Nさんの映画レビュー・感想・評価

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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

4.5

数ヶ月振り、産後初めての映画鑑賞。
途中で双子に手を取られ
ぶっ通しで見続けることが出来なかったものの
ゆらゆらと漂うような
心地良い余韻が残っているくらい印象深いものがあった。
色々な家族の形、それ
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母性(2022年製作の映画)

4.5

母と娘という関係性。
娘でありながらも母でもある立場、その逆も然り。
どちらの関係性も立場も
母が生きている限り、そして子どもを授かれば
女性全てが経験をすること。
娘という立場から母という立場にも
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透明な私の青春ダイアリー(2021年製作の映画)

4.0

内気だけど芯がある強さがあって
明るい部分を沢山持っているテテ。
自分のことを最初から敵と見て
攻撃をしてくる相手に
負けずと立ち向かっていく姿は
より芯がある強さを感じたし
誰にでも出来ることではな
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

4.0

後半、まさかの展開にさらにまさかの展開で
スッキリとするどんでん返しが面白かった。
洋画、っという感じの全体的に青春要素たっぷりな部分も
見所だと思うのだけれど
ドレアとエレノアの
何が真実なのかわか
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.5

女性の真の強さと美しさが
生まれ持った顔の痣を通して描かれている映画。
痣を通して見てきた人の本質。
痣があったからこそ見ることが出来た人の本質。
そういった部分にとても共感をした。
痣を隠すことはせ
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.5

ベタと言えばベタな映画なのだけれど
この映画だからこその魅力が
しっかりと詰まっていて見応えがあった。
真織を中心にそれぞれの立場の辛さや優しさが溢れていて
誰が一番だとかの話ではないと思うのだけれど
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

原作を読んでいないから
映画のみの感想になってしまうことが
勿体無いな悔しいなと思うほど引き込まれた。
抱えきれないほどの切なさと同時に
不完全燃焼さも感じた。
それはきっと文くんの心情をもっと知りた
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.5

燻んだグレーとピンクをベースに
黒と白が少しだけ混ざっているような色合い。
明るすぎず暗すぎずな照明。
映像からしてとても好みだった。
先が読めないような展開と
それぞれの独特な個性が
気持ち良く調和
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結婚(2017年製作の映画)

3.5

ディーン・フジオカだから
見れた部分は正直大きいと思うのだけれど
ファンからしたら目の保養。
こういった役がハマるのは
生まれ持った美貌と才能だと思う。
全体的に評価があまりよくないけれど
男性にとっ
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2ハート/命という名の贈りもの(2020年製作の映画)

5.0

実話に基づいたものだということもあり
愛する人達が生きてそばにいることは
当たり前なんかではないということと
命の大切を改めて知ることが出来る映画だった。
"生き方は2通りある
奇跡の存在を否定するか
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今宵わたしと眠る人(2023年製作の映画)

2.5

後半のあっさり感や展開には
少し残念さを感じてしまったのだけれど
自分の立場を忘れ
愛というものに抗うことが出来ない葛藤や
揺れ動いてしまいながらも
満たされる幸福感といったものの
描かれ方は好みだっ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

ここのアプリとネトフリが
全力で推してきたから
予告とあらすじを見てみたら気になり鑑賞。
掴みどころが無く
敢えて悪く言えば空っぽで
誰よりも孤独を抱えているちひろさん。
そんな彼女の
裏表が無いよう
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.8

現代の若者によくあるような
仕事と恋愛に良くも悪くも左右される日々を
汚い部分が多めに描かれている映画。
絶好調な幸福にある裏が
いつの間にか表に出てきていて
崩壊に進んでいくドロドロとした男女の関係
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百花(2022年製作の映画)

3.8

動画配信をずっと待っていた映画。
良くも悪くも想像とは違ったのだけれど
ラスト20分は特に見入った。
記憶を失っていく身内のそばで
自分は逆に記憶が蘇っていく...
そんな噛み合わない状況に
どれだけ
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

4.0

青春ラブストーリーとサスペンスが
混合したような物語。
原作である小説の言葉を
そのまま台詞にしたような
まるで詩を読み上げているような
そんなシーンが多めで好みだったし
原作へのリスペクトのようなも
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

4.0

目線、動作、喋り方、拘り、パニックに陥った時の症状諸々
適切な言葉ではないかもしれないのだけれど
バカにすること無く
敬意に似たようなものを感じさせる
演技力と表現力を
ここまで違和感が無く出来る塚地
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記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

4.5

生きていく上で誰にでも備わり
蓄積されていく記憶。
忘れてしまいたい記憶や
忘れてしまった方がいい記憶は
誰しも、そして私にもある。
実際に私は歴代の恋人で何人かとの記憶が曖昧。
少なからず思い出の1
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イン・ビトゥイーン(2022年製作の映画)

