ひまりさんの映画レビュー・感想・評価

ひまり

ひまり

  • List view
  • Grid view

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

西川監督の永い言い訳のような作品。
悲しみとの向き合い方が、この映画では解体という行為であるというのが大きな特徴。
フワフワした不思議な空気感だが、最後はじんわりと温かい気持ちになる。
子役の男の子、
>>続きを読む

エルネスト(2017年製作の映画)

3.6

自分の理想のために、自分を犠牲にすることができるのか、考えさせられる。
革命の英雄であるゲバラの後ろに、無名の志と夢を持った人がいたんだなぁと改めて実感。
しかし、国を変えるために血を流すことの是非に
>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.8

俳優陣の演技が素晴らしく、それだけで見応えがある。
人を疑ってしまう怒り、人を信じてしまった怒り、常に登場人物の怒りは自分に向いている。
他者への怒りよりも、自分に向いた怒りのほうが根が深いよなぁ。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.2

菅原文太の渋さに痺れる。
物静かな佇まいの中に迫力と雰囲気があり、チンピラとははっきりと一線を画す。
呆気なく人が死んでいき、抗争の醜さが美化せずに描かれているのが生々しくて良い。
ラストの一言、最高
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.7

安藤サクラの演技は圧巻。
身体つきでこうも人柄を伝えられるものか。
人間のどうしようもないところばかり描かれているが、その人間臭さが愛おしい。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.2

主役二人の演技の繊細さがデリケートなテーマにマッチしている。
こんな風に夫を異性ではなく人として愛せるのだろうか。妻の葛藤がヒリヒリと伝わってきた。
重いのだが、鑑賞後は爽やかさが残った。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.1

ちょっとトラウマになりそう。
でもそれは悪い意味ではなく、夫婦のあり方がリアルすぎるから。
出会った頃の幸せの絶頂から、喧嘩にすらならず、表面的に取り繕う雰囲気。そしてそれが交錯する構成。
わからない
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

とにかく楽しい!
笑って泣けて、切なくて考えさせられて…。映画のすべてが詰まっている。
でも、詰め込みすぎにならず、バランスと構成も絶妙。伏線の回収も鮮やか。
元気になれる映画。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

ベタといえばベタな展開だが、登場人物それぞれのドラマが丁寧に描かれていて、感情移入しやすい。
ビリーの可愛さったら!
ラストシーンが印象的。大好きな映画。

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.7

王道のラブストーリーながら、可愛らしくてほっこりする作品。
ニューヨークの街並みも素敵で、難しいこと考えず、幸せな気分になる。

海辺の生と死 (2017年製作の映画)

3.4

死と隣り合わせの愛。
それは夢物語のようで、将来を見据えないゆえ、わがままで無責任。
海辺ですがりつくシーンなど、見ていて心がヒリヒリした。
満島ひかりは素晴らしいですね。永山絢斗が軍人らしく見えない
>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.5

私がマリリンモンローを知るきっかけとなった映画。
写真で見ていたセクシーなイメージと違い、なんて可愛らしいんだろう!
そして、脚本も秀逸。白黒なのは男性二人の女装がどぎつく見えないようにするためだった
>>続きを読む

忍びの国(2017年製作の映画)

3.2

軽く楽しめる娯楽映画。
アクションシーンもポップに楽しめる。刃と刃のぶつかり合う音や馬の蹄の音など、音の迫力が印象的。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

人を信頼すること、人の気持ちを思いやることの難しさと大切さが描かれている。他人同士が寄り添い合うというのはある種の闘いなんだなぁと再認識。
ただ、ちょっと脚本に飛躍があるような…?

