颯空さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

颯空

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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

正味ストーリーにおおって思ったところはなかったけど映像美に全て持ってかれたとこはある てかアバターに求めてたとこはそこだったりしてたから全然満足かな〜 3時間の大冒険でしたわ

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.7

ハートフルで良い映画だった 砂漠の美しい景色と空の色味が画的に非常に美しかったし、撮り方も面白いポイントがいくつかあった
 内容はとてもハートウォーミングでありコミカルでもあって流れに身を任すまま安心
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ブラウン・バニー(2003年製作の映画)

3.7

とにかくギャロが映し出す街並みやフリーウェイなどの景色が美しすぎてそこにかなり見惚れてた この作品はよく過激な性描写が取り沙汰されると聞いたけど、それがよりギャロの孤独感や自責の念を象徴的に表している>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.4

殺人の仕方とか処理?とか色々なんか描写がお粗末でそれでどんどん首絞めてくサイコ以前にアホな男の話かとほんと最後十分まで思ってたけどそこから一気に訳がわからなくなった。
本当に色々殺し方とかその遺体の処
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

凄まじく面白い 主人公が犯人を捜査していく様も良いけど、最も印象に残ってるのはレクターの逃走シーン。殺しのアイデアというと言い方悪いけども死体の見せ方や利用の仕方が凄まじすぎたし牢獄の中で口元血まみれ>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃおもろい!全員のキャラ立ち良すぎて画が映えまくりなのと、ダイヤを巡って別々の場面のキャラクター達が徐々に邂逅していく様だけでも面白かったけどブラピがファイトクラブ並に拳撃ち合う試合のシーン>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

3.4

ずっと観たくて気になっていたもののなんですかこれは……っていう感じだった
何一つ判然としないまま2時間すぎていって何がしたいのか全然わからなかった…… 映像表現として面白いところやモノクロの画の魅せ方
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

ひたすらに残酷で、冷たい血がひたすらに流れ続ける誰も救われない作品だった……
それでも、PC上で観たのにこんなに最後までのめり込んで観れた作品は久しぶりだったし、ちゃんと胸クソ映画認定させていただき
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クルーレス(1995年製作の映画)

3.7

思春期の肥大化したエゴが無思考で動き回っているようなキャラの主人公が序盤中盤にかけてかなりキツかったけど、後半にかけて立ち直っていく姿は健気で好きだった
ただ出てくる人物大概リッチで主人公に至ってはビ
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.7

全編モノクロで描写される郊外の景色の美しさと、全体通して人物が2人しか登場しないっていう親密な世界設定が素敵でとても引き込まれた。2人ともあの歳になってでもとにかくケリをつけるべき関係だったんだという>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.9

脚本だけ見たら特筆すべき点はないかもしれなかったけどこれはリドリースコットの作り出す冷徹なサイバーパンク的世界観とサスペンス、任侠映画のクロスオーバーな独特すぎる画の力と役者陣の熱演に完璧に持ってかれ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

青春が蘇った…まさかリョータに泣かされる日が来るとは…… リョータ視点の山王戦ストーリーってきいて?ってなってたけど、原作では描かれてた沢北の過去とどことなく重なる部分がリョータの過去にあって、その対>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

こんな映画観たことない!あらゆる設定が色々初体験で分からないことばっかだったけどストーリーの大筋が結構王道?だし、動物の恣意的な利用やSNS社会に関する風刺も効かせた割と社会派な面も見え隠れする中でも>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.8

頭空っぽにして楽しめるアクションものの美味さに最近頼りすぎなとこはあると思いつつ観ちゃったけどやっぱ面白かったしこういう映画はあるべき〜 話の筋が読めちゃうのはもうご愛嬌でそれでも全然楽しめた!ただ少>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

脚本のエグさ これに尽きる こんなん誰も想像できない およそ優れたエンターテインメント作品にあるべきであろう純粋な恐怖や狂気のような興奮が詰まっている さすがはデヴィッド・フィンチャー末恐ろしい

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

話的にはザ・スパイアクションって感じの王道な筋だけど派手なアクションに華のある画とクールなキャラクターや魅せ方に全部もってかれて最高だった!ハラハラするシーンがめちゃくちゃあるけど、ライアン・ゴズリン>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

なんっっっていい話……… 顔が毎日変わる人間の恋愛模様っていうアイデアに負けないそのテーマに関わる人間関係や問題など細部まで突き詰めてたからヘビーな展開もあったし、それがフィクションの世界においての最>>続きを読む

マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.8

シリアスなクライム系かと思ったらコメディ色がかなり強くて、基本的に何も考えないで楽しんでみれた面白い作品だった!主人公とトロントの男が次第に絆を深めていくのも、トロントの男が暖かな人間的な感情を抱き始>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

