颯空さんの映画レビュー・感想・評価

颯空

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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

色々な罪を背負って、すぐ側にある答えを見つける為にかなり回り道をしてしまったアール。
運び屋として生きた時間は、それなりの罪を背負うことになった代わりに、様々な景色を彼に見せてくれた。結果的にそれを経
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何度観ても心を奪われる、美しく素晴らしすぎる作品。映像の面で言えば美しくないシーンは1秒たりともない。のどかなイタリアの田舎の風景と溶け合う美しい人々の会話や細かな行動、性描写なども含めて、人間の愛し>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

映像は目を奪われるほどに美しいが、内容は話が進むにつれ残酷になっていく、ドラッグ常習者になってしまったシャラメ君演じるニックのあまりにも悲惨すぎる末路をスティーヴ・カレル演じるニックの父親がずっと、何>>続きを読む

マシニスト(2004年製作の映画)

3.8

罪という名の悪夢に眠れぬままうなされ続けた男の話。次々と身の回りで奇妙な現象が起き心身ともに疲弊しきった主人公を演じたクリスチャン・ベイル、凄すぎた。演技は勿論、役作りとはいえあそこまで徹底的にやせ細>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

正当な続編としても、ひとつの映画としてもとても楽しめる映画だった。本家の作風を残しつつ、残していた謎を解き明かしつつもそれにに執着しすぎておらず、独自のストーリー展開、設定も面白かった。そしてやはりデ>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.8

青春時代に見るべき作品。多様性の尊重や自己尊重や自己嫌悪、友情、別れの切なさ、かけがえのない時間と、あらゆる後悔を含めて今という時を生きているその大切さ素晴らしさを、改めて感じさせてくれる。名作に名エ>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.1

オリヴィアコールマン演じる女王に気に入られるために醜く冷徹な争いを繰り広げる側近の2人。お互いを貶めるため次第にエスカレートしていく仕組まれる罠は思わず引いてしまう程。自分の欲望を叶えるためには倫理観>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.2

これはちゃんと経済の勉強してから観ないとわからないな〜、にしてもキャスト陣は豪華。色々な賞を受賞してるだけあって素晴らしいんだろうけど、本当に難しい!笑
ちゃんと理解したいな〜

I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

4.5

The Nationalの音楽とその映像喚起力によって湧き出る世界観とMike Mills監督の描き出す世界観が非常にマッチしていた。なるべくしてなったコラボで、映像が音楽の、音楽が映像のためにあるの>>続きを読む

Guava Island(2019年製作の映画)

4.9

Donald Glover Presents '3.15.20' の布石
2020年代に入り'3.15.20'がリリースされた今この作品の意味は更に増したと思う。映像作品であり音楽作品、'Donald
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.8

本当に大好きな物語だけど、本当に悲しい物語だ。極度に都市化しあらゆる文化が溶け込みあった2019年のLAという一見華々しく見える舞台設定だが、物語には常に雨が降り、鉄のような冷たさと、終始悲しみや死の>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.8

1人の男がたった1人の愛した女性を生涯かけて愛し抜いた究極のラブストーリー。観る度本当に心打たれる。愛おしいキャラクターや初々しく切なく情熱的な恋愛模様、舞台設定、多くの登場人物それぞれの葛藤、そして>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.8

レディーバードは俺だ これはきっと多くの人が言うだろうことだと思う。
思春期特有のエゴや、色々なものを吸収して膨れ上がった自意識の化身。レディーバードはそんなきっと多くの人が経験するであろう自分を背負
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.6

ここ最近観た恋愛映画の中でも特にお気に入りの作品。俺がテルコやナカハラの立場に当時近かったせいもあるのか、終始共感しまくりだった。最後があれで良かったのかはわからない、でもどう転んでもきっと最後には僕>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

3.2

ホラー映画というよりは、とてもカルト的側面を持った映画。内容の理解には苦しむけど美の表現は秀逸、それが死であっても。トムの劇伴もいい味出してました。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

