「座頭市」シリーズ22作目。
香港ズームから始まるこの映画。しかし感じるのは天下の東宝っぽさ。
香港映画のスター・ジミー・ウォングをお迎えしての22作目。今作は日本版と香港版で結末が異なるという異>>続きを読む
「座頭市」シリーズ21作目。
三船敏郎の次は仲代達矢。
"これでいい"
2022/09/04 1回目
【2022年313本目】
『デッド・プール2』のドミノよろしく、"幸運"と"不運"に支配される登場人物達。これは運命を巡る主人公達の物語。
電車と映画の相性が良いことは映画史を見れば一目瞭然ですが、デヴィッド・リーチはやはり>>続きを読む
「座頭市」シリーズ20作目。
勝新太郎が20作目の布陣として選んだのは、世界の三船と唯一無二の映像作家・岡本喜八。
突然のジャック・タチオマージュ。勝新の目線の先には西欧が。
どちらも東宝、大映>>続きを読む
「座頭市」シリーズ19作目。
漫画チックでコミカルな描写が印象的な異色作。
2022/08/29 1回目
【2022年310本目】
横並びで語られる、馬とチンパンジーとGジャン。
ジャンル映画、とりわけホラージャンルを、現代社会が抱える最も身近な恐怖へと接続する事を映画にしてきた監督ジョーダン・ピール。『ゲット・アウト』、『アス>>続きを読む
「座頭市」シリーズ18作目。
志村喬、黒澤作品並みのヒューマニズムを体現。
2022/08/26 1回目
【2022年308本目】
「座頭市」シリーズ17作目。
前作から一転、大映製作に戻り、話も子連れに戻る。
2022/08/25 1回目
【2022年307本目】
「座頭市」シリーズ16作目。
勝プロダクション第一回作品。勝新と監督の対立から製作もあまり上手く進まなかったようです。
2022/08/25 1回目
【2022年306本目】
「座頭市」シリーズ15作目。
新しい刀。樽攻撃、俺に廻る目はねえんだ。
2022/08/23 1回目
【2022年305本目】
「座頭市」シリーズ14作目。
四国へ。冒頭のゴア描写、中盤のほっこりシーンの緊張と緩和。ドリーズームを多用した迫力のある画。
西部劇的決闘シーンなど『用心棒』に影響受けたのかと思わせる。
2022>>続きを読む
「座頭市」シリーズ13作目。
あん摩と琵琶法師のアンサンブル。
2022/08/19 1回目
【2022年303本目】
「座頭市」シリーズ12作目。
いつになく、弱みを見せる市。三隅研次の描く座頭市は奥深い。
2022/08/20 1回目
【2022年302本目】
「座頭市」シリーズ第11作目。
数十人と対峙する大立ち回りが白眉。蝉の音にはじまり、波の音に終わる。
2022/08/19 1回目
【2022年301本目】
「座頭市」シリーズ第10作目。
響くギターの音色、二刀流の市を手持ちカメラで長回しする。映像革新で現状打破を狙う姿勢が垣間見えます。
2022/08/18 1回目
【2022年300本目】
「座頭市」シリーズ第9作目。
闇から現れ闇に消える。影の使い方がこれまた格好良い。初日の出に照らされた背中が物語る悲哀で幕引き。
2022/08/18 1回目
【2022年299本目】
岡本喜八×三船敏郎による傑作時代劇。
この三船敏郎は岡本喜八じゃないと見せられない。皆さんおっしゃる通り、ラストシーンの"ええじゃないか"は圧巻。
2022/08/16 1回目
【2022年298>>続きを読む
「座頭市」シリーズ第8作目。
子連れ狼ならぬ子連れあん摩。ひょんなことから赤ん坊と旅することになった市。今作以降、子供たちの活躍が目立ちます。
2022/08/16 1回目
【2022年297本目>>続きを読む
監督・五社英雄、脚本・橋本忍、主演・勝新太郎による司馬遼太郎の『人斬り以蔵』の映像化。
岡田以蔵のとにかく踏んだり蹴ったりっぷりや、やがて訪れる顛末からはアメリカン・ニュー・シネマ的な雰囲気を感じま>>続きを読む
今井正による脱侍映画。7編のオムニバス、ある家系の7代に渡る長編の物語。主演・萬屋錦之介が7代の役を見事に演じ分ける。
2022/08/15 1回目
