ダイコンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ダイコン

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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

作品内のドラマ以上に興奮するものが映画にはある。滅びの山に指輪を捨てて旅を完遂すること自体に、ぶっちゃけ感動はない。作者が作品の中に込めた何らかの自意識を垣間見た瞬間、全身を突き抜ける生々しい感動に襲>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

5.0

10年ぶりくらいの鑑賞。果てしなく深みが増してる。
結構できる男なウィラードは、そのせいで運命に導かれる如く淡々と、カーツの後継者に変貌して行く。
いかにして強者が生まれ、受け継がれて行くか。いつの時
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処刑教室(1982年製作の映画)

4.0

クソ面白いけど
ラスト「僕まだ子供なんだから」とか言われた瞬間
もっとブチギレていい・・

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.8

キャラ良し、アイディア良し(イェーガーの怪獣化!)、テンポ良し。前作より不謹慎で痛快。あーおもしれ!

リオ・コンチョス(1964年製作の映画)

3.6

メインビジュアルがクソみたいに格好良い。
映画自体も、血生臭さは足りないが、ウェルダンなアクション活劇だった。
キャラは基本立っていたが、先住民はもっと凶暴に、終盤のカーツ大佐っぽいヤバめの将軍はもっ
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ノロイ(2005年製作の映画)

4.5

こういう映画を探して、映画を観続けてる。

ホーンズ 容疑者と告白の角(2013年製作の映画)

3.7

ダニエル・ラドクリフが寒々しい田舎でやさぐれてるのを見るだけでも楽しいが、ストーリーはツイスト効いてるし、登場人物が欲望丸出しでヤバい行動に出るシーンはかなり笑える。退廃的なエロもあるし。
でも全体的
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

1.5

一作目は本当に面白くて、何というか偶然撮れたUMA写真のような趣きが映画全体にあり、それでいて派手なスペクタクルでもあり、まさに怪獣映画の新世代を思わせる作風だった。近年のリアル怪獣映画の先駆けだった>>続きを読む

ファウンド(2012年製作の映画)

3.8

映像はホームビデオと見紛う安っぽさだが独特の夢見心地感があり、マーティの思春期描写がリアルで物哀しく、見入る。
不穏な気配は感じるが全体のカラーは青春映画なので、感動方面へ持って行くかと思いきや・・か
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ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

3.0

現代の目から見てもスラッシャーシーンは新鮮で楽しい。病院の惨劇!

大通りでのパニックシーンがメインになる終盤はちょい退屈に。もっと痛快にできたのでは・・・
ぶっちゃけ再リメイク希望

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ペニーワイズだけでなく、田舎のクソみたいな大人や不良グループとも戦い、打ち勝つ少年達に感動。第2章も早く観たい。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

2.0

一時期ハマった「トロールハンター」の監督なので期待したが・・。

検死っていう専門職業的な題材と、ヤングな主人公がマッチしてないのだろうか。もっと真剣に解剖しろ!緊張感が無くダレる・・。
となると、派
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

4.4

どうも締まりの無かった「バトスパ」とは打って変わって、良心を取り戻したかのような面白さ。
各キャラの紹介もそこそこに一気に本題に突入、間延びするシーンもほとんどなく、失速せずにクライマックスまで盛り上
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

4.3

ドラマ的な濃厚さと展開の速さが両立していて、ゴジラ映画の中でもトップクラスの面白さだと思う。
太陽光に照らされる宇宙船の外観や質感、その中で繰り広げられる悲劇的なイベント、主人公の悲愴なモノローグと共
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.9

前作の後日譚的スケールながら、アクション・ドラマの精度は高く、満足!