スーパーカルト映画で、1回目はこの狂気を全身で受け止めるので精一杯。9日間の祝祭で狂気的な環境に飲み込まれていく学生たちやあらゆる死の表現はとても繊細で生々しく、あの村独特の浮世離れした考え方や風習は>>続きを読む

花嫁のパパ(1991年製作の映画)

3.7

父親の諦めの悪さにはちょっとイライラしたけどとても暖かなストーリーだし、コメディタッチで観やすく、楽しい映画だった 案外こう言うタイプの映画を観たこと無かったからもっと観ていきたいな

セッション(2014年製作の映画)

3.9

僕も音楽をしている身だけど、自分はまだまだ甘いなと感じる映画だった… 凄まじい迫力とジャズへの執念がみせる狂気はこちらまで緊張が走り、身体が固まってしまった

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.4

美しいジャズをバックにした、切ないストーリーと映像美はとても惹き込まれました。クリスチュ最高、

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.7

ストーリーはベタなとこもあるけど、年を老いても夢を追い続けるカッコイイ爺さんたちのシリアスでそしてファニーな物語はとても輝いてきて、トミー・リー・ジョーンズの最後には心を打たれた。シナトラの 'Fly>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.2

たまたま電車の中で会って、意気投合して、そのまま1日過ごして、その間にその人を好きになる。ここだけ一見したらありえないと思うだろうけど、そんな恋愛だってある。短いながらも2人で朝日が昇るまで過ごしたそ>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ゲイリー・オールドマンの怪演がとにかく凄いし怖いし本当に腹立つ。レオンのマチルダへの優しさは本当に好きだし、その優しさが切ない。マチルダと出会う前なら殺し屋として私情など厭わず切り捨てたと思うけど、最>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.4

日常が愛おしい。毎朝2人のベットに降り注ぐ朝日とか、バスの車内で聴こえる乗客の会話とか、ふと2人の未来を想像する時とか、何気ない日常ほど、俺達が見逃している世界の美しさや愛すべきなにかがあるのかも知れ>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

男の血を騒がせる戦いの要素、ラストに向かって周到に張り巡らされた繊細すぎるほどの伏線の数々。肉体的興奮を求める男達が繰り広げる暴力性とその華々しい血と拳飛び交うシーンの裏で同時進行的に展開するエンター>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.6

ドラック漬け、夜はクラブ、そしてセックス、そんな毎日を送る彼らの日常は僕ら観る側からしたら非日常的な世界。故に、傍から見たら非人道的な行動をとっているレントン達がなぜか魅力的にみえてしまう。衝動的に思>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

ジャック・ニコルソンの怪演がとにかく印象的。物理的なホラー性よりも、人間性が徐々に変貌していくその様に底知れぬ恐怖を覚えた
例の「お客様だよ!」のシーンのジャック・ニコルソンや、手を繋いだ双子の姉妹、
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

2時間、アートが鳴り止まない。次から次へと脳に突き刺さる暴力とアートとセックスの映像ナイフ。その快感と衝撃は中毒となり、逃れることができない。この先ずっと。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.5

映画に幕間の休憩があるだなんて、これで初めて知った。60年代とは思えない、想像の限りが尽くされた生命と宇宙と人類の進化の壮大絵巻。
今観ても全てが新鮮で刺激的な映画。
初めてのキューブリック作品でした
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

アメリカ郊外の風景、4人の少年達のある'死体'をめぐる夏の一時の大冒険。今を懸命に真っ直ぐに生きる姿は本当に眩しかった。
「子供さ!子供時代は二度と来ない」
俺は二度と来ないこの時を今懸命に楽しめてい
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.2

そこにあるのは確かに愛なのに、そうあってはいけない。お互いに配偶者を持つ2人の、切ない出会いと別れの物語。もう二度と会うことは無いのかもしれない、あらゆるカルチャー、人種が入り乱れる街トーキョーで出会>>続きを読む

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