オリーブさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オリーブ

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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

意外とあっさりした感じ。
展開や結末は予想を大きく外れることはない。でも涙腺がゆるいので泣いてしまう。
沈黙のシーンはここで入れるか、と思った。普通なら一番盛り上がるところ。
ドライブマイカーでもこう
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

良い映画だった。
長いようで短く、物足りないようで充分。

・これは映画館で一人で観るのが一番いい。あの沈黙の時間、何でもないシーンで投げつけられる緊張感は映画館で観るからこそ体験できる。
・観終わっ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.0

主人公の行動には多少もやもやするものの、音楽がいい。
ミュージカルは整合性より音楽を楽しむもの、と思っているので楽しめた。
コナーが机の上でダンスするところが好き。絶対そんなことする性格じゃないのが笑
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

オードリーを見たいがために鑑賞。
衣装はどれも素敵。ドレスも普段着も上品で似合ってる。

ただヒギンズ教授の女性蔑視が強すぎる。そういう時代背景としても、大佐とは大違い。それなのになんであの結末になる
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

出会ったばかりの二人の初々しさとか、恋してるときの万能感。なんだか眩くていいなぁと。
すごく刺さるという訳ではないけど、すれ違っていく過程がリアルで切なくなった。
意外と終わり方がポップ。

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

2.8

原作未読。
半澤さんと同じく「信じない」人なので、こういった世界観にはあまり入り込めなかった。実写よりアニメに向いてそう。

いまいちな点
・BL感が強い(原作からそのよう)
・可視化された呪いがチー
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

ゆっくりご飯が食べたくなる映画。

誰もが寂しさや悲しさやらを抱えながら生きている。
誰かに作ってもらったご飯、淹れてくれたコーヒーはやっぱり美味しい。
こんな食堂あったら通ってしまうなぁ。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

なぜ主人公はイネズと婚約したんだろう。
序盤から全く噛み合わないし。自分が大切にする価値観をお互いに否定し合うので、そりゃ上手くいかないよね。

どの時代であってもパリは美しい。
主人公のように散歩し
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

自分の生活が全て他人の監視下にあるというホラー。
設定であったり、役者の演技にも無理があるので破綻するのは目に見えてる。
でも30年もそんな生活とは…
どうか外の世界でシルヴィアと会えますように。そし
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

とにかくドレスが美しい。
王女のウエディングドレスが特に。
美しい映像とは裏腹に内面はかなりドロドロ。まさに倒錯愛。
アルマはミューズというよりファムファタール。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

不穏な音楽とカットが多く、終始どきどきした。
ストーリが進むにつれ、何が真実で幻覚なのかわからなくなる。
ひょっとして主人公の妄想では?と思ったらまさか…
善人として死ぬことを選んだのだろうか。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しがある、という予備知識だけで観賞。

このまま幸せに…とはならないだろうと予想してたがまさか。完全に騙された。

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.3

ずっと観たかった映画。
もっと若い頃に見たほうが刺さったかもしれない。
子どもが15,16歳くらいになったら見せたい映画。

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「アルジャーノンに花束を」を彷彿とさせる。
一夏の短い目覚めだったけれど、患者だけでなく医師・看護師・家族、多くの人が「気付き」を得たのではないか。
ロバートデニーロの演技が凄すぎる。