nurukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

nuruko

nuruko

映画(763)
ドラマ(4)
アニメ(0)

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.4

もっと警察内部の闇部分も見たかったし、「トレーニングデイ」みたいなヒリヒリしたものが見たかったし、泣かせにくるシーンは余計に感じた。全員悪人でいいのに。
だんだん変わっていく松坂桃李は良かった。あとち
>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.4

「女神の見えざる手」と比較しちゃうとなーーーーな感じでしたが(テンポや展開が普通)、ジェシカ・チャステインにはこれからもついてく!な気持ち。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.0

いやー、ハマれなかった。母娘の言動の数々に同情も感情移入もできないままだったのと、さあこれからどうなる?と思ったらあの終わり方で、正直ポカーンとしてしまった。同じように貧困を描いた「誰も知らない」はす>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

トーニャや彼女を取り囲む人々のパワーに圧倒される映画だった。事件当時は馬鹿な人だな〜程の認識しかなかったけど、それでも生きるタフな彼女が好ましく思えるほどに。不遇な彼女を悲劇のヒロインのように描かない>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.9

彼らの拍動が生々しく聞こえてくるような、そんな映画だった。仲間が死んでいったり病状が悪化していく中、声をあげ行動し続ける力強い姿、恋をする姿は眩しいほどで、同時に胸がひどく痛んだ。ACT UPの活動に>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

正直まるで期待しないで観たけど、観終わってこんなに胸が痛くなるとは思わなかったし、次回作が待ち遠しいし、頼むよ!頼んだよ…!と懇願する気持ちにまでなってしまった。ちくしょ〜〜

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

映画の余韻に浸りすぎて帰り道のことがあまり思い出せないほど良かった。優しくて美しく切ない。今年ベスト。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで鑑賞。始まる前から楽しいだろうなと思っていたけどそれを上回る楽しさだった。のっけから金田のバイクにうおおお…。隅から隅まで作り込まれた世界に震えたし、没入感が半端ない。それだけでなくスト>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

3.9

ラッキーは口も愛想も悪いけど、きちんと暮らしているのとか、周りにさり気なく見守られているのとか、怖いと告白しながら最後にあの表情を見せるまでになるのを見て、ああ良いなあと思った。自分が老いるまで生きた>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで鑑賞。滅茶苦茶たのしかった〜。大人4人のなりきり演技が最高だった。ロック様のビクビクぶりからのキメ顔で何度も笑ってしまったし、ジャックブラックは女子高生が憑依したみたいだし、カレンギラン>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

面白かったし好き。ツッコミもありつつも、ジェニファー・ローレンスの体張りっぷりと美麗さに終始見とれたし、脇を固める俳優みんな良いし、心理戦や伏線回収、終わり方も良し。睡眠不足で観たんだけど寝てる暇なか>>続きを読む

ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

3.0

SFエンターテインメントの触れ込みに、楽しそうだなーと思って観たら、がっつり難民問題を扱うお話だった。浮遊する難民の青年は、あの医者のような利己的な人や無関心なヨーロッパの人々へ問題提起する存在であり>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

字幕版で鑑賞。話の先は読めたけどとても堅実な作りで、キャラクターへの親しみも感じられ、観終わったあとは登場人物たちに「良かったね…!」って声をかけたくなりました。映像も音楽もメキシコ文化の描き方も美し>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

面白かったけど先に王の凱旋観ちゃったからなー!でもなるほどこういうわけだったんですねと納得したし、また王の凱旋が観たい気持ちが高まりました。ほんと合法ドラッグ映画や…

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.2

とても良かった。粗野なエベレットがモードとの暮らしの中でぎこちないながらも優しさを覚えていく様子や、お互いにかけがえのない存在になっていく過程がとても丁寧に描かれていて、後半からエンドロールまで涙が止>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

ただひたすら頭の中で、カッコいい!!と騒いでいたら終わっていた…としか言えない……ワカンダ、フォーエバー……

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

前作「ロブスター」があまり……だったのだけど、カンヌで脚本賞をとったらしいし予告も面白そうだったので観たら「ロブスター」よりは良かったけど、あっさりと終わるのでちょっと物足りなかった。印象的なシーンは>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

2.8

正直つまらなかったけど丁寧な映画だとは思う。神野三鈴のラストシーンは良かった。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

