ノムさんの映画レビュー・感想・評価

ノム

ノム

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.0

初デイビット・リンチ

まったくよくわからなかったが、とにかくおもしろかった

現実か、非現実かわからずに終わった曖昧さが好きだった

逃げた女(2019年製作の映画)

3.0

おもしろくも、つまらなくもない映画

肯定も否定もない女の子たちの人間関係。男にだけはキツめな言葉を浴びせていて、男に対して共感性羞恥。

スマホで撮ったような素人っぽい映像の撮り方をしているが、人物
>>続きを読む

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

4.0

高速バスの車内で見るものではなかった。
アダルトビデオとゴダールの作家性を足して2で割ったような映画。

終盤の秋子の絶頂から、草むらのシーンの繋がりが全く掴めずそこがざんねん。

映像の撮り方が全体
>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤で車に跳ねられそうやなとは思ったけど
跳ねられ方が異常すぎて、「ほえぇ!?」と声が出てしまった笑

デュフフ笑いをしているのに、笑顔が良すぎるのはブラピさすがです

極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

5.0

こんなとんでもない映画初めて見た


元恋人のケツ追っかけて沖縄まで行って映画撮るなんて、原一男はなんて情けない男なんだ、と思っていた

しかし、段々と武田美由紀に惹かれる自分がいた。ミユキのキャラそ
>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

キム・ダミちゃん目当てで鑑賞。

ハウンが死んだあたりから頭が混乱してしまっていたが、いま理解できた。ハウンがタクシーに乗って姿を消すのは、ジヌ用の建前のエピソードで、本当は死んでしまっていたというこ
>>続きを読む

ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

4.0

おもしろすぎた
マニのアクションとインディアン仕様の黒墨がかっこよすぎる


フロンサックもかっこよかった

映像が柔らかくて美しい

キエフ裁判(2022年製作の映画)

4.0

絞首刑の実際の映像まで流れると思ってなくて、びっくりした
けど、この場面は絶対に必要だな

死刑宣告された時、執行されてナチス戦犯が宙ぶらりんになった時、ウクライナ国民が拍手喝采していることに気持ち悪
>>続きを読む

葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

3.5

トルコとシリア?の国境近くのロードムービー

ストーリーは眠気との戦いだった
(隣に座ってたじいさんはすごい寝てた)
おもしろくない

たぶんそれもそのはずで、この映画はシリア難民の映画なのかもしれな
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

かっこいい
でも、人が死ぬことに鈍感すぎる映画で怖さもあった


ボクサーの彼女の子がかわいかった
すぐ泣いちゃうし笑
大事な時計なら先にカバンに詰めとけよな

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

初タランティーノ

マフィアのカッコイイ系かと思ってたら、もうすごい
血まみれ、血まみれ、ひどすぎる笑

でもかっこいい映画だったな

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.0

カウリスマキ4作目

フランスのレオ様(ジャン・ピエール・レオ)も哀愁ただよってていいね
トリュフォー映画ぶりにレオー見た。初見の感想、ふけたな 笑

ハンバーガー屋のおっさんが超絶かっこよかったのと
>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.5

カウリスマキ3作目

悲しくなったな
みんな悪くて、みんないい

終始落ち着いた調子の映像なのに、猟奇性もきっちり描けていてすごい
セリフがほとんど無いのにずっと見てられる

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

カウリスマキ2作目

おもしろい
音楽へたくそすぎるけど、だんだんアップデートしていく

カメオ出演のジャームッシュ、整備工似合いすぎて笑っちゃった

お祭りみたいな映画だった

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

5.0

ぼくも賢くなりたいよ~。やっぱり大学ってワクワクすっぞ。

どのシーンの絵も内容もよかったなー
展開がどうなっていくのか、ほぼ予想できるのに、グッときて涙が出てしまう

友達たちとのやり取りが特に好き
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.5

久しぶりのフランス映画
イケてるフランスではない下町感が印象的

映画のサムネイル?のアメリの肌が真っ白すぎ、笑顔が不気味でホラーとかだと思ってたが全然違った

アメリかわいい 短い前髪がキュートだね
>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

戦えママ達、悪魔と対決だ
ママはやっぱり強かった
男は女がいないと何もできない!

序盤で、アナベル人形をママが可愛がっていたけど、明らかに気色悪い
どこが可愛いのか?
全体的に人形が全部、気色悪いの
>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.0

こわいって

怖いけど、アクションと融合されてたり
音楽や、小道具が絶妙にかっこよくて笑ってしまった

個人的に好きなのは、序盤から警察が協力してくれてるところ。このキャラが、ほどよくふざけた立ち位置
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.0

呪術といい鬼滅といい
ここ最近のアニメの作画はカッコ良過ぎて震える

ナナミンと東堂のシーンが好きだった

にしても、乙骨くんをエヴァのシンジに寄せすぎだ。さすがに「死んじゃだめだ…死んじゃだめだ」の
>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

5.0

戦後のパパたちの悲哀

岩下志麻がとにかく美しい

笠智衆の物腰の柔らかさは独特だなあ
父権的な雰囲気があるけど、すごく柔らかい存在

おっさん飲み会でのからかい合ってるところが、面白くて愛らしい
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

初 アキ・カウリスマキ

第一印象 原色の発色良すぎ!

心の中で終始ツッコミをいれてしまう
楽しい映画だった

ジャームッシュと似た傾向の映画だなと思っていたら 監督同士仲良しやったんやね
映像まで
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

キャストの演技もさることながら
東京の街風景がきれいだった

よくこんな場所見つけてきたよなあ、と感心していた
青、赤、緑…の色が意識されていて、色を意識した街の撮り方

嬉しいのだか、悲しいのだか、
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

ナチス・ドイツの罪はヒトラーだけに向けてはならない。僕の課題である。ヒトラー擁護ではなく、ヒトラーだけに目がいってしまうと他の面を見落とすからだ。典型例は、アイヒマンだろう。

本作品で、ナチスを熱狂
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

初スコセッシ

映像も音楽も とにかくかっこいい
セリフなんかもよくよく考えると意味わからなかったりするが かっこいい

社会に対する鬱屈を殺し(大統領候補暗殺未遂)で晴らそうとするあたりは、最近の安
>>続きを読む

少年(1969年製作の映画)

4.0

今後、何度も見たくなる映画


子どもからみた父親というのは、不甲斐ないのに、グーパンチの強さが家族で1番だから、偉そうにしている存在だ

それでも、「親だ」という感情を切り離すことができない。だから
>>続きを読む

軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

2.0

久々のゴダール。久々のフランス映画。
と思ってたが、眠気との戦いだった

冒頭からはじまり、作中で何度も映されるブリジット・バルドーのヌード映像はすごいなあ、と。身体的な肌の美しさが素晴らしい

終盤
>>続きを読む

春画先生(2023年製作の映画)

4.0

おもしろかった
春画は 笑いながら見ていたそうだが、
この映画も見ていて ずっとクスクス笑ってしまった

エロを超越した変態的な領域のお話

キリエのうた(2023年製作の映画)

5.0

久々に「こんな映画が見たかった」

この映画は僕ら世代(現在23歳)の映画である。色んなものが僕たちの体験してきたものなのだ。

岩井監督のすごいと思ったところは
若者たちの描かれ方が、本当に我々の眼
>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

5.0

タイトルの通り台風のような映画だった

終始 圧倒されて、とても面白かった

中学生が裸で踊り狂うのは天使たちのユートピアか、それともただのロリコン趣味か。いずれにせよ、今の時代だとこんな表現は許され
>>続きを読む