戦争や自然の脅威といった文脈で語られがちなムーミンとそのトーベ・ヤンソンの物語が、本作では愛の物語を基盤として語られることや、ヴィヴィカとの関係がムーミンの物語の細部を形作っているということに新鮮な印>>続きを読む
ものすごかった。過去から未来、スクリーンからリアル、時代劇からラブコメ、縦横無尽に行き来しながら、サマーフィルムを作り上げていくの感動的だ。そして、自由自在に行き来できてしまうことが可能であるならば、>>続きを読む
おもろい。物語と物語が微妙に交わり、けれど決定的に別方向へと進んでいきながら、秘密というその時点から動かないものを置き、それによって世界は回り続けるという円環。コウテイ九条のパートはエモが入りまくりで>>続きを読む
沖田修一による長めのカットはいつも通り。最後のシーンは、『おらおらでひとりいぐも』のように、教える、伝える、繋いでいく、という同じモチーフを描いているために、2020年に2作続けて放ちたかったところだ>>続きを読む