さほさんの映画レビュー・感想・評価

さほ

さほ

映画(508)
ドラマ(261)
アニメ(0)

35年目のラブレター(2025年製作の映画)

4.3

何か挑戦することに遅すぎることはないと、ありきたりだけど教えてもらえる映画。
本編プラス、ストーリーをなぞるように流れるエンドロールが、観た後にほっこりさせてくれる。
西畑保さんと皎子さん夫婦が2役者
>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.5

題名をなんとなく知ってたぐらいでストーリー全く知らずに鑑賞したけど、純粋に面白かった!!予習してなくて正解でした。
どんでん返しとか二転三転とかってどこか胡散臭かったり、結局結末分かりそうでちゃんと仕
>>続きを読む

ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

4.0

ごく普通に過ごす大学教授のポールが突如色んな人の夢に現れるストーリーがまず面白くて心掴まれる。
ポールも最初はその出来事をそこまで嫌がるわけじゃなく、むしろどんどんメディアに出ていく感覚、少しだけど理
>>続きを読む

ブルーピリオド(2024年製作の映画)

3.8

原作未読勢としてはシンプルに面白かった。
結果が読めたって意見多いけど、過程を楽しむためのものって考えたら特に不満はないかな、、?
八虎とユカちゃん、その周りを囲む登場人物もすごくいいキャラクターだと
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.6

終始映像と音で不気味な雰囲気流れてる。
考察力低いから結末までの焦らしがすごかった。
最後の最後で怒涛のストーリー展開でなかなか焦らされた、、笑
ミッドサマーみたいだなーと思いながら鑑賞してたけど、主
>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

子供ならではの無知さ、無邪気さ、素直さが引き起こす悲劇の連鎖が恐怖すぎる。
それにしても陰湿なシーンが多い。猫のシーンは悪気のない容赦ない行動で不快描写でした。
子供だけじゃなく、人間の悪の気持ちをコ
>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.6

約90分ほどの全編ワンカットで不気味さが増してるし、没入感がすごい。
謎に結託した女性たちに目をつけられたばっかりにおきる非劇。
この映画の胸糞感(というか嫌悪感?)が好きな自分はつくづく性格悪いなと
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

不気味な宗教色が強い感じだったりミステリー要素も含めた何かが起きそうな予感がずっと続くハラハラ感がオカルトホラーならではで見ないわけにはいかない。
ホラー特有の突然画面に現れる感は苦手なのですが、好き
>>続きを読む

アナログ(2023年製作の映画)

4.0

ネタバレなしで鑑賞。
「アナログ」というタイトルの意味がちゃんとあるんだけど、それによって起こるもどかしさや困難が多すぎる。
それでも会い続ける気持ちがある2人が一緒の時間を過ごして順調に育んでいける
>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

4.0

1人の少女の生き様をおったストーリー。前半後半に別れて進んでいくが、全編通して苦しすぎる。誰も頼れない、みんな自分のことだけ。けどここまで突き放すことはなくても、自分のことで精一杯な感覚になるのもわか>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.5

最初から最後までサラが可哀想すぎる。虐めからのスカッとでもなく、殺人鬼との愛を見つけるサイコ的展開でもない救いようがなく終わってしまうのが、非現実的なのに現実的に思える部分だったのかも。最後、母の気持>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

色んな受け取り方ができる映画。
天才型、努力型の人間がどう思い、将来を考え歩み出すのか、どちらの人間とも言い切れない自分ですら(どの立場の人間でも)共感できるストーリーだった。
悲劇の運命にはどうした
>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

3.0

菅田将暉の親子関係に冷め切れきれてない演技にさすがだなと思った。
最後にやっぱり諦めきれてない感情が溢れ出るのもいい。
河合優実、岡山天音の使い方が贅沢。

BULLY ブリー(2002年製作の映画)

3.9

いろんな関係性からなるメンバーでの殺人計画。あまりにも杜撰な計画で、馬鹿らしいバレ方。どこか楽観的な人達ばかりでこの結末を誰一人考えてなかったのか不思議なレベル。
殺害を計画立てている途中からボビーの
>>続きを読む

幸せの列車に乗せられた少年(2024年製作の映画)

4.1

不器用な母親すぎて終始もどかしい気持ちになったけど(ヴァイオリンを一度は売ってしまうのに、アメリゴが家を出てから取り戻したところは特に。)幸せの列車に我が子を乗せる勇気は素直に尊敬する。
大変な環境下
>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

