imuさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.9

命をかけて本気でこの映画を撮ったこと、その魂みたいなものを、とてもとても感じる作品だった。
私にはあんまり刺さらなかったけれど、たぶんそれは、この圧倒的な現実と言葉とパワーを、私が受け止めきれなかった
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.1

全体的にちょっと古くささが漂ってたり、医療従事者パートが長くてもう少し患者さんとの関わりを深く描いてほしかかったりしたけど、
「いろんな命があって、いろんな最期がある。本人、家族、医療従事者、その一人
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.6

めちゃめちゃによかった…興奮冷めやらぬ…すげぇ…ザ・エンタメ作品で、こんっなに楽しませてもらったの初めてだ…ほんっと、映画館でぜひ…息を呑みます…
いやー、とにかく手の込んだ作品だこと。キャスト・スタ
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お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

3.0

すごく軽やかに明るく易しく終活のことを描いた、コメディチックな作品。いや、終活、というよりも、人生100年時代をどう楽しく生きるか、の方がメインになってる気がする。死んだあとのために色々と考えていく過>>続きを読む

HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.5

"絵を見る"映画だなぁと。
絵画師の書いた"絵を見る"という意味と、映画として象徴的にしたいのであろう"絵(シーン)を見る"という意味で。
見る分には普通に面白かったけど、展開が甘いのか、北斎の人生は
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明日の食卓(2021年製作の映画)

4.2

心の部分がストレートに描かれていて、母の葛藤、子の葛藤に、胸が苦しくなった。
2時間という枠の中で、3家族のストーリーをとてもバランスよく見せ、観客を飽きさせず集中させる構成に天晴れ。
キャストも皆上
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街の上で(2019年製作の映画)

4.1

女の子たちがこんなにもかわいいと思った映画初めてだったな。ほんとかわいい。パンフレットみてもかわいいって言っちゃう。かわいい。
私は、東京にはまだ2回しか行ったことなくて、初めて行った時に、下北沢をプ
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.3

役者さんの演技からは、葛藤とか、どうしようもない感情とかが伝わってくるのだけど、
カットの不自然さだったり、虐待がなんだか形だけに見えたり、まとまりが良すぎて美化されてるように感じたり、そういうところ
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.9

オンライン試写会で鑑賞。なかなかネタバレせずに感想を書くのが難しい!
主人公の女の子と男の子がすごく良くて、その2人の映し方も、好き。こういう恋愛、ありそう。あと、この映画の登場人物たち、ほんと、どこ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

主人公の心情を読み取るのが難しくて、盛り上がりにかける退屈さも感じた。家で見てたら途中でやめてたな…
一方で、大きなスクリーンに映る雄大な自然は美しく、そこにいる実際のノマドの方々の姿や言葉に、ドキュ
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.5

この映画に映されている人たちが、とにかく愛おしくなる映画!推しは最高だ!!!一緒に推せる仲間も最高だ!!!
「好きなことを好きだ」と言える世の中であってほしいし、「あの頃も楽しかったけど、今が1番楽し
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.3

気持ち的には、私も一緒に殴られたよね。そういう展開でくるのか!!という。怖さと衝撃で心臓バクバクした。
主題とかメッセージ性とかがある映画かな?と思いながら観てたけど、結果、それらがどこに置かれている
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.6

すばらしき世界が最高だったため、西川監督のほかの作品が気になり、鑑賞。
西川監督の映画は、ほかの映画にない、心の揺さぶられ方がある。
20歳の私にとっては、この映画に出てくる人たちとの共通点なんてほぼ
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ゾッキ(2021年製作の映画)

2.4

ほんわかしてたけど、あのテンポ感と変態な感じが、私にはハマらなかったです…

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.8

連続ドラマ、スペシャルドラマ、ともに鑑賞済み。ドラマが好きだったので、映画も期待。
期待しててよかった。真実が徐々に暴かれていくドキドキ感と、映画館ならではの迫力あるアクションシーンのハラハラ感。
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.5

この映画の素晴らしいところは、大きく三つ。構成、CG、役者。
集中力を全部持っていかれそうになった。圧倒的な力を感じた。
いやぁ、面白かったな。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.2