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

三時間近い長尺も、むしろ嬉しいくらいの面白さ。
冗長だけど退屈とは無縁の、理想のブレランだ。
瞬きも惜しいのなんの。

ただ、ストーリーの核心を前作からの空白部分に置いてるから仕方ないけど、終盤のデッ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.5

何回かあるゲリラ戦シーンがとても良かった。
音楽のバリエーションの豊かさも印象的。

サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

3.5

親と子・過去と現在の逃れられぬ関係。痛ましい。

衣装美術と、相変わらず熱の入った演技。どこを取っても繊細さに満ち溢れたシーケンス。グッと来る。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

エンタメに徹したゾンビ映画。ストーリーテリングが巧みで、主人公にすっかり同情した結果終盤の展開に目頭が熱くなることは間違い無い。
キャラの中では、浮浪者のおっさんが良い立ち方してた。
主人公一派のヒロ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.2

「プロメテウス」に引き続いての濃厚な世界観が堪能できる。巨人文明の遺物とグロい生物が織り成すハーモニーが好き。
アンドロイド・デイビッドの、神をも恐れぬ数々の所業が面白さの核だ。ウェイランド社長とデイ
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クラウン(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ピエロ姿のおっさんが、やがて角の生えた怪物に変貌するっていうところが斬新で楽しい。
全体的に痛快。

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.0

金属、蒸気、汚いアパートの和室、愛人、血と汗、全てが一体となって不快感MAX!!でも緩急のついた映像は虜になる。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.2

文句無しの面白さ。
ひたすら低俗だが野心的。
今のメジャー邦画もちらほら受け継いでるスピリット、その源泉を感じる。

カン・フューリー(2015年製作の映画)

4.0

名言、名シーケンスばかりの30分。面白いの一言。
ティラノサウルスのCGが良質で素敵。
これは応援したい。

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

4.5

日本語吹き替えで鑑賞。今回も凄い出来栄え。
こんだけ途方も無いアイデアを映像化しておきながら、随所に余裕も感じさせる作りは相変わらず嬉しい。
ユニクロンの本格登場は次回以降?このノリを維持して次もぶち
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.3

過度にアイアンマンをフィーチャーするわけではなかった。
主人公側のノリノリ高校ライフが主体なのだが、時々挟まれるヴィラン側の犯罪ドラマが映画全体を引き締めている。
めちゃくちゃカッコいいヴァルチャーの
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ライフ(2017年製作の映画)

2.8

ゼログラビティみたいなリアルな宇宙活動モノに、殺人生物が出てくるような映画。
もう少しゲテモノB級感を期待していたのだが・・。
結末は少し可笑しかった。

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.8

科学の力で倫理も捻じ曲げるムカつく大人たちを、女の子と病死寸前の汚いおっさんが怒りの鉤爪で次々と血祭りに上げる140分。
ロードムービー的な構成が、行き着く先は否応なく死であるという悲痛さを増幅させて
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.8

シリーズ中でもトップクラスの見応えで、お気に入り度はダニエル版「カジノロワイヤル」と同等。

めっちゃ綺麗なロケーションとスタイリッシュな映像、気迫に満ちたバイオレンスシーンが見事にマッチしてて最高。

ダーク・スター(1974年製作の映画)

5.0

果てしなく好きなB級映画。俺もこの船に乗りたい。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

今観ても楽しいんだよなあこれ。大雨の中暴れ狂うティラノサウルスと横転・落下する車!出てくるガジェットも良いんだよなあ、ティムが遊んでる暗視スコープとか。
パークの職員めちゃくちゃ少ないとか、そういう妙
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エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

5.0

初めて観たときは興奮と嬉しさで目が潤んだ。記憶を消してもう一度観たい映画の一つ。

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

5.0

生涯最高映画の一つ。観賞以来2年以上、ずっと熱に浮かされ続けている最高の怪獣映画。客観的評価基準で言えば平成ガメラやシンゴジラには及ばないだろうけど。一目惚れだよね、しょうがないよこれ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.8

正直あんまりピンと来なかった前作と打って変わって、今作は自分と映画のチューニングがばっちりだったのか、はるかに楽しめた。

開幕から映像・音楽センスに酔いしれる。
気色悪くておもしろかっこいいキャラ達
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