わたろーさんの映画レビュー・感想・評価

わたろー

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セブン(1995年製作の映画)

4.6

ちょっと凄すぎたか…今さら見たけど名作と語り継がれる理由がわかる。

箱の中身は何でしょう?をやらなくてももうちゃんと伝わるだけの演技と演出。おしゃれな言い回し。決定的に相手役の刑事が助けないのも良い
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.6

ちょっと凄すぎたか…。

ガラスの靴でぶん殴ってくるシンデレラ・ストーリー。娼婦に対する容赦ない目線と、進むも戻るも悲哀な未来を想像してしまうラストの切れ味に打ちひしがれる。けど思い返すとロシアのギャ
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Broken Rage(2024年製作の映画)

2.0

僕にはありあまる ハンマーで殴りかけるところ以外はもう本当に無だった

正体(2024年製作の映画)

3.0

紛いなりにも死刑囚であり脱獄してきた彼のことを「やってないと信じたい」という動機だけでここまで動くかなあとは思うし、それぞれの登場人物との出会いもダイジェスト的だなあとは思ってしまう。逃走するたびに変>>続きを読む

ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

5.0

松村北斗がいるのも相まって、まるで新海誠の実写版のような真っ直ぐな愛の世界。坂元裕二脚本に共鳴する松たか子。つまらないわけがない。

タイムトラベルして過去を書き換えるというありふれた設定だし、愛の始
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満ち足りた家族(2024年製作の映画)

4.2

ラストに近づけば近づくほど胸糞展開になって面白かったですね

血縁だの日常生活の共有してようが子どもを大人がコントロールしてる気になったら・コントロールできる気になったらいけないなと思いますね

韓国
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(2025年製作の映画)

4.1

『PERFECT DAYS』が綺麗すぎるなと思った部分を補ってくれるような老いと欲とのせめぎ合い、虚構と現実の狭間に苦しみつつも楽しむ感じ、敵=メタファー、役者の佇まいの艷やかさ、吉田大八監督らしいス>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

4.3

銃乱射事件の加害者の両親と被害者の両親が対話を通して…というあらすじから想像できる結末は映画をある程度見てる人間からするとあって、そこはもう想定通りに進んでいくんだけど、とにかくヒリヒリ感が伝わってき>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

2.5

流し見するにはいい程度なんだろうけど、それにしても後半は説明セリフの応酬でだれちゃった印象。

濃い顔だと言われてる人の濃さがそこまでじゃなかった。阿部寛とかツモるべき。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.1

タイムリープものも『2分ごと』という枷でこんなに面白くなるんだっていう驚き。舞台っぽいけど、京都の貴船で…というところは映画にしかできないところ。

SFが苦手なのでオチはピンとこなかったけど、どうい
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

最早懐かしい日本を切り取った映像としても価値の高い映画になってる。映像がきれい。

必要とされていない2人が必要とされつつ、絶妙な距離感を保っているところが良かった。

アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

3.6

これも実話ベース。男性の無自覚さと自覚的な女性への目線を描く。キャッチーさとシリアスさの塩梅がもう少しどちらかに振り切れている方が好みかな。

連続殺人鬼のビジュアルは面白かったし、恋愛番組の女性の質
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レッド・バージン(2024年製作の映画)

4.5

「哀れなるものたち」を昨年ベストにした僕からすると大好物な題材。となると二番煎じのように見えて評価を落としてしまいがちだけど、本作は史実を下にしているという下支えがきっちり効いていると思った。

母親
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バジーノイズ(2023年製作の映画)

3.0

海や空の撮り方が『silent』『海のはじまり』の監督(演出)だなあという感じ。青い映画だった。

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.1

後半のパワーを明確に感じられたけど、自分のコンディションのせいか単純に起伏が少なかったのか、中盤はウトウトしてしまった。セリフ無しなのに感情が伝わってくる演出💮

言えない秘密(2024年製作の映画)

3.0

ラストのピアノは劇伴重ねなくて良いんじゃないかなと思った。古川琴音のヒロインは新鮮だけど、危うさがあるのが良い。