ゆっこさんの映画レビュー・感想・評価

ゆっこ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

3時間にも関わらず間延びせず観れるのは監督の力量に他ならないと思ったが、胸糞が悪くしんどかった。
アカデミー賞総ナメであったが白人の祭典でしかなく、投下後の苦悩は描かれても、宣伝で"バーベンハイマー"
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

マイノリティー、社会的弱者が小説や映画でテーマに挙げられることも多くあるがそれを消費していないか?と突きつけられる作品だった。
「白人は真実じゃなくて免罪符を求めている」というセリフが刺さった。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.7

漫画をちょっと読んだことあるくらいの知識で鑑賞。おもしろかった!
孤爪目線になるシーンが印象的だった。
鑑賞後、清々しい気持ちになるいい映画でした。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

エマ・ストーンの演技の振り幅!
女性の人権回復・獲得・自立…などがテーマなのだろうか。
知識を得ることはとても大切だし自分を守る術を得る事だ。
モノクロの場面とカラーの場面との対比や、クレジットの出方
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.6

ディズニー最後のセルアニメーションとのこと。
絵柄やアニメーションがおしゃれで大人向けかなと思った。
カエルに変えられた姿も2人とも可愛らしかった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

話としては面白く、展開として何も矛盾なく丁寧に作られていると思うのだが、終始やくざの狂児が中学生の聡実につきまとうというのが昨今の未成年への性虐待のニュースなどと個人的に紐づいてしまいずっとソワソワし>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

『A HARD DAY』とタイトルにあるがまさに。
イ・ソンギュンなんていい俳優なのだろう。今いないのがとても惜しく改めて悲しい。
土葬?と思ったら、話の肝になっていた。調べたところ今や韓国は火葬が大
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

珍しいと思うけど『チャーリーとチョコレート工場』は観た事がなく、ティモシーシャラメみたさに鑑賞🍫(笑)。
ミュージカル映画というのを前面に出さずに売るのが最近の映画のトレンドなんですね。
最初から最後
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.8

金曜ロードショーでやっていたので鑑賞。
幼い時に見た以来の鑑賞だったが、こんなにもお母さんからの愛情を感じられる映画だったんですね!
幼いときは泥棒をやっつけろ〜という気持ちで見ていたが、心配し続け自
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.7

以前にも鑑賞したことがあるが、テレビでやっていたので再度。
見た目や「こういう人(動物)はこういう性質がある」と偏見で他人を判断していないか、をこちらにも問われるディズニー作品だ。
ハムスターかと思っ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

始めは横溝正史の金田一耕助シリーズの『犬神家の一族』みたいだなあとか『呪術廻戦』のようなアクションだなあと思いながら冷静に見ていたが、没頭して観てしまった。ラストの「何も覚えていないのに、なぜこんなに>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.8

夏月と佳道が本来するはずない性交を試みようとするシーンが印象的だった。
自分も誰かにとっては異常者だ、とハッとした。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

シン・ゴジラはエンタメ性高かったが、こちらは戦後の反戦/反核映画としての意味付けが大きかったように思う。
映画館で聞くゴジラのテーマは格別。

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.4

後半の不条理劇の雰囲気はやや受け入れられず。
ただ池松くんはこの映画のためにジャズピアノ(ゴッドファーザー)を猛特訓したとのとで、見事でした。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.4

人を食べる人種の話だけにグロいシーンもあり、ティモシーシャラメ見たさに鑑賞したもののグロい画像が苦手な私には厳しかった…。だが血だらけのティモシーシャラメは画になる。
ラスト、リーが「俺を食べて愛して
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Gメン(2023年製作の映画)

3.5

岸くんが主役という事で鑑賞。
主人公のまっすぐさと本人の雰囲気が合っていたし、ギャグは笑えたので楽しく観れた。
アクションも見応えがあったので良かった。

バービー(2023年製作の映画)

4.2

おもしろかった!
最初から最後までポップで可愛さもありつつ、どこの層に向けても皮肉がたっぷりで基本声を出して笑いながら観てしまっていた。
「乱暴に扱われたバービーはこうなる」とヘンテコバービーが変人扱
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.5

王室の話というわけでなく女性にかけられる「若さと美」の呪いの話で正直苦しくなった。
やや冗長な感じがあり眠くなってしまったものの(苦笑)、映像や音楽は美しくエンドロールのエリザベートが1人で踊っている
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.7

