かさんの映画レビュー・感想・評価

か

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ある男(2022年製作の映画)

3.8

ありがちっちゃありがちな物語ではあったが、出てくる俳優陣のお芝居の上手さで全く飽きずに見終える事ができました。
最後のシーンは想像もしていなかった展開だったし、冒頭にも出てくるあの絵画が意味するものを
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.0

映画としては良いのかもしれませんが、どうしても、現実に居たら … と考えてしまってちょっとアレでした。瀬戸康史さんみたいな人が居るわけないし、そこら辺の30歳が … とか常に思ってしまう自分が邪魔をし>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.5

エルヴィス・プレスリーは世代ではない上に通ってもこなかったので、本当にただ存在を知っている、程度でしか無かったのですが、やはりいつの時代もスターは苦悩し、孤独と戦い、僅かに残った力と勇気を振り絞ってス>>続きを読む

わが母の記(2011年製作の映画)

4.0

役所さんと樹木希林さんの素晴らしさが際立ちまくってる作品だった … あそこまで自然なお芝居できるの(もはやお芝居に見えない)本当にもう言葉にならないくらい凄い。凄いとしか言えない。親と、子と、出会いと>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.5

よくあるダメ男と、ダメ男製造機の話かと思いきや、ラスト15分からの見たことない展開が面白かったです。笑っちゃった。確かに、超越してる、、、レイジくん演じる(当方OKAMOTO'Sガチ勢)万城目泰造、め>>続きを読む

笑の大学(2004年製作の映画)

3.9

こちらも数年ぶりに鑑賞。さすが三谷幸喜、ひとりで声出して笑うくらい面白い。そしてなんと言っても役所さん、めちゃくちゃ面白い。上手なのは大前提として、テンション感というか、表情や言い方ひとつとっても、こ>>続きを読む

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.5

監督が松居大悟さんと知らなくて驚き … !役者さんリスペクト、役所さん𝑳𝒐𝒗𝒆 𝑭𝒐𝒓𝒆𝒗𝒆𝒓... !最後のシーン、拘ってただけあって良かったなあ〜〜〜〜〜 あと風ちゃんがとんでもなく可愛い。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.2

まだ10代だった頃、1度見たことがあったけどそんなに記憶に残っていた訳でもなく、「そういえば見たな〜」くらいの印象だったんですが30代になった今、もう一度見返したところ、感想は完全に「ああ、、、いい映>>続きを読む

ファミリア(2023年製作の映画)

3.7

とにかくもう役所さんが最高。それに尽きる。職人役が似合いすぎてる。ずっと誠治さんにしか見えない。本当に陶芸家さんかと思うくらいの陶芸の腕前で、びっくりしました。お話自体は辛いシーンが多くて、正直しんど>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.6

何度観ても好き。西川監督の作品にある独特の行間が、いつもすごく好き。衣笠幸夫を演じるのはモックン以外有り得ないな、と思うくらいとても幸夫くんでした。憎たらしいけど憎めない、どうしようもない人なのに何故>>続きを読む

レイクサイド マーダーケース(2004年製作の映画)

3.5

役所さんが観たくて鑑賞。言わずもがな最高の演技でした、期待を裏切らなすぎる。当時49歳?の細めパーマダンディ役所さん、めちゃくちゃかっこいいです。サングラス姿も様になり過ぎてるしタバコの吸い方までセク>>続きを読む

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.6

だいすきな西川美和監督のデビュー作。西川監督は人間の弱さや醜さや脆さを描くのが本当に上手いなあと感じます。それは1作目からそうなんだな、と思いました。タイトルと作品の内容も(恐らく)リンクしていて、ど>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

とにかくもう、本当にただただ全てが好きでした。言葉数は決して多くなく、静かで、ゆっくりと丁寧に平山という人間の日々の生活が描かれている作品でしたが、観終わった後、とても大きくて温かい幸福感に包まれてい>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.6

内気な人生をずっと送るのも、人生を失敗させるのも、どちらの権利も人にはあるけれど、然るべき時に勇気を振り絞ることが出来れば、想っている人がまた同じように勇気を振り絞って自分に会いに来てくれる喜びを知る>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