何故か勝手に裏切られてしまうという展開を想像してたので、素直に感動した。
まだ日本の法律では結婚が認められない関係の2人が、2人だけの幸せを見つけた矢先の出来事。受け止めがたい現実を歪な関係の2人が家
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.1

予告を観たのはだいぶ前なのに、なぜかホラーだと思って見始めていました。
それぞれの視点からでしか見えない背景が複雑で、途中まで時系列を理解するのでこんがらがってたけど、感情が掻き乱されるストーリーの裏
>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.1

自分の性的指向を強制的に罪だと認めさせて改めさせようとするプログラム。郊外禁止のルールによって閉ざさらた環境でもまかり通っていた施設が数多くあったことに驚いた。
宗教で救われる心もあるが、反対に死まで
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.9

映画のポスター見ただけでは想像もつかないストーリー。
ストーリーとしては好きだけど難解な部分が、、。お店に招待された面々の理由だったり、働いてる従業員がシェフと死を共にしようと思う心理が少し足りてない
>>続きを読む

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.5

モンゴルの作品だと知らずに鑑賞。
勝手に思っていたイメージと違う生活ぶりに驚いた。
単純なエッチなストーリーではなくて、世代も暮らす環境も異なる2人の女性の不思議な関係がとても心地よかった。
女の子が
>>続きを読む

WEST. 10th Anniversary Live "W" -Film edition-(2024年製作の映画)

4.5

《イチ推しとしての評価であることを前提として。》

10周年を一から追えていたわけではないけど、これからも応援し続けていきたいグループだと改めて思う映画でした。
これまでロック曲の比率が多くなって賛否
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

この作品タイプだった!!
ネタバレなしで勝手に同性愛が入った青春映画だとばかり思っていたので、予想外の結末で面白かった。
聖なる鹿殺しはもちろん、アメリカン・アニマルズも好みの映画で、バリー・コーガン
>>続きを読む

ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)

3.4

好きな雰囲気の映画だけど、なかなか解釈が難しい映画。
井口さんの演技、正直何作か観ても印象にはのこってなかったけま、今回はすごく引き込まれる感じ。他のテイストの出演作も色々観てみたい。

トールガール 2(2022年製作の映画)

3.5

舞台でのジョディがほんとにかっこいい。、
ジョディの本来の良さに気づきだしてシーズン1とは全く違って困るレベルのモテ方してた、、笑
3ヶ月記念日のお祝い素敵すぎたのにまさかの事態だし単発映像だから展開
>>続きを読む

トールガール(2019年製作の映画)

3.7

思春期特有のコンプレックスに立ち向かう少女の物語。
最後が読めるような単純なストーリーではあるけど、ラブコメというより成長物語としての一面もあるほんとにいい話。
成長したジョディがほんとにかっこいいし
>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.8

岡田将生、清原果耶出演なだけで観る価値あると思ったけど、ストーリーも斬新で面白い。
現実にないけど、妙にリアルな雰囲気で、ゆったりした時間が流れるけど、くすっと笑えるところ多くて個人的に最後までだらけ
>>続きを読む

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.5

ナチスドイツの話だと前情報では知っていたので
覚悟して鑑賞しましたが、まさかの結末に驚きました。
主人公の子供ながらの純粋無垢な感覚と現実の違いに最後までハラハラして観てました。(というかラストシーン
>>続きを読む

湖の女たち(2023年製作の映画)

3.3

最後の最後まで難しすぎました。
終始松本まりかの不思議な雰囲気に魅了される映像。
薬害事件、731部隊と気になる点が多すぎて、それぞれにフォーカスをあてたストーリーも見てみたいと思った。
レビューから
>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

4.2

話題になってるって事は知ってたけど、ストーリーや結末を知らずに鑑賞。
石原さとみの熱演ぶりに完敗しました。
後に役作りにすごい力を入れていたことも知って、だから紗織里になれたんだなと思った。
沙織里と
>>続きを読む

あんのこと(2023年製作の映画)

3.8

上映してた映画館が近くになく観に行けるタイミングを逃してしまってたので、アマプラで初日に鑑賞。
杏ちゃんにとって不条理な世の中すぎて悲しくなる。
評価の高い映画だということ以外前情報を入れずに鑑賞した
>>続きを読む