それぞれの人物の感情激しめのラブロマンスもの(主に洋画に多い)はイマイチ感情移入できない質なので、ストーリー自体はふぅむ…となったものの、映画ならではの出来る表現を極めていてエンタメとしてとても良かっ>>続きを読む

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず3DCGは案外違和感なく見れた。しんちゃんのほっぺのポヨポヨとした感じがかわいい。カンタムロボが急に本気を出してきて笑った笑。
しんちゃんが敵に対しても、何の気兼ねもなく手を差し伸べたり「仲
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

おかえりなさい!ありがとう、さようなら、という気持ちになる作品だった。
正直難しくてよくわからないのだけど、ラスト10分で涙が溢れてきてしまった。
今までのジブリ作品の要素要素で成り立っている感じがあ
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.0

史実とフィクションを織り交ぜ、前半のラブストーリーと後半のパニックぶりとの緩急がテレビサイズで見てもハラハラ。
紛うことなき超大作だ…。

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

WBCをみて結末も知っているのに、選考会議、選手同士や選手と監督のコミュニケーションの様子、試合のときのベンチの様子こみこみで撮られているため新鮮な気持ちで楽しめた。時折笑えるシーンもあり、選手に対し>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

脚本音楽演出(映像)俳優の演技(特に子役)すべてよかった。
言葉で感想を書くことが難しい…。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

仮面ライダーはほぼ知らなかったが期待していた100倍は面白かった。
敵も仮面ライダーもコスチュームに身を包んでいるが人間と人間の戦い、葛藤を感じられたのがよかった。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

3人の青年が一人前のジャズマンになるまでの物語。
2時間弱でキャラクターを把握させ、葛藤しつつ成功を収めるまでのストーリーを見せる構成がよくできているなあ‥と思った。
上原ひろみの音楽のおかげで物語に
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

豪華絢爛で綺麗なの汚いのも全部ひっくるめて映画が好きなんだよ!みたいな監督の気概を感じた。
『華麗なるギャツビー』『サンセット大通り』を彷彿とさせるシーンや設定だったり、いろいろな映画のオマージュあり
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

良い映画だった!
自分が思ってもみなかった人が自分の理解者になってくれることがあるから人生って面白いし、生きていてよかったなと自らのことも顧みることができた。
シーンそれぞれリアリティがあり、三浦透子
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

現在の政治についても考えるコメディ映画。
ドラマ「エルピス」の「1人の人間のなかにも善玉と悪玉がある」というフレーズを思い出すなどもした。
ハッピーエンドなので安心して見られる。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.6

現代アメリカ史もわかる勉強になる映画だった。
とてもまっすぐに育ったフォレスト・ガンプに心が温かくなる。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

「理解なんかされない方がいいことも多いよ。裏切ることになるし。期待とか理解って時に残酷だからさ」

優しさは時に残酷だなと思わされた。
あてがきなだけあり、稲垣吾郎の魅力が詰まった映画でもあった。
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

メモ:2023/1/29 映画館で2回目鑑賞。

3時間あり、ツッコミどころも多いが、それが気にならないほどのみなぎるパワーがあり2回目でも圧倒された。最高です。

メモ:RRRはボリウッドでなくテル
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.2

異性愛が当たり前で男女で交遊するのが当たり前だという同級生からの圧力、軍人の父からの男らしく軍人になって欲しいという期待、母からのいい子でいることの期待…など同性愛者のエディとアンバーが様々な圧力を共>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

友人の結婚式に招待された時の、新婦友人からの手紙の一節を思い出した。「○○は私にとって親友であり、お母さんのようでもあり、彼氏のようでもありました」。
マリコにとって は親友でお母さんで彼氏だったのだ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.6

ミュージカル映画といっても明るい大ナンバーがあるというわけでないのが新しい感覚。
「あなたはひとりじゃない」と力強く伝わってきた映画だった。
字幕だと「あなたはひとりじゃない」といった内容だったが英詞
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ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

コミュニケーションが苦手なススメとアロマ店を営む謎の女性・宮子の物語。
映画というよりインスタレーションアートを鑑賞した感覚に近い。
恋愛というより母性を求めていた男の話だろうか。
劇中では「みやこさ
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