紀子さんの映画レビュー・感想・評価

紀子

紀子

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

子どもたちと見るために再鑑賞。
やっぱりテンポ悪いしイライラする展開が多い。ちゃんと報連相して?
しかし、特に「スターウォーズらしいスターウォーズ」だった前作と比べて、徹底的にスターウォーズらしくなく
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.6

たのしかったー
キャラクターたちが相変わらずで愛おしくて、やっぱり全員大好きだーと思った。
岡田将生も松坂桃李もあんなにイケメンなのに、マーチンはちゃんとウザいし山路はちゃんとキモいの、さすがだなあ。
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

あったかい世界。こうあって欲しいし、困ってる人に寄り添える大人でありたいと思った。
自転車で走るシーンとポテチの残りを食べるシーンが好き。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.6

ストーリーの主軸がつかみにくくて、どういう話なの?!という引っかかりを抱きつつも、途中からジャンルとか気にならないほど引き込まれた。ラストシーンはかっこ良過ぎてなんか泣いた。
マイブリッジのあの写真で
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.2

劇場で見て以来、久しぶりに再鑑賞。
あれ、こんなにおもしろかったっけ。
フィンとポーの邂逅で泣き、ファルコン登場で泣き、ハンソロ&チューイ登場で泣いた。
レイ、フィン、そしてレンが自分をみつけていく物
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異人たち(2023年製作の映画)

3.6

寂寥感、どこまでが現実か分からない浮遊感がずっと漂う映画だった。
喪失の物語だけどそんなに共感できなかったのはなんでだろうな。

ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

安定の、趣味全開ティムバートン。
相変わらず手足縫ってる女性好きだねえ。
前作のなつかしさも盛りだくさん。
ウェンズデー要素もあり。ジェナ・オルテガは!また!悪い男の微笑みに騙されて!もう!!
予想以
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わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!(2024年製作の映画)

3.5

このシリーズはテレビをみていなかったので、まさかネタ切れ過ぎて動物までもがプリキュアになっていたとは…という衝撃があった。
映画としてのストーリーは、安定の展開で水戸黄門みてるような気分になる。
映画
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チャイコフスキーの妻(2022年製作の映画)

4.2

ラストシーンのコンテンポラリーダンスみたいなやつがめちゃくちゃかっこよかった。
全体的には、そこはかとなく『神々のたそがれ』ぽさが。
セレブレンニコフ監督のこだわり長回しも冴えまくってたが、ストーリー
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.5

期待したものは充分にあったけど、期待以上ではなかったかなあ。
一緒にみた後輩の「最後急に下町ロケット」「女上司がフリー素材みたい」などの感想がおもしろかった。
この国のワークライフバランスはいつになっ
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.5

期待通り、フェイスハガーもチェストバスターもゼノモーフもでてきた!AIも!壊れかけで内臓見えてるAIも!エイリアンの好きな要素ぜんぶ盛り!!
過去作への目配せも多く、ファンサービスがきいてて大満足。
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Chime(2024年製作の映画)

3.5

なにこれ。笑
怖くて不快で笑えた。短いけど濃い。
端のシーン、ドローン?クレーン?圧倒的な映像だった。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.6

泣いた…優しい映画…
ストーリーはありきたりなのに、マレーシアの民族、宗教、言語の多様性と、そのために起こる摩擦、差別、それを超えて和解する少年少女がまぶし過ぎた。音楽も素晴らしかった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

「ゴジラ小口」かと思ってた。
うーーーん…やっぱりこの監督の作品は合わない。
人間ドラマ部分が湿っぽ過ぎて、飽きた。
戦争パートも、ヒロイズムや自己犠牲の美化を否定したいのかと思いきや、結局美化してい
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めくらやなぎと眠る女(2022年製作の映画)

3.5

おしゃれ。
村上春樹、いくつかしか読んだことないけど、いかにも村上春樹っぽい世界なのでは。

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.2

まんまと感動した。
いっしょに観た次女も「わたしは良い人」と思えるように育っていってほしい。

ミックス。(2017年製作の映画)

2.5

機内にて。
古沢良太が脚本だから、意外な展開を期待したのに、ただのベタな話で逆にびっくりした。
なぜ古沢良太がこんな脚本を書いたんだ?スポンサーか何かの圧力?
ストーリーはつまらないけれど、がんばって
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ライフ・オブ・ザ・パーティ(2018年製作の映画)

4.0

機内にて。
とにかくコメディとして最高に笑えるのが素晴らしい。
めちゃくちゃ元気出た。わたしも大学に戻りたい。
一気飲みの政治的シュプレヒコール最高。
親友役のコメディエンヌがめちゃくちゃ魅力的で経歴
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

