大橋サロさんの映画レビュー・感想・評価

大橋サロ

大橋サロ

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

イニョン

たどり着いた場所が行きたかった場所だと言い切ることが難しい。
今生きてく中で’ああだったらなこうだったらな’が幾つも重なって、「もしかしたら」に期待してしまう。

けど、いまたどり着いた場
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

この映画を観るにあたり最低限の物理学というものを知っておこうと思った。

ニュートン力学、相対性理論、量子物理学。
高校でやったようなやってないような。
改めて知ると大変興味深いものだった。
当時興味
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

最近、ハイキューのアニメを観た。
最近、ハイキューの良さを知った。
最近、スポーツ、バレーボールの面白さを知った。
最近、過去の経験の中にあったある感情を知った。
そいつの正体は蓋をしていた「悔しさ」
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本当の僕を教えて(2019年製作の映画)

3.7

相手にとっても自分にとっても言えない事。
誰にも言えない事。

あった事実が想像を超えて過酷で苦しい。
自分自身の過去と向き合うこと。
埋めても埋めても消えない過去がこんなに苦しいとは。

自分自身の
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

後聖人の和田が中学2年生すぎて最高だった。
齋藤潤の怒った顔も印象に残る。
綾野剛のヤクザ役馴染みすぎてて怖い。かっこよさと可愛さとセクシーさが噛み合ってる。


原作を読んでなくてみたので、想像と異
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

理解しきれないことを理解しないといけない。

我が家では祖父母が認知症で同様の症状が多発している。ついきつく当たってしまいがちだが、この映画を観て、混乱を体感した事で少しまた変わりそうな気がする。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

「今度は今度、今は今」
未来の自分の姿を見ているようだった。

今日あった素敵な出来事を正しく心にしまえているだろうか。今日見た光の温かさを覚えていられるだろうか。うまく受け止めれなかった出来事も、そ
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(2023年製作の映画)

3.9

思ったより全然グロくて、エノケンさんがかわいい

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

4.0

めっちゃ笑った

DCやMARVELのあれこれ
こんなに雑に、しかし心地よく使われてくパロディがなんとも楽しく面白かった。
掃除機、最高すぎる。

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

ピンチがコメディでめちゃめちゃ笑った。

猫最高。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

泣いてしまった。

ゴジラ対人間ではなく、ゴジラ対主人公というのが描かれる人間ドラマを見ていてすごく感情に分かりやすくみせてくれる。とても見やすくとても楽しめた。

正欲(2023年製作の映画)

3.6

原作を読んで鑑賞。

初めて原作→映画を観たが、今まで観てきた映画も伝えきれなかったのかもしれない。
それに対してああだこうだと考えを巡らせるのもいいが、原作にあった複雑さ、それぞれの内側での思考の速
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

映像の美しさ
これが比較的低予算なのか。

AIとの共存を選んだニューアジアには宗教的神秘的文化的な生活が残っていてる。
より人間らしいAI。
対して機械と判断して心が機械のようになる人類。



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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.6

絵の起点がわかってよかったが
どうしても歳を感じてしまった

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

今だけがただ過ぎているのではない。
自分が前を向き進む為に必要なものはもう既に手の中にあったんだ。

怪物(2023年製作の映画)

4.3

怪物だーれだ。

視野の中に潜む死角は勝手に脳が補って見せる。
その死角にある事実によって、見える景色を全て変える。

誰かにしか手に入らないものは幸せとは言わない。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.1

バカどもが最高で愛おしい。
不格好な家族の話。
家族ってものはみんなそういうものなのかもしれない。

自分の名前と苗字の意味。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

君は誰か。

ビジネスにお金は大事だが、結局は人だ。
信じる、応える、憧れる。
スターを見抜く力、スターとして応える力。
何かを信じぬく力。


なにかに夢中になり、力強くガッツポーズを決めるような仕
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.6

知らないから楽しめない部分が多々あるような。

ワンダーウーマンの使われ方とかなんだか納得はできないような感じがあった。
スティーブのくだりは好き。

もっと子供っぽいアイデアでの戦闘が観たかったのか
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

職場のあの人と重なって見える。

自分の名前は自分が一番聞いている。
自分が守ってきたもの。
ばかもの。
ITは強いが何も直せない。
子供はコミュニティが育てる。
友達だし家族。
不意な繋がりが色を付
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

ハチャメチャにすごい作品。

トンデモ世界でついていけるか途中不安になったが、なぜか気持ちが理解出来る。体の中に流れ込んでくる。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

ふと気づくと、渦中にいる。


原作は読んでおらず、ましてはJAZZがメインということもよく分からず観に行った。
夢を持ち東京へ向かう少年をみて眩しいストーリーだなと思って観ていると、訪れるピアニスト
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

最高の映画だ。
飽きる瞬間が全くない。
全部の映像が強い。凄い。凄い。

花火を用いた火の画力と
ホースを用いた水の画力の対決が凄すぎてやばい。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

身体の芯が熱い。
しばらくこの温度が身に残る。


スラムダンクをまともに通ってきてないが、めちゃくちゃ面白かった。ずっと手に汗が溜まる。
惹き付けられる。退屈な瞬間が1度もなかった。

しばらく影響
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.8

言えない本音に、アラームがなり続ける。
今更でも言わねばならない。

蝉の声
踏切の音

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.1

あの時言えなかった言葉を。


いくら自転車を漕いだって、電車の速さには叶わない。その自転車から降りてしまう人もいる。
ただ1度過ぎ去った場所に向かう事だってできる。未来に進む道とは逆方向でも、そこで
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

それは生身の誰か。


勝手に観測して、取り上げ、捕食し、カスを吐く。その後は知ったこっちゃない。
見られることを嫌う。常に優勢で攻撃者である。

顔のない誰かが特定の誰かを攻撃する。
今の社会に向け
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