inuさんの映画レビュー・感想・評価

inu

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望み(2020年製作の映画)

2.0

加害者家族になるか被害者家族になるか。
加害者家族になるほうが恐ろしい。
妻側の祖母の他人事っぽい態度に驚く。
祖父母の周辺も一変するだろうに。
お葬式で殴られるシーンがすごく嫌だった。
遺族にならと
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死霊伝説 呪われた町(2024年製作の映画)

1.5

大人より頼りがいのある少年が良い。
現代的な棺は面白かった。
あと光りまくる十字架。
それほどビックリするところも怖いところもない。

ホステル(2005年製作の映画)

1.5

前半はエロだらけで退屈だが、後半の進め方はなるほどとなる。
生々しくは感じないグロ。
世界のどこかにこんな場所があるのかもしれないという怖さ。
人との出会いにも気をつけないと。
ガムで買収される子供達
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

2.5

気の毒に思う点はあれど、まあ勝手だなぁという印象。
幼児期を育てた母から確実に愛されていたという力強い記憶の心地良さと共に、でも誘拐は犯罪だし…事実に引いて深くは響かず。
美しい風景だからか美しい話と
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

1.5

その辺に生えている草をむしって食べさせようとするシーンに笑った。
代理母等の話で抱く違和感に通じるものを感じた。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

1.5

興味深い設定で冒頭はドキドキした。
後半の思想も何もない胸糞グタグタ感は、それはそれでリアルに感じた。
ワンカットなのはすごい…気づかなかった。

完全なる報復(2009年製作の映画)

1.5

冒頭の幸福からの絶望、掴みはバッチリ。
携帯爆発はビックリした。
バトラーの凄さがわかるシーンをもっと欲しかった。
検事よりバトラーにじっくり焦点を当てて欲しかった。
個人的な好み。

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

2.5

荷車の車輪が引っかかって動けず、座り込んで涙する通訳の姿が印象深い。
エンドロールの兵士と協力者の笑顔の写真は何ともつらい。

ヴォイジャー(2021年製作の映画)

1.5

食糧に不足もなく、誰も謎の存在をはっきり認識していないのに殺し合いが始まる。
それほど絶望を感じない時点で攻撃的にな
る個体も初期の種の保存には必須なのかな。
末期の種を存続させたいのなら、何事も過剰
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

利己主義な親の下で狂う子の生涯。
最初に感じた眩しい親子関係がぼろぼろと崩れ去る流れは、複雑な感情を掻き立てられる。見事。
逆に崩れ去らない兄弟関係が切なく輝き続ける。
父親はもちろん何もできない母親
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

1.0

めっちゃハエが飛んでるのに気づかなくて笑った。
ビールやお茶を盛大にこぼしながら持ってくるベニーの動きに和む。
犬……
ラストにかけては面白かった。

依存魔(2019年製作の映画)

2.0

グロリアは病気も関係して主に目立っているが、他の登場人物もなかなか歪んでいる。
共依存から抜け出すのは困難。
そもそも健全な愛とは…?
情景と音がとっても美しい。

エクトプラズム 怨霊の棲む家(2009年製作の映画)

1.5

まぶたを切るところが作品的に良い意味で嫌。
集められた枯葉のように箱に入っているのもゾワッとする。
遺体がごろごろと現れるシーンも好き。
視覚的に印象深い場面が多かった。
肝心なときに役立たず、酔って
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

2.5

成し遂げ充実した現在から、あの時その時の選択をふと思い愁う…ラストの2人の、なんとも言えない間に惹きつけられた。
若い頃にしかない特別な輝きって尊い。
ジェシーが良かった。

呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

1.0

映像は見やすい。
内容は捻りがない。
言い出しっぺは主役だから…とはいえ、友人達があまりにも役に立たない…本当に巻き込まれるだけ。
フロスをするのが少しだけ怖くなる笑。

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

2.0

2度あることは3度ある。
違和感を感じたら、世話になっている云々は気にせずに逃げようと思った。
しかし被害者夫婦、宿泊させてもらう側なのにお土産がご当地マグカップでわりと不思議だった…私ならもう少し何
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ジーパーズ・クリーパーズ(2001年製作の映画)