2.5

機内にて。
アンハサウェイが美しい、以上。

それ以上に何も感じられなかった。
わたしがファッションに興味ないからかも。



あの辞め方は社会人としてないでしょう、、、って思っちゃった。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.0

1・2・3もまともにみてないのに、いきなり4。
フォーキーの設定はおもしろいし、ボイスボックス壊れた人形のくだりも哀愁があって感動的ではあった、けど、やはりベタだよね全てが。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

飛行機のなかでみたせいか、思ったより響かなかった。
ホアキンが素晴らしいのは伝わった。
キングオブコメディのデニーロがキングオブコメディとして出ていて興奮した。

ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

これぞハリウッドな盛りだくさんアクション映画なんだけど、大味って感じじゃなく、しっかりつくられていて感心してしまった。
ストーリーはツッコミどころなく、主要キャラクターみんな魅力的、なにより犯人側にち
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.5

よく分かんなかった。誰か解説して〜。
ねむーくなる前半から、唐突に衝撃的な出来事が起きる、というのはタルコフスキーの『ノスタルジア』を思い出したけどたぶんぜんぜん関係ない。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

ヴェンダース渾身の諸行無常。
レビューをみて、酷評もされているのは認識したうえで、東京の、渋谷の風景がみられればいいやという気持ちで鑑賞。期待していなかったぶん、かなり良いのでは、と思えた。
序盤はB
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.3

え、アマプラで観られるの?ってなって鑑賞。むしろもうパブリックドメインだからYouTubeでも観られるのね。
美術がもの凄い。背景も建物もすべて絵画のように美しくてかわいい。ティムバートンはかなり強く
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

英語わかんないけど劇場でみてきた。
とくにハビエルの英語がぜんっぜん聞き取れなかった。リンチ版みてたおかげでストーリーはだいたい把握できたけれど。というかストーリーは単純ですよね。少年マンガ的な要素が
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.4

こちらも鹿殺し同様、人間のグロテスクな部分が見事に描かれてました。
アヒルのレースにオレンジ投げ。パゾリーニっぽさも感じた。そんなことないかも。
しかし単純に楽しめなかったので、ヨルゴス監督作品はわた
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.4

「哀れなるものたち」を観に行けないのでヨルゴス監督旧作で溜飲をさげようと鑑賞してみたが、
なんだこの映画。
ニコール・キッドマンによくこんなにいろいろやらせたな、すごい!
フロスのシーンとか地味に不快
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

はちゃめちゃだったけど、わくわくしたし楽しめたし笑えるところも多くて満足。
しかし、青サギが気持ち悪い、インコがかわいくない、少女の走り方が相変わらずのブリッコ走りで気持ち悪い、中性的な女性キャラの豪
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

4.3

続編がつくられていると聞いて久しぶりの鑑賞。中学生のときに観た以来で、ほとんど覚えてなかった。
ビジュアルがいかにもティムバートンの世界で楽しかった。
バーバラ役、てっきりヘレナボナムカーターかと思っ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.0

飛行機のなかで。
いまさら感がすごいけど、観たことなかったので、そしてフェイバリットに挙げる人が多いので。

わたしには何ひとつ刺さらなかった。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.2

安直なストーリーではあるのかもしれないけれど、まんまと泣いた。
とはいえ、はじめのほうの、意固地な家族による無理解のシークエンスは、物語の進行上必要なのは分かるけれどストレスを感じ、ストーリーを分かり
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

ついに観れた最新作。
世界の、アンバランスな中での奇跡的な美しさをみせてくれるカウリスマキ健在だった。
貧しいことは悲劇だけれど、すなわち不幸ではない。
ザ・デッド・ドント・ダイ観るシーンも豚に乾杯の
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.5

難民を描いていてもカウリスマカキはカウリスマカキ。ケン・ローチのようにはならない。
淡々としてるのに軽くなく、悲痛なのに湿っぽくない。
もしかして、日本の我々がカウリスマキを勝手におしゃれ映画として消
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.5

これも観てなかったので。
これまたひどい。かわいそう過ぎる。
なのになぜか希望があって、カウリスマカキの映画をみていると「人生ってどうにでもなるんだろうな」という気分になる。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.5

新作の話題を目にしてカウリスマカキ熱が上がったのでまだ観てなかった過去作を鑑賞。大学院のときに同級生がこの映画が好きだと言っていた。彼女はこの映画のどこが好きだったんだろう。
救いがない、ひどい話。
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