ナオさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

アスファルト(2015年製作の映画)

4.1

こりゃ宇宙飛行士コスチュームに弱い私にビシバシ刺さるセボンなフレンチムービーやないか〜い👨🏻‍🚀🪐🌍

元売れっ子女優とお向かいに住むアンニュイ少年、不時着したNASAの宇宙飛行士とアルジェリアからき
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黒い家(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

唐突な「乳しゃぶれ〜!!!」からの「ヘタクソ〜!!!!」に笑って、若槻がピクリともしない幸子に念のため...みたいな感じで消化器かけるのに爆笑した。確かに一応かけときたいよねぇ

若槻は終始ビビりっぽ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

今やすました顔して都会に暮らす私も、きっといつまでも銀座や麻布なんかのセレブシティに行くときは背筋がしゃんとするし、あの内部生みたいにちょっとお茶しよ〜の感覚で5000円のアフタヌーンティーに行くこと>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

Mondayに観ましたMONDAYS
タイムループものはこの世に溢れかえってるけどもまだまだ色んなパターンや活用方法があるなあ楽しいなあ
ガラガラの劇場で観たばっかりに見どころのプレゼンのシーンもマス
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.3

お互い相手を思うからこその決断なのにそれを相手は望まないって、どちらの立場になってみてもつらいし、ふたりの主張はそれぞれに間違ってないと思うからただただひたすら切ないじゃんね...
コリン・ファースと
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今度は愛妻家(2009年製作の映画)

3.4

オカマちゃんな石橋蓮司が見られると聞いて

いや散々足蹴にしといて今更シクシクめそめそ懺悔されても...とトヨエツに冷たい視線を送ってしまったし、何だかんだ夫に甘い薬師丸ひろ子にも喝を入れたくなってし
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.1

難病の新薬の開発だからもちろんコストも時間もかかるわけで、安易に高い!安くしろ!というのも違うと思うけど金額だけ見れば一般人にとって高価であるには違いないからさ
結果として白血病に関しては国で見直され
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.9

甘酸っぱくてかわいいひと夏のバカンス🏄🏼‍♂️🍍🌴
人生も終盤に差し掛かったところで悩める少年に教えを説いて、「一緒に新しい思い出を作らない?」って最高の誘い文句かましてもらえるヒレじいちゃんの人生超
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.9

どの会社にも必ずいる、憎めない人畜無害おじさんたちのGoogleインターン物語
おふざけギャグムービーかと思えば不意に核心を突いてみたり、かといってどの要素もくどくなくさっぱりしていてバランスが絶妙、
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.2

すごくタイプでした
父の奔放で自由な生き方、自分に正直で大変良いと思うけどそりゃ息子は色々考えちゃうよね
良い関係が築けて偉いなあ

ユアン・マクレガーとメラニー・ロランの組み合わせ尊すぎ...壁に落
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累 かさね(2018年製作の映画)

2.8

観始めたからには設定にケチつけるなんて野暮なことはしないよ。しないけども、何より横山さんが新進気鋭の若手演出家っていう設定が最高に皮肉効いてるんよな....という皮肉だけは言わせて。

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.9

これだからホームパーティとかする人種は好きになれんよな...
この人たちのこと全員好きじゃないけど展開が好きすぎるしカオスでお熱いラストも好き
いるよなあ紙ちゃんみたいな女な...

ムササビになって
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

当然ながら『エール』のときとストーリーもこちら側の感情の波もほぼほぼ一緒
あれも最初は全然好きになれなくてむしろ怒の感情で泣けそうなくらいイライラが募るんだけど、後半の持ってき方がずるいんよね...
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.3

原作既読

あの珍妙な森見ワールドがしっかり映像におこされてるの毎度のことながら脳がびっくりする
明石さんの凛とした佇まいは永遠の憧れ

いや〜〜〜何たって12年越しのあのラスト、嬉しくてにやにやしち
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

圧倒的美しさ....!
パッケージもそうだけど、それ以外のどの瞬間も絵画みたいな麗しさ
音楽も控えめで、一貫して静かだけど内にとてつもない熱を感じる🔥

振り返ったオルペウスと振り返らなかったエロイー
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

美しいホラーは大好物!
鏡合ったときを始め、写し方がいちいちお洒落で参ったね🪞

幽霊自体は全く怖くないものの人間の愚かさをまざまざと見せつけられて大変不愉快
そりゃどの国でもどの時代でもこういうこと
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.7

こういうのって結婚/子どもを持つ人生の対極がばりばりのキャリアウーマンとして描かれがちだけど、生きるため最低限の仕事をするどちらにも属さないゆるゆる独身としては何だか少し居心地が悪いんよネ
実際そんな
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.7

コメディドラマって映画になるとやたら感動シーンが盛り込まれて興醒めしがちだけど、(今作もまあ盛り込まれてるんだけど)甘利田先生はやっぱり給食が大好きで、全力でふざけていてよかった
食に貪欲な人はとって
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