3.5

テーマがどうというよりかは、一貫して静かで暗い感じが好みではありました。1度ほつれると解くのは勿論、順当な形に結び直すのも簡単じゃないよな … と思いつつ、旦那さんの全てが無理でした。モラハラというか>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.2

なんで刺さらないんだろう … 自分でも分からないです。若葉くんは最高でした。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.7

サブカルチャーを嗜む人にとっては共感とむず痒さの連続かと、、、かくいう私もその1人です。物事を斜めから見たり、自分とは違う“その他大勢”のことをガキっぽいと揶揄してみたり。自意識からくるあの痛々しさ、>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

坂元裕二〜〜〜〜〜〜!2人の会話劇、ザ・坂元裕二すぎる、、、、!!!出会った時から、別れてしまうまで、すんご〜〜〜〜ぐ小さな小さな心の機微を描くのがいつだって秀逸。すきです。いや〜〜坂元裕二!!やっぱ>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.8

今の世の中の、当事者意識の足りなさや想像力の欠如など、訴えたい事は感じ取れた物語ではあったと思う。声を上げなければ伝わらない事が山のようにあって、真実はいつも世の中の喧騒に紛れてしまう。これが現実であ>>続きを読む

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.0

正直、どんな気持ちにもなれなくて、ただただ陽子さんの長い1日を観たな、という感じでした。なぜかずっと現実味が無く感じられたのはなぜだろう、、、、

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

アンソニーからの視点で描かれているシーンは、それもう辻褄が合わずぐちゃぐちゃで、誰がどう見たって混乱するに違いない。でもそんな混乱した状況の中、日々過ごしていかなければならないのが認知症という病で、そ>>続きを読む

誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

3.6

どちら側の気持ちも、当事者にしか分からない壮絶さがあると思う。これを見ている自分には、想像して感じるという事しか出来ないけれど、そのキッカケになる作品ではあったな、と思う。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

今更ですが、鑑賞。人生で初めての韓国映画。あれだけ話題になってたのが分かるな〜と思うよく出来たお話。夢中になって見てて、気づいたら終わってた。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.7

途中までレスリーのクズっぷりに終始イライラしてしまったが、大切な人たちに出会い、支えられ、自身や依存性と闘っていくレスリーの姿に次第に胸が熱くなっていた。人生をどん底から1つひとつ地道に建て直していく>>続きを読む

逃げきれた夢(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

教頭先生はデタラメで、適当で、ポンコツ感否めないおじさんでしたが、でもきっと一生懸命で、どこか憎めない感じと、まあでも人間って結構そんなもんだよなあという共感と、何より最後の「まあ、後悔せんごとやって>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

当然の事だけど、人生は一辺倒では無いよなあ、と改めて考えさせられる映画だった。ストーリーが進むと同時に、自分だけの視点で、自分だけのタイミングで誰かを疑ったり、見直したり、また別の誰かを疑ったり、凝り>>続きを読む

ロックンロール・ストリップ(2020年製作の映画)

3.0

ごとぺいの顔が世界で1番タイプという理由だけで見始めたけど、最後の前座のステージはしっかり感動したなあ〜〜 よしもとの色んな芸人さんが出てきたのも良かった!総じてごとぺいが終始かっこいい、そしてかわい>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.8

始まりからずっと、苦しいがずっと続いていましたが、最後の最後の2人乗りからのシーンが、物凄くよかった。純平は、本当にいい男だ、、、、生きる意味を無くさないように。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.2

世界はえらいスピードで進んでいくんだ、着いて行かなきゃ。

とんび(2022年製作の映画)

3.8

映画のテーマとしてはよくある設定と言えばそうなのですが、兎にも角にも阿部ちゃんの演技が良すぎて20分に1回のペースで泣いてました、、、、

火花(2017年製作の映画)

3.8

小説も読んでドラマも観たけど何故か映画は観てなくて、遅ればせながら鑑賞。菅田将暉、やっぱすごいな〜〜〜。個人的に、お笑いは劇場に通うくらい好きなので、漫才師って本当にかっこいい、、、!という感想は小説>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.7

超絶パワハラ先生だったけど、終わり方かっこよすぎました、、、、

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