めっちゃくちゃ良かった!上手く感想が言えないのは多分俺が彼女や他の登場人物ほど人生経験を積んでないからなのかな…… よくこの映画で耳にする共感、みたいなやつはあまり感じなかったけど、1人の人間の成長過>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

-

まず画の美しさに惹かれ、映像面でも見入ってしまった。少年期、青年期、そして大人と3つのパートで展開されるけど、その3つのパートを通してどんどん主要人物の心情の核心や背景に近づき、何かが結実されていくの>>続きを読む

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.0

バカばっかでめっちゃくちゃ最高 セスたちのあの情けねえ感じめちゃくちゃナード感あっていちいち笑えたし、王道青春コメディでテンポよくて観やすかった ラストも好き!音楽も良かったしファッションも2000年>>続きを読む

ANIMA(2019年製作の映画)

4.5

ANIMAのレコード買ったし、この機会に記録しとこう、とは言え、美しい音楽に合う良い画だ…… としか言えないのだけれど トムが案外演技派なのも良い 素でも割と奇行をしてる方だけど そのトムの思考からく>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

マイク・ミルズ、A24、ホアキン、劇伴がナショナルのデスナー兄弟ってことでずっと楽しみにしてて、それの期待を超えてくるほど本当に素晴らしかった。マイク・ミルズは本当にある人々の人生におけるちょっとした>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すんごすぎる、凄すぎてもう本当にこの作品の素晴らしさに興奮している自分自身を感じて生を実感する 優れた芸術作品と出会った時に生じるこの衝撃は、どこかしこで得れるものじゃない
キューブリックにしては珍し
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トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.8

まずファッションやメイクやヘアスタイル、更に流れる音楽とかでめちゃくちゃ00年代を感じたし、クリステン・スチュワートが無敵すぎ ダークな世界観のラブストーリーで、王道な筋ではあったけど面白かった、が、>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.5

ここまで理解が追いつかない映画もなかなかない
とは言え、全体の流れとそれぞれの関係性はわかった
でもこの映画を1からじっくり説明しろと言われたらできないかも 普通のクライムものにしたらわかりやすい大筋
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.8

鬼チープすぎる!!笑 王道ストーリーの超B級SFで笑った ヘビーなストーリーじゃないし、アクション、コメディ、恋愛!みたいな超わかりやすくえ親しみやすい要素もあるから、丁度安っぽいSF観たかった今の気>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

面白かった!実話ベースの作品あまり好きになれないんだけど、良い意味でフィクションの盛りがされてる感じがしたのと、愛は性差関わらず普遍なものだけども、今の時代になってより広く問題提起できるようになったか>>続きを読む

12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.5

やっと観れた!中々後味悪いけどめっっっちゃくちゃ面白い 中盤くらいから何となく夢の話のオチがわかったけど、そこまでの辿り着き方は凄く面白いし、未知のウイルスっていう今の時代世界で最も身近な話題と、タイ>>続きを読む

常田大希 混沌東京 -TOKYO CHAOTIC-(2021年製作の映画)

4.0

凄すぎる めちゃくちゃ彼の作る音楽に憧れてる訳では無いけどそのアティチュードや、熱量、徹底された美学、そして彼を囲む素晴らしい仲間たちと作り上げる作品は本当に素晴らしかった
なんかシンパシーを感じる部
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.7

なんっっっっっっっっだこれは……………
こんなアヴァンギャルドな作品今まで観てこなかったことが悔やまれるほど衝撃的だった。
まず冒頭の映像から惹き込まれ、ストーリーは大きな起伏もなく不穏な雰囲気を一貫
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女は女である(1961年製作の映画)

3.8

とても観やすい!夕食後だったからウトウトしちゃってたけど 前観た男と女でも感じたけど、観せ方がほんとにクールだな、とても可愛いお話で、ユーモアのセンスがとてもツボでめちゃくちゃファニーだった オチもか>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

もう全てが最高なんだよ……… キャラクター、撮り方、色彩、美術、音楽、会話のやりとり、画面構成、デザイン、全てが俺の感覚のドツボを貫いてきて心を離さない マジで何度でも観たい!!
三本のストーリーのど
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

非っっっ常に良かった…… 同性愛がテーマの映画は観終わっても答えが容易に出ないんだけど、これもそうだった。てか、最早答えを作品に求めるっていうのが間違ってるんじゃないかとも思うけど…
終盤のシーンを冒
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.5

良すぎますやん…………………

時間忘れて観入った、面白い設定負けしない美しい物語だ……………