4.5

人によっては非現実的な内容だと感じると思うのだけれど
"亡くなった人からのメッセージ"っという面に関しては
何度か経験をしてきたからこそ
共感出来る部分が多かった。
直接的なメッセージではなくても
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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

4.0

"明日"が来ることは
当たり前なんかではないということを
教えてくれる映画。
間違っていると自覚しつつも
素直な気持ちから目を背け
蓋をしてしまうことが
本当に大事にするべきものを
どれだけ自ら失って
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.0

他の人の評価とレビューを見る限り結構低いけれど
確かに私にもあまり刺さらない映画だったなぁっと...。
キャストが豪華故にまだ見れた、っという部分が正直ある。
ただその中でも良さを挙げるとすれば
極限
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.5

私としたことが
小松菜奈ちゃんが出ている映画は
全て見ていると思っていたら
これはまだ見ていなかった...。
彼女の容姿の魅力は勿論のこと
演技が本当にだいすき、特に目と雰囲気の演技。
視聴者側に数秒
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犬王(2021年製作の映画)

4.5

犬王の声を初めて聞いた瞬間に
え、この声は...!?っと驚きと同時に
予想通りのアヴちゃん。
声優さんを見ずに鑑賞したから
ある意味サプライズだった。
友魚の声優さんである森山未來。
2人の歌がそれぞ
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

4.0

内容としては
非現実的なきっかけではあるものの
ふとしたことがきっかけで
別次元での経験から得たことが
本来発揮される場所で
活かす勇気に変換される、っということは
現実でも珍しくはないことで
毛嫌い
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シニアイヤー(2022年製作の映画)

4.0

諦めないポジティブな考えと
ある意味ぶっ飛んだ行動力は
取り戻すことの出来ない
過ぎ去った時間を巻き返し
未来に繋げてくれるきっかけになるのだなと
勇気を貰った。
何かを始めるにあたって
少なからず適
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

4.0

希望に満ち溢れた未来を目の前にして
予期せぬ妊娠が発覚し
産む選択をする道と
妊娠は勘違いで終わり
希望に満ち溢れた未来を進む道。
それぞれの人生がテンポ良く描かれていて
見応えがあった。
人それぞれ
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心のカルテ(2017年製作の映画)

4.0

心の病はダイレクトに身体へと現れてしまうということ。
完治までの道のりは長く険しく簡単ではないということ。
心と身体は表裏一体だということが
とてもわかりやすく描かれている。
同じ病気を患っていても
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

4.5

想像以上に重く苦しい展開と内容だったけれど
私が一番好きな季節と花である春と桜が
とても美しく、そして儚く描かれていて
上手く調和されていて心地良かった。
年齢関係なく患うにはあまりにも残酷な難病。
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

5.0

途中までみぃたんと優子が同一人物だと気付かずに
全く別の2人の人生を
交互に見せられているのかと思っていた。
それはそれで面白く見ていたのだけれど
途中で2人が同一人物だと合致した時の興奮の余韻が
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

5.0

映画館に見に行く予定が見に行けず...。
動画配信を待ち追加されたと知るもタイミング的に
なかなか見ることが出来ず...。
やっと見ることが出来た今、満足感と幸福感でいっぱい。
ある意味予想外の結果に
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

4.5

残酷で悲しい実話。
最後の文章で400件以上の被害があったと知り鳥肌が立った。
被害者の気持ちを思うと絶対に許されない事件だけど
罪は認め犯行動機は最後の最後まで口を開かないという点に
そこまで口にし
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his(2020年製作の映画)

4.0

愛に男も女も関係ないという点
どんな繋がりだろうと家族になれるという点
子どもの為に何を犠牲にするかは人それぞれだという点etc...
沢山の視点から沢山のメッセージ性を感じた。
どちらが娘の親権を勝
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雪の華(2018年製作の映画)

4.0

中島美嘉の雪の華、だいすきな曲故に気になり鑑賞。
まずは、出逢い方などあまり関係がないのだなと思わせてくれる2人の付き合いに過程と気持ちと行動力がどれだけ大事かということを改めて感じた。
そして何より
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

現在、双子ちゃんを身籠もっている身としては色々と刺さる内容だった。
私は、過酷な状況といえど双子ちゃんを安心して産むことが出来る設備が整っている病院に通えていることや
現在だけではなく出産後も家族が支
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

4.0

私がフォルトゥナの瞳を持っていたとしたら...
そう考えると良くも悪くも心が痛む。
意外な真実が明らかになった後半では泣いた。
世界にとって悪な目を向けられてしまったとしても
自分の命を犠牲にしてまで
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