私も騙されるぞ〜騙されるぞ〜と思いながら、騙し合いを見てたら、結局そうでもなくて、なんとなく盛り上がりにかけるなぁという感じ。どんでん返し系は、予告編で期待をさせすぎるの、本当にやめた方がいいと思う…>>続きを読む

痛くない死に方(2019年製作の映画)

4.0

私の祖父の死に際を見ているかのようでした。
身体も心も「痛くない死に方」をしたいひとは、たくさんたくさんいる。でも、「痛くない死に方」ができたひとは、きっとそんなに多くないような気がする。
いつかのと
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.8

後半、ほぼずっと、もうどうしよぅ〜ってくらい、涙が止まらなかった。肩が震えるほどに泣いてしまった。控えめに鼻を啜り、エンドロールで必死に涙を拭ったけど、鏡を見たら、目は真っ赤だし、マスクは濡れてた。>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.6

映画館で観る千と千尋の神隠しは、もう、圧巻、でした。極上の映画体験。
世界に引き込まれていく感覚が異常。足音がねぇ、素晴らしいんですよ。

ハクが本当の名を思い出すシーンは本当に泣ける。BGMの「ふた
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.3

何かが聞こえる(遠くから)みたいな台詞・シーンがあって、映画館だからこそだろうけど、ちゃんと薄ら何かが聞こえて、シンプルに興奮した…
もののけ姫は、小さい頃怖くて、ジブリの中では珍しくあまり観たことが
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

私が生まれる十数年前の作品でありながら、小さい頃から見てきた作品。こちらを映画館で観るときが来るとは。
なんとも極上な映画体験でした。

話す人だけが動き、群衆たちは表情も動きもピタッと止まっている様
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

メッセージ性の強いサスペンス?
予告をみたときの印象より、重たい話だった。
全体的に、男性が加害者、女性が被害者って感じで二分化されてて、なんかもう少しバランスとってほしいな…という気持ちに。あんまり
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名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

2.8

こちら伏線ですよ!!!っていうアピールのような台詞や言い方、見せ方が多すぎて、冷めてしまった。
山田杏奈ちゃんだけが救いだったな。かわいいし演技上手い。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.8

すんげぇもの観た…
半端ない…
鳥肌が止まらない…
エネルギー…
この作品にかけてるよ…
役者もスタッフも…
格好良すぎんか…
主題歌、すばらしかった…
パンフレット、超良質…
いやぁ…やられた…しび
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.9

フッッッ
て笑ってしまう。

この空気感出すの、
簡単そうで難しそう。
音楽がうまいなぁって思った。

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.6

ボロボロ泣いた。
今は、抱きしめることができないかもしれないけど、そのぶん、抱きしめるような心と言葉で、誰かと接することができるように。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.7

私の心に残された儚くもあたたかな何かを、誰も踏み入ってこない、私しか触れることのできないどこかに、そっと、大切に、閉じ込めておきたい。

麦くんの絹ちゃんが今この瞬間も生きているような気がする。これは
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.8

ミステリー作品として面白かったし、解決しましたちゃんちゃんじゃなくて、その先にあるメッセージもしっかり伝わってくる作品でした。

あと、キャストが豪華…!!
菅田くん、たぶん当時18歳だけど、役に対し
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.3

主題歌、菅田将暉くんの「虹」。
台詞がほとんどそのまま歌詞になってるところもあったし、ほんとに物語とリンクするようにつくられたんだなぁと。
MVやTFTを何回も見てたけど、やっぱり映画館で聴くのは格別
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天外者(2020年製作の映画)

3.4

誰もが夢を見ることのできる国をつくろうと奮闘する、五代友厚さん。
日本中の人に、俳優として、たくさんの夢を与えてくれた、三浦春馬さん。
どうしても、重ねずにはいられませんでした。
【時代を超え、志は未
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.7

the三谷幸喜作品!撮影現場楽しそうだな〜って思いながら見ました(笑)

オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.0

話自体はちょっとくさかったけど、仕事への向き合い方が素敵で、こんな職場いいな〜ってなった☺️

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.4

オンライン試写会にて鑑賞。
生まれという運命。どの生まれが1番いいとか、そういうのはない。それぞれにそれぞれの利点があり、苦しみがある。
住み分けされているという言葉があまりにストレートでドキッとした
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