ダイコンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ダイコン

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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.0

事故発生までの経緯の丹念な描写がサスペンスを生む前半部。
もう止められねえ!とばかりに画面いっぱい迸る原油、ボンボン弾ける爆発音、全てが小気味好い上にハードな描写も多い後半部。
心身ともにドッシリ響い
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.7

猫、マッチョ男、首無し、おばさん等々色んな死体が暴れる様が楽しめる。主人公2人の犯罪ドラマ的な展開も意外と○。

ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.5

終盤のジェットスキーで疾走〜脱出の流れが痛快。
無限の可能性を感じさせるラストカットも最高!

グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

2.9

こういう映画の醍醐味は
1.みんなで夜のお泊り!的なワクワク感を(最初は)味わう
2.徐々に疲弊していく感じを味わう(実際観てるこっちも疲れてくる)

その場の雰囲気・時間経過を楽しみやすいのがPOV
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.5

バットマンと周辺人物の関係を批評的に見つめ直し、それでいてハイテンションコメディに纏め上げた快作。

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.0

1人の無垢な赤ん坊が、ある女にはささやかな幸せを、ある男には悪の王になるチャンスを与えた。シンプルだけど深みのあるストーリー。
フルチンファイトシーンはうっとりしてられないほど痛々しい。全裸でいるとき
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.5

蓋を開けてみると、そんなに憎めないオリジナルな世界が広がっていた。

少佐以外はエキセントリックなキャラ造形が結構楽しめる。もはや別人と化してる荒巻、トグサ、クゼが特に最高。

アクションシーンの組み
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恐怖(2009年製作の映画)

3.0

テーマ的な面白さはもちろんあるし、女優陣の演技にも支えられている。けれど映像と話運びがサバサバしすぎて物足りず、二度目の観賞意欲が起きづらい。

ハードコア(2015年製作の映画)

5.0

とんでもない面白さだった。
ゲーム世代のクリエイターが何にも媚びず、攻撃的なものを放ちまくると、こんなに嬉しい映画になるんだなあ。
幸せいっぱいの鑑賞でした。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

終盤の仏閣での対話シーン始め、好きなシーンが多過ぎて2回も観た。信仰と合理主義、弱者と権力者、本音と建前等々の対立がとにかく面白く描かれている。

曇天、荒波、青白い顔、虫の声が素晴らしく印象に残る。

リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

3.7

シャープな映像と不条理展開、若干の猟奇テイストが楽しい前半部。そして徐々に目頭が熱くなってくる後半部。

クライマックスのアレには唖然としつつも感心。

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

2.8

原版よりシリアス・ドラマチックになった「はらわた」。
良いとも思うが、ちとまだるっこしい所もあって、まあまあな印象。

ハロウィン(2007年製作の映画)

3.8

ブギーマンの過去を鮮明に描いた本作。何が凄いって、それによってマイケルの人間としての深みが増すわけでは無いところ!昔っから身も蓋もない殺人鬼だったのだ、こいつは。

無駄なく、しつこく殺戮に徹するブギ
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X-コンタクト(2015年製作の映画)

1.0

実物感満天な人体変異シーンとクリーチャーが素晴らしい・・だけじゃ駄目だろ!
予告編に騙された一本。

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

4.0

良い巨人映画だったと思う。

マントを羽織って夜の街を闊歩する巨人(誰一人気付かない!)の怪しさ・格好よさがグッド。

デカさゆえの迫力と気味の悪さと親しみが同居した、巨人と人間のコミュニケーションの
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.5

よくあるティーン向けのおバカ映画かと思いきや、これが見事な哲学的ホラーで大アタリ。やった!

時間と空間を巧みに使った恐怖シーンの連続。固定・パン・ズーム撮影が最大限の効果を発揮。そんなに一点を見つめ
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