はあ〜と思わずため息が漏れてしまうほど、良かった。グロさとユーモアと作り込まれた世界観と音楽、それらがすべて詰まったとてもロマンティックで美しい大人のおとぎ話でした。ただひとつだけ言わせてくれ。猫ーー>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.7

人物描写や恋愛と家族の問題をバランス良く笑いを交えて軽妙にまとめている、とても観やすい映画。実話だなんて素敵だし、主役のクメイルは本人というのも良い。末長くお幸せに…

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.7

気難しそうな偏屈婆さんの話か〜と思って観始めたけど、最後にはまんまと好きになっちゃって泣いてしまった。シャーリー・マクレーンがハマり役だし、知的だけれどまだ未熟な女性をアマンダ・セイフライドも好演して>>続きを読む

わたしたち(2016年製作の映画)

4.2

日常の繊細な描き方、構成やマニキュアなどの使い方、少女たちの表情、どれもとても良かった。ラストにじんわり胸が温かくなりました。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

主人公は‪感情移入しづらい人物ながら‬ヒュージャックマンの魅力のお陰でクズさがマイルドに、被差別者たちの境遇のつらさも深掘りしないからマイルド()に。わかりやすい起承転結がトントンと進み、ミュージカル>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

とても良かった。主人公の一つの行動がもたらしたものの拡がり、人の心の多面性が見事に描かれているし、登場人物それぞれが人生を生きていて素晴らしい。不穏さとユーモアが共存しているのも見飽きないし、印象的な>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

話や設定はオマージュというより同じことやってるだけに感じたし、昔ながらの韓国メロドラマっぽい感じで怠いし、時系列があっちこっち行くのも気が散った。

でもほぼノースタントのアクションはキレキレでとて
>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

ハードな状況を追体験させられ、ただただつらかった。カタルシスに救いを求めても無駄で、実話の文字に打ちのめされる。映画が終わって劇場が明るくなっても、心は暗く重いまま。フルメタルジャケットの「ファッキン>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.8

かわいいしロンドン行きたくなるしマーマレード舐めたくなる。2から観たけどとくに問題なし。話に無駄がないし、優しくて温かい気持ちになるし、映像を見ているだけでも楽しかった。ヒュー・グラントが楽しそうなの>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

松岡茉優の演技力表現力…!すごかったし可愛かったし、もうずっと見ていられるくらい良かった。他の役者さんたちも適材適所でとても良い。そして作品のテンポの良さ、妄想と現実の構成の巧みさ、笑える小ネタの数々>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

前作の花火並のインパクトはないし前作の方が好きだけれど、冒頭からトップスピード!前作を上回るアクションと笑いとクールさハチャメチャぶりなどなど、ばかだなー!笑、という感じで楽しかった。前作観てからがお>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.8

過剰なまでの情報量と熱量で最初から最後まで押しまくるも、それがとても気持ち良くクセになる合法ドラッグぶりがすごい。そしてただハイテンションなだけでなく起承転結はきっちり、最後は収まるべきところに収めて>>続きを読む

カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.4

変なCGもぶつ切り編集も、隣の人が携帯見始めても気にならなかったし、むしろそれでいいようなユルさが面白かったけど、正直家で観るで良いのでは?とも思いながら観ていたら、エンディングのダンスに全てを持って>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

若干長く感じたけれど、印象的なシーンがいくつも続くので最後まで飽きずに観られた。終盤のあるシーンは、スターウォーズに思い入れのない私ですら思わず「まじか…!」って声に出してしまったくらい熱かったです。>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.8

原題は"Denial" (否定)

今観るべき映画、の意味が良くわかった。嘘や詭弁を撒き散らす歴史修正主義者に対する弁護士団の仕事ぶりが気持ち良く、結果にも救われたけど、対岸の火事ではない(もっとひど
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

現代の重いテーマを扱い厳しい現実を見せながらも、ふんわりとしたユーモアが心地良いし温かい。ひとりひとりの小さな寛容が不寛容から人を救うし人は生きていけるのだと伝えているように感じた。とても優しい映画で>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.4

考え方の違う頭の良い大人たちに翻弄される天才少女の話で、普通に良い話にまとまってるな、という印象でした。少女役の子の演技が達者で睫毛は超長くてバサバサでそればかり見てしまったな。猫3匹連れてくシーンは>>続きを読む