【2022年295本目】
終戦に日に観る今作。
岡本喜八節が光る傑作戦争映画。
戦地は映さない、事件は会議室で起こる。会議映画。我々日本人はもちろん結末を知っているわけで、それなのにここまで手に汗握るのは岡本喜八のサスペンス>>続きを読む
「座頭市」シリーズ第7作目。
川を挟んでヤクザの二大勢力が構えるという地理的面白さ。ドイツ表現主義ばりの影使い、血飛沫に染まる障子、俯瞰視点の殺陣、花火に照らされる市。
2022/08/14 1回>>続きを読む
東映の時代劇復活をかけた、『仁義なき戦い』シリーズの深作欣二が手掛ける一大時代劇。
兎にも角にも萬屋錦之介。第一声で歌舞伎の出だと確信する。歌舞伎の演技と映画の親和性はそこまで高くないはずなのですが>>続きを読む
岡本喜八による侍西部劇。武士、忍者、インディアン、カウボーイというトンデモパーティが繰り広げる娯楽作。
ちょい役ですが仲代達矢の存在感がすごい。あの粘っこい喋り方は、同じく岡本喜八の『殺人狂時代』、>>続きを読む
日米英仏の俳優が西部に集結。日本から黒沢作品で本家西部劇に多大な影響を与えた三船敏郎、アメリカからはマカロニ・ウエスタンの傑作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト』からチャールズ・ブロンソ>>続きを読む
パラマウント製作、監督ジョン・フォードの歴史西部劇。
当時の西部劇は"西部人情劇"と呼ばれていたそうで、今作のようなスペクタクルな西部劇を観た観客はそれは驚いたでしょう。というのが淀川長治氏の解説を>>続きを読む
1万頭もの牛の大移動、所謂キャトルドライブを描いたハワード・ホークスの傑作西部劇。
劇中でも描かれる牛の暴走・スタンピードをもろともせず、牛1500頭余りを使った文字通り命懸けの撮影で説得力のある画>>続きを読む
仏伊の大女優ブリジット・バルドーとクラウディア・カルディナーレが共演した西部劇。
脂汗を浮かべながら土埃に塗れた泥臭い男のジャンルを完全にジャックしてしまったヨーロッパの二大女優。劇中に登場する男た>>続きを読む
セルジオ・コルブッチによるマカロニ・ウエスタン。声を奪われた主人公サイレンスが一面雪に覆われた土地にやってくる。この頃の邦題は中々に釣り目的なものが多い中、今作はビシッと決まっています。
衝撃的なラ>>続きを読む
フレッド・ジンネマン『真昼の決闘』に対抗して作られた職人監督ハワード・ホークスによる痛快西部劇。
ジョン・ウェイン演じるチャンスに始まり、デュード、コロラド、スタンピーなど一人ひとりのキャラクターが>>続きを読む
1957〜1964年。ヨーロッパの特異な監督、ベルイマン、ブレッソン、フェリーニ、タチからフランスで起きた映画の革命ヌーヴェル・ヴァーグの主要監督達にスポットを当てる。
ポール・シュレイダーが語るロ>>続きを読む
見事な演出・脚本。圧倒的なプレデター力。残虐さと怖さだけじゃない、高潔さとクールさを兼ね備えた理想のプレデター造形。
コマンチ族とプレデターを徹底的に比較して魅せる。斧から銃、銃からプレデターの武器>>続きを読む
「ジュラシック・ワールド」シリーズ3作目にして「ジュラシック」シリーズ6作目の今作。
賛否が分かれるのは、「新たなる支配者」という副題、そして前作のラストに拡げた大風呂敷の功罪だと思います。前作でアメ>>続きを読む
第一作目から30年ぶりの続編兼リブート的な立ち位置の今作。ひょんなことから結成されたならず者集団、彼ら全員に見せ場がある点が本当に素晴らしい。
『ザ・プレデター』というタイトル。一作目との違いは冠詞>>続きを読む
孤高の狩人・プレデター。彼の名は劇中一切でない。
アーノルド・シュワルツェネッガー率いる特殊部隊の密林サバイバル。筋肉アクションVSスプラッター、どちらも80年代に隆盛した二つのジャンルの激突。
2>>続きを読む
"紳士は金髪が好き"という世界線のシスターフッド映画。
マリリン・モンローが歌う『ダイアモンドは女の親友』に元になったブロードウェイ・ミュージカル味を見ることができます。
紳士は金髪が好き=金髪な>>続きを読む