
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.2

何かにこだわり、それを生き甲斐にすることは素晴らしい。
ただ、それを捨てたとしてもその人の価値が無くなるわけではない。
人には色んな側面があって、
罵倒する人にも良いところはある。

ゆるいリズムの映
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.5

中国との死生観や文化の違いを楽しめる映画だと思う。
おばあちゃんがうるさいババアだし(笑)、
所々に出てくる中国の大雑把さも面白く、
良いところばかりじゃないけれど、結局は祖国、そして家族は変えられな
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.5

ソフィア・コッポラの映画ってロストトランスレーション以来なのであまりどうこう言えないのですが、
夜の街を映すのが上手いなぁって思うのと、
大したことない話をロマンチックに描くのが上手いなぁって思いまし
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

5.0

序盤、「リアル版mid90sじゃんw」って思っていたけど、
徐々に話はよりハードな方に行く。
家庭内暴力の傷と向き合うセラピー的な映画だと思う。
どんな境遇の人だろうといつかは自分と向き合わなければい
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0

前情報が良かったので期待して観に行った…こういうパターンって結構肩すかしをくらうこと多いけど、期待通りの感動する映画でした。
もう、映画館ですすり泣く人の音が気になるくらい(笑)

母と娘の心暖まるド
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