わたろーさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

わたろー

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あの頃。(2021年製作の映画)

4.3

 今泉監督作品は「愛がなんだ」以降は見るようにしています。すごく好きな監督です。これで良いじゃないですか。最近はニワカだなんだ、古参がなんだとマウンティングをしたがる人も多いですが、好きなら好きで優劣>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.0

非常に面白いです。胸糞展開なんですけれども、演者も裏方も一体となって素晴らしい作品となっています。

 不満点を明確なネタバレは避けつつ先に処理しておきます。学校が描けていません。たとえば、あの学校は
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.7

 公開時期的に否が応でも「ヤクザと家族 The family」と比較せざるを得ないんですけど、どちらも素晴らしい作品です。

 ヤクザと家族は文字通りヤクザの世界、ヤクザの視点から社会を描き、年月の経
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.8

予告編を観て物凄く気になっていた作品でした。どうやら“異食症”と呼ばれる、どんなものでも呑み込んでしまう女性というインパクトと「どうしてそんなことするの?」という興味で観に行きました。いや〜不謹慎なが>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.3

 「この世界も悪くないと思った」このセリフがコロナ禍の我々に突き刺さる映画でした。“いや、ゾンビまだまだおるけど…コロナも収束せんかったらこの世界になるんか…”という想いもありつつ、“確かにそうだよな>>続きを読む

私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

この映画観て子どもほしいと思う人は度胸があるなと思います。AKBのドキュメンタリー観てもアイドル志望する人もいるくらいだから、女性って色々と根本的に男とは違うのかなと思ったり。自分が独身なので、結婚す>>続きを読む

劇場版 殺意の道程(2021年製作の映画)

3.6

"計画"という言葉、「パラサイト 半地下の家族」を見た後だと何かどことなく深みが増すというか。とはいえ、完全犯罪には綿密な計画が必要で…。

 バカリズムさんらしい、そこに焦点をあてるの?と思わせるい
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スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

2.5

異世界の子どもが放り込まれて、それが一時的に脅威の存在となりつつも、子どもに愛着を覚えて、最終的には…という流れは、SF版モンスターズインクと言って良いでしょう。

 とはいえ、長尺の割にはベタ中のベ
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.6

僕の好きなアーティスト「amazarashi」の『祈り』という曲に、こんな歌詞があります。

僕らは無力だと 暗闇に祈るのが 本当に無力とは信じないぜ

 この曲自体は、東日本大震災を受けて作られた曲
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恋する遊園地(2020年製作の映画)

3.8

もう設定が魅力的じゃないですか。それが実話に基づいた話だと知ってより深みが増し、何から何までが初めて経験する映画体験ばかりで、非常に面白かったです。

 遊園地のアトラクションに本気で恋をするというお
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.6

基本褒めです。よくできてます。なので、最初にほぼ唯一にして最大の不満点。詳しくはネタバレになるので避けますが、上映開始のシーンと終盤のシーンが見事にシンクロします。となると、開始5秒くらいで「ヤクザと>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.7

清原果耶ちゃん贔屓の僕なので、もちろん観に行こうと思っていた映画なのですが、公開直前になっても清原果耶ちゃんの場面写真が上がってこない、予告編にも出てこない、果たして本当に彼女は出演するのか?なんで3>>続きを読む

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