mameさんの映画レビュー・感想・評価

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ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

3.4

映画というよりアート。
自分でも聞き取れるフランス語が心地よかった。視覚も聴覚もフランス純度120%、ゴダールは死んでもなお芸術。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.1

かっこよさの塊。自分たちで創り上げている空間に痺れる。
デヴィッドバーンのエゴ(良い意味で)が要所要所で垣間見れ、また途中に挟むトムトムクラブめちゃかっこいい!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

心が温かくなる、これに尽きる作品。
全てが丁寧で愛おしい。
平山の日々のルーティン、規則化されているようで実は周りの環境(自然や人たち)の微々たる変化を誰よりも、何よりも鋭く感じ取れる優しさ。
そして
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.7

とても鮮やかな自然音に心が豊かになった。あまりの心地よさに途中とてつもない睡魔に襲われたけど…
全体的に丁寧に描かれていた。
牛が可愛い、というか出てくる動物が全部愛らしい。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

最高!すごく刺激的、これは確かにR18、というのも内容を落とし込めるのはまだ成熟されていない学生にとって危うく取られてしまいそうだから。

エマストーンの圧巻さといったら!
はじめは胸糞悪い、男性的主
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった!くだらないしあり得ないけど、疲れている時って同じ日の繰り返しと錯覚してしまうよな…と思った。
何度も日々をやり直す度に虚無感に襲われて、脱却した瞬間は最高に気持ちよかった!
部長、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

夏休み、オーストラリアから帰国する飛行機内で鑑賞。
疲れた脳みそで理解するには難解だったけど、トランジットしたベトナムで解説を読んだら「あぁ!なるほど!」とめちゃめちゃ納得!クリストファーノーラン凄い
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.2

公開から一ヶ月後?くらいに観に行ったものの記録できておらず。
過去のジブリ作品寄せ集め、増刊号、みたいな感覚。
ストーリーはあんまり良く落とし込めなかった、けど宮崎駿の新しい趣向?的な、新しい境地みた
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

ティモシーシャラメを愛でる映画。
あんなに歌って踊れるとは!
ストーリーとしてはイマイチ。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

初めてのアキ・カリウスマキ作品。
終始喜劇的で心地よいクスッと感があった。
劇中の色味の使い方、家具や装飾、音楽、全部好み。
過去の作品も見てみたい🇫🇮

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.5

ウェスの世界観120%
演劇の真髄、というか、表現の豊かさをひしひし感じてしまった
映像、セット、俳優、劇中歌、全てにおいて手を抜かない完璧主義
ウェスの映画は随所に可愛さがあってとっても好き

怪物(2023年製作の映画)

4.6

すごい映画だった。
どうしようもなく、伝えたいのにうまく伝えられない、そんなもどかしさがずっとあるような感覚。

子供視点の展開(もし3部にするのであれば最終章)でつっかえていたものが少し消化されたよ
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

チープなVHSの映像になんとも心を持っていかれる、始まりからどこか父親の持つ影の部分が引っかかっていて落ち着かなかった。
父親にとって娘のソフィーは愛おしさと同時に眩しすぎて目を背けたくなる部分が共存
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

序盤、友達の指を噛みちぎっちゃうシーンからサリーと出会うところあたりでかなり後悔した。
自分はスプラッター系ほんとダメなんだなと実感しつつ、冷や汗出しながらも頑張って見ていたけど、段々とストーリーに愛
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.0

初めてのギヨームブラック、
ずっと心地よい感覚で観れた作品。

突拍子もない始まりで旅に出て、そこから描かれる流れが「あ、フランス映画だ」と思わずにはいられない。
男子3人、そして彼らと関わる人たちの
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

大変よかった。
題材としてもとても良い、子どもたちにインタビューするというラジオジャーナリスト、それはとても希望が持てて美しい職のように感じられた。
アメリカという大国で暮らす子どもたちの思考はリアリ
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アネット(2021年製作の映画)

3.8

終始必死についていく感じだった。
ロックオペラ、なるほど…というかっこいい撮り方で、とにかくアダムドライバーが最高!
闇堕ちする男、ハマりすぎてて震えた。
もう最近はアダムドライバーに釘付けになってし
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

見ていてほんとに辛くなってしまった…
それくらい主演二人の演技が自然で素晴らしくて。
愛し合って結婚しても、お互いの人生は巻き込めないものがある、それは愛しているからこそ、お互いが妥協できないものでも
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

村上春樹はちゃんと読んだことがなくて、なんとなく難しい描写から無意識に避けていたんだけど、今回のこの作品はすごくスッと入ってきた感じ(原作と映画は多少違うけれども…)

西島さんの声と霧島さんの声、こ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.6

グロテスクな世界だけどそんなに嫌いじゃなかった

次回作も気になる終わり方だった

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.5

住人の濃さとか自由さとかいいよねぇ、と思うけど実際は絶対に住めないなぁ、でも浪漫がある。
吉田寮、一度見に行ってみたいなぁ。

須藤蓮の佇まいがなんか好き。

ANIMA(2019年製作の映画)

4.0

実験的な音楽性とコンテンポラリーなダンスのミックスがすごいよかった。

トムヨーク最高!!

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

そうゆう結末なのね…!となんだかアイロニー感溢れててよかった。

ディカプリオさすがです、ジェニファーローレンスのクールさ痺れました。

これを見たくてNetflixやっと入ったけど、ほんとに入ってよ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.8

待ちに待ったウェスの新作🇫🇷

完璧な世界観に目が追いつかない、
どの章もクセとかアクが強すぎるけどちゃんとまとまるの凄い。

色彩が贅沢でロマンチックなのとモノクロームでムーディーなの、その使い分け
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音楽(2019年製作の映画)

3.6

絵がシュール

古美術の森田、熱い魂のこもった演奏がずっしり響いた…!

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.6

やっと、鑑賞!
これはスクリーンで観れてよかった、デヴィッドバーンかっこよすぎる!

バンドと観客の一体感、やっぱアメリカっていいなと節々に感じた🇺🇸

哲学的でコンテンポラリー、要所要所でアートを感
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