1.0

画面の雰囲気は好みだけれど、内容が好みではなかった。
不明な点は散らばったまま…あまり怖くもなく…

レック2(2009年製作の映画)

1.5

ガヤガヤしている。
ゲームを見ているような感覚。

EO イーオー(2022年製作の映画)

2.5

胸が締め付けられる。
演技派のロバ。
どこか諦観したような眼差しは鑑賞後も心に留まり続ける。
感情表現を補助する音楽も味わい深くて沁みる。

レック(2007年製作の映画)

2.0

人々の騒がしさが臨場感を生み、とてもドキドキさせてくれた。
暗視カメラになってからが好き。
パブロの根性はすごい。
画面酔いはあまりしなかった。

危険なプロット(2012年製作の映画)

2.5

母親のいないヤングケアラーのクロードが見つけた友人の平凡だが温かな環境。
その光景を記した文章に関心を持ち、自分を特別扱いし期待してくれる大人ジェルマン。
徐々にクロードはその文才を、いかにジェルマン
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

1.5

雰囲気やテンポは牧歌的で好み。
映画に詳しければもっと楽しめたのかな。
出演者はとても豪華。
SWキーホルダーとWi-Fiゾンビに笑った。
子供達はどうなったのやら。
ブシェミをもっと見たかった。

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

背景説明なしに始まるので普通のクリスマス休暇の物語なのかと思う。
しかし世界の終わり、皆で穏やかに今生とお別れしようとする物語で、そのギャップが魅力的だった。
理想的に計画的に死ぬのは難しく大変。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.0

ダサい扱いされてたけれど手製ファッションも可愛い。
ラストの畳み掛け方は面白かった。
ジョン、めちゃくちゃ良い人だなぁ。
ロンドンに行ってみたい。

紀元前1万年(2008年製作の映画)

1.5

いにしえの宇宙人。
都合の良いエピソードの連続で少し眠かった。
映像は見応えあり。

異邦人 デジタル復元版(1967年製作の映画)

2.5

小説が好きで、節目節目に何度か読んでいる。
同じ言語を話す人間達の喧騒の中で、根本からは決して混じり合わない圧倒的な孤独とその薄気味悪さが好き。
個人的に思い描くムルソーよりも押し出しの強さを感じた。
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アザーズ(2001年製作の映画)

2.5

ニコールキッドマンの美しさ。
丁寧な話の作りで面白かった。
物語が進むにつれて変化する視点が楽しい。
子役の演技も光る。

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

2.0

ニコラスケイジがあまりニコラスケイジに見えない…すごい。
コミュニケーション能力の高さが羨ましい!

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.0

人間、ひとりの方が身軽なこともある。
けれども仲間がいるというのは希望というエネルギーになる。
愛する人や家族、世界を想って静かに人生を捧げる学者研究者の姿が好き。
示唆的な弱者と強者の変化も良かった
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

1.5

丁寧な料理がめちゃくちゃ美味しそう。
いやに冷静な主人公のサイコパス感が不気味な雰囲気を維持している。
先の読みやすい物語ではあったけれど的確なテンポで飽きずに見られた。

ディスタービア(2007年製作の映画)

1.5

暑さでぼんやりした脳でもストレスなく見られる。
このくらい広い自宅なら外に出られなくても我慢できそう…日本の狭い家なら気が狂いそう。

蝋人形の館(2005年製作の映画)

1.5

もう少し短ければ…
兄も活躍したけれど、妹がすごい。
グロというか痛い。
ラストのドロドロ蝋人形館は圧巻!

ヒンターラント(2021年製作の映画)

1.0

独特な遠近感の歪んだ建造物はコミックやゲームのような雰囲気で美しい。
物語にはあまり入り込めず…幾たびか睡魔に負けた…

運命を分けたザイル(2003年製作の映画)

2.5

めちゃくちゃ生命力あるからこそ、瀬戸際に立ち向かうことが可能なのかな。
自分なら途中で面倒臭くなって死にそう。
ザイルを切らなければ2人とも亡くなっていたのかもしれないし…
2人とも助かって当事者達が
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