世界は啓示に満ちあふれている。
シャボン玉のように、そのいくつかが頬を撫でていく。
その気配を感じながら、無我の表情で佇んでいる堂本剛さんがとてもいい。
音楽と映像のひとつの極点。
ありえんやろってなるような
キザなセリフも今みると
一周まわって面白い。
ブッ刺さりました。
会話の瑞々しさ。
その会話を俳優が血の通ったものとして存在させていること。
私にとっては何度も観たいと思った作品です。
ゾンビの頭狙ってレコード投げる時、プリンスは絶対にダメで映画のサントラはいいよってなる音楽的価値観とかがちょくちょく漏れ出て笑ってしまいました。
思ってたより100倍ゾンビ映画してた。
シリーズの1作目の衝撃は超えないけど、どんどんスケールアップしてて今回もまた愛着が増した。衣装のセンスがとてもとても好き。
旅に必ずしも観光地は必要なくて、
「石がある」だけで、楽しい時間を過ごせる。
ほんの短い時間で知らない人同士でもある種の親密感を共有できる。
風の時代の価値観を感じる映画でした。
石だけど😊
劇場公開時に観てから二十数年ぶりの鑑賞。
少女の過ごした時間を淡々と紡いでいくことで、ジワジワと焦燥感を醸し出し、内面へと肉薄し外殻を突き破っていくようなスゴい映画だなと思いました。