自分と母の関係とは違うんだけど少し似てるところもあったり、ちょっとイタい感じも身に覚えがあったりなかったり
懐かしくなったり恥ずかしくなったり

パパはいいとこ取りでずるいような気がしなくもないけど母
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

疾走感〜!
こういう画面上でちゃかちゃか展開するのすごく好き...!
パパ応援しようと思ったら、素人らしからぬパソコンスマホさばきで捜査官顔負けの有能さに笑った
うちの父ならこうはいかない👨🏻💻

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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

これは好きなゾンビ映画🧟‍♂️
冴えないズッコケ三人組がわちゃわちゃしてるだけで何だか幸福な気持ち
終焉の世界でこんだけふざけられる友って貴重よねぇ

ゾンビも何だか冴えなくて微笑ましい

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.3

しっちゃかめっちゃかにとっ散らかってるのにテンポはものすごく良く、セリフ量の多さも好みだけどメインの二人が自分勝手すぎて辟易!
どういう情緒よ!
絶対身近にいてほしくないけどある意味ベストカップルだわ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

キム・ジヨンさんは比較的恵まれてる設定ではあるんだけど、きっとあえてそう描くことで、露骨に不幸な生い立ちや環境になくても生きづらい女性像を表現してるんだろうな、と解釈

夫も理解があって歩み寄りを感じ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.0

少年少女の青春に水を差すようで大変申し訳ないが、私にはちと眩しすぎた....
演劇感に終始ムズムズ

「声出せ!」っていう、声通らない族からしたら恐怖のワードで学生時代を思い出すなど...
「しょうが
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

そんなとこ一人で住むな😩仲間を呼べえ😩一人で廃墟行くなあ😩後ろを見い😩銃の練習せえ😩

ネトフリにきたので早速
ホラーあるあるで頭の中のノブがやかましかったけどなんだかんだ楽しんだ!
美しき姉妹愛..
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

奇妙で好きな雰囲気🦴

歳を重ねていく描写がリアルでぞくぞくした
ガイとプリスカの老化が顕著に見えてくる様は辛くなるね....
周りがわりと壮絶な最期を迎える中、ふたりの50年分の年月をしっかり重ねた
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疑惑とダンス(2018年製作の映画)

3.4

昔のすったもんだに大の大人が50分近く言い争う、ちょっとした舞台劇みたいな感じ

にしたって全員嫌いだしきしょいし無理すぎる
控えめに言ってもこの空間は地獄で登場人物は揃いも揃ってクズだけど、だからこ
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

4.1

15歳ならではの不安定さや脆さ、ニキビまでもが瑞々しくて眩しくてくすぐったくなってしまったよ ああ美しき青春....
お父さんもお兄ちゃん(字幕だとお兄ちゃんだったけど弟みのすごい彼)も友だちも少しず
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Guava Island(2019年製作の映画)

3.3

絵本みたいなMVみたいな、簡潔にまとまったサクッと観れるサマームービー
今の季節にちょうどいい☀️🏄🏼‍♂️🍍

リアーナもチャイルディッシュガンビーノもヒロムライも何も知らない私にはこれがいかに贅沢
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.7

何事にも動じなくて真面目で寡黙でお掃除上手なニコラス・ケイジ、大変推せるがな👏🏻
休憩もきっちり取ってて偉い
無口ったってまあ少しは喋るでしょ?と思ったら最後の最後まで一言も発することない貫きっぷりに
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小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

3.2

冴えない向井理が弟なんて、夢があるよなあ
お互いが思いやるのは良いことだけど、何と言っても好美の去り際の言葉に尽きるんだよなあ...

随分ドラマチックになってしまっていて、原作のようにもっと淡々とし
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なるへそ〜🧙🏻💡
伏線もすっきり回収してもろて!これにて完結!
にしてもシリーズ通してたくさん血が流れたねえ

私はあの瞬間まで先祖/子孫に気付かなかったから、初見で気付いた方々より俄然たのしめた自負
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.7

謎が少し解けておもしろくなってきた!
マックスのパラレルワールドかな?ってくらいストレンジャーシングスみ強いセイディー・シンクちゃん、ぷりっとしててかわいいな

キャンプ場が舞台だけあって虫やら汚トイ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7

平凡な毎日もアダム・ドライバーが演じれば何だかとてつもなくお洒落になっちゃうな〜
平和に過ごした一日の終わりに観たい映画

奔放な奧さんに振り回されるパターソンはちょっぴり不憫で微笑ましい反面、何でも
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よこがお(2019年製作の映画)

3.5

狂気と正常をいったりきたりする市子の危うさと不器用さに何度もユラユラした
復讐は何も生まない!なんて言うつもりはないけども、市子のやり方が良くなかったんだと思うんよね...

こうやって自分の失敗談話
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

3.6

出てくる人全員にもれなくほんのりした嫌悪感を抱いてしまうのにモヤモヤ鑑賞していたら。ラスト10分が怒涛の展開で一気に好きになっちゃったね。
んも〜そんな狂気隠し持ってるなら早く教えてよ〜

はあ、さよ
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