銃乱射事件の加害者の両親と被害者の両親が対話を通して…というあらすじから想像できる結末は映画をある程度見てる人間からするとあって、そこはもう想定通りに進んでいくんだけど、とにかくヒリヒリ感が伝わってき>>続きを読む
流し見するにはいい程度なんだろうけど、それにしても後半は説明セリフの応酬でだれちゃった印象。
濃い顔だと言われてる人の濃さがそこまでじゃなかった。阿部寛とかツモるべき。
タイムリープものも『2分ごと』という枷でこんなに面白くなるんだっていう驚き。舞台っぽいけど、京都の貴船で…というところは映画にしかできないところ。
SFが苦手なのでオチはピンとこなかったけど、どうい>>続きを読む
最早懐かしい日本を切り取った映像としても価値の高い映画になってる。映像がきれい。
必要とされていない2人が必要とされつつ、絶妙な距離感を保っているところが良かった。
これも実話ベース。男性の無自覚さと自覚的な女性への目線を描く。キャッチーさとシリアスさの塩梅がもう少しどちらかに振り切れている方が好みかな。
連続殺人鬼のビジュアルは面白かったし、恋愛番組の女性の質>>続きを読む
「哀れなるものたち」を昨年ベストにした僕からすると大好物な題材。となると二番煎じのように見えて評価を落としてしまいがちだけど、本作は史実を下にしているという下支えがきっちり効いていると思った。
母親>>続きを読む
海や空の撮り方が『silent』『海のはじまり』の監督(演出)だなあという感じ。青い映画だった。
後半のパワーを明確に感じられたけど、自分のコンディションのせいか単純に起伏が少なかったのか、中盤はウトウトしてしまった。セリフ無しなのに感情が伝わってくる演出💮
ラストのピアノは劇伴重ねなくて良いんじゃないかなと思った。古川琴音のヒロインは新鮮だけど、危うさがあるのが良い。
教育に携わる人間として、実話ベースであることも含めて希望になるような映画だった。
成績至上主義、学習指導要領至上主義よりも、子供の知的好奇心をくすぐること。子供に自らの可能性について肯定させること。>>続きを読む
会話のテンポが小気味良くて、それでいてそれぞれのキャラクターが面倒くさいのがいい。血縁主義の映画は苦手だけど、いい塩梅だった。
最後の最後まで父親が出てこない演出に、最後のアヒルの歌👏
斎藤が斎藤に似せて斉藤になる瞬間が良かったですね
ストーリー的には最早復讐とかどうでもいいというか、アイドルのシーンの構図が良くて(アイドルオタク経験者)そっちのシーンを求めてる自分がいた。『真夜中>>続きを読む
努力が実らないスポ根映画として、素晴らしい作品だった。
これだと生ぬるいけど、『モンスターズ・ユニバーシティ』を想起した。マイクは努力をするのに自分の限界を悟ったら、諦めて己にできることをするという>>続きを読む
川沿いのベンチで繰り広げられる会話劇。キャストも豪華だし、演出も丁寧で、3,4話は動きも大きいから飽きさせない作りになってるし、良い短編集でした。
やっぱり自分は脚本家:生方美久が紡ぐ言葉の繊細さと>>続きを読む
脚本があまりにも喋らせすぎていてせっかくの映像的不穏さが弱まってるところと、ガンアクションはベイビーわるきゅーれ3のほうが良かったので。つまらないというわけではない。
前田敦子が己の身の程について吐露するシーンは語らせすぎだと思うし、それに対する2人の受け方ものれなかった。
当たり前の事として、キャラクターに合わせて海に行っても肌を露出しないというのをどの映画も踏>>続きを読む
ムズい。これ以上を求めると「エンタメ通ぶりやがって」と言われるだろうラインのギリギリ。全体的に面白かったけど、映画としてみるとどうだったんかな…と思う。
テレビ局主導の映画や、テレビドラマの続編・ス>>続きを読む
もともと「共感」を軸に映画の良し悪しを判断するタイプではないけど、あまりにも登場人物の生きてる社会に僕が身を置いたことがないし、主人公に感情移入することもないのに、最後まで惹きつけられるということは、>>続きを読む
吃音の彼の眼差しはスケート少女。少女の眼差しは男性コーチ。コーチの眼差しは同棲中の彼氏と二人のアイスダンスのプロデュース。
少年少女がアイスダンスを始め、心の壁が溶け出す刹那の輝きをカメラが逃さない>>続きを読む
ロケ地の中野にはもう怖くて行けねえ…
「スパイの妻」の黒沢清も好きだけど、「CURE」の黒沢清も好きだなあ…ということを再認識させる1本。
決定的に何かが起こるのは包丁を使った2回くらいで、それ以>>続きを読む
ぼざろ新規すぎて『EDアジカンじゃん!』と上がったけど、オリジナル曲を生業としてる(文化祭もカバーはしなかった)アニメのラストが別アニメの手垢もついた(僕街…好きなアニメ…)曲のカバーで良いんか?と思>>続きを読む
毎回やってしまう『期待値の高さゆえにハードルを上げてしまう』にハマったことによるがっかりなのか、純粋に作品の出来が自分の好みではないのかがまだ咀嚼できていない。
『殺さない彼と死なない彼女』『恋は光>>続きを読む