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.8

アルパチーノの演技の説得力がなければ成立しない。
強烈な言動の裏に孤独や切なさが透けて見えるよう、絶妙にキャラクターが作られている。
最後の演説シーンもちょっと出来過ぎだが、胸に響く。
タンゴのシーン
>>続きを読む

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.5

荘厳なオペラ座が蘇るシーンが素晴らしい。これは映画にしかできない表現だなぁ。
ジェラルドバトラーの声、よく聞くミュージカル風ではなく、ハスキーで素敵。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.8

有名なトラウマ映画。
私もご多分に漏れず、よほどの覚悟を決めなければもう一度は見られないと思う。
あまりにも不条理なラスト。しかし美しい。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

淡々と人が死んでいく。主人公は逃げ続ける。
ピアニストなど、芸術など、大きな暴力の前ではなんの役にもたたないのだ。
将校の前での演奏シーンが胸に迫る。彼が助からないのが現実の残酷さか。

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.9

主に主人公の目線で物語が進む。
なので、涙ぐむとカメラもぼやける。最初のピントの合わなさなども面白い。
単なるお涙頂戴的な感じではなく、主人公はけっこう毒舌だし、妄想も女性のことばっかりだし、とても人
>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

3.8

印象的なハッピーバースデー。
人は何度でも生まれることができるのか。
命を燃やし、生きた主人公に影響された人々も、結局は元に戻ってしまう。
そんな現実を見せつけるラストシーンは残酷だ。

めまい(1958年製作の映画)

3.8

めまいショット、アニメなど、色々挑戦的。
最後の最後にゾッとさせられる。

裏窓(1954年製作の映画)

3.8

裏窓からの覗き見だけで映画は作れてしまうのか…。発想が面白い。
グレースケリーが美しく、ファッションも楽しめる。

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.3

マリリンモンロー目当てで鑑賞。出てきた瞬間の画面の華やぎに惹きつけられる。
内容も期待以上の面白さ。女性であれば誰もが似たようなことを経験するのでは…?
愛する男性が他の女性に目を向けてしまうことへの
>>続きを読む

浮雲(1955年製作の映画)

4.4

愛の向こう側。どんなに実りのない関係でももたれあってしまう。男と女ってこういうものだよなぁと思わせられてしまう。
とても好きな映画。

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.6

どこかポップな印象で話が進むが、そのぶんラストシーンの衝撃がすごい。
決して肯定できる行為ではないが、文句なしにかっこいい。

夏の終り(2012年製作の映画)

4.2

「だって好きなのよ!」
そうなんだよな〜。人を好きになるって理屈がなくて。結婚してるからだめとか、子どもがいるからだめとか、そんなもんじゃない。
ラストもよかった。恋する人間は業が深い。
藍染めの美し
>>続きを読む

ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.5

浅野忠信の卑屈で弱くて、でもプライドの高い夫役は秀逸。それを見守る松たか子の強さ。やはり女性は強いのか。
お風呂のシーンがなぜか印象深い。

告白(2010年製作の映画)

4.0

松たか子の演技がすごい。なかなか突飛なキャラクターだが、しっかりと説得力ある。
最後の表情といったら!絶品。

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

4.0

男女のことは、当事者にしかわからない。たとえどんなに不幸そうな境遇に見えても、口では愛がないと言っても、言葉では語りつくせぬ情がドロドロと渦巻いている。
そんな自分でも制御できない理不尽な感情が描かれ
>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

デニーロが素敵。知的でオシャレで、それが嫌味にならずにお茶目。
こんな大人になりたいと思わせてくれる、人生の先輩。
内容はやや出来すぎの感じがあるが、見ていて気持ちのいい映画。
ハンカチは大切!

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.2

ゆる〜い映画。松田龍平の空気感そのもの。
ちょっと理屈っぽくて偏屈なおじさんが愛らしい。

レオン/完全版(1994年製作の映画)

4.0

ナタリーポートマンの色気といったら!
ゲイリーオールドマンの悪役のキャラがたっていて、それによって映画が引き締まっている。名作。

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.4

Vがかっこよく見えてくる。
ナタリーポートマンは坊主にしても美しい!

そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

リリーフランキー夫婦がリアル。
いるいる〜と思ってしまう。
育ちの違いからくる戸惑いやそれぞれの家族の向き合い方が自然に描かれている。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.3

追い詰められるプリマの心理状態を音楽や映像を使って巧みに描いている。
ナタリー・ポートマン、狂気にまみれても美しい。

ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.7

戦車レースのシーンの迫力がすごい!
映画館で見ることができて本当によかった。
映像に力があって、長さを感じない。

>|