ドルビーシネマで再上映されていたので。
シンプルな筋立てに、長回し風カット、舞台風の桜のメタファーなど配置されていて飽きない。
なにより俳優の演技がうまい。イギリスの底力。ラストはいつ観ても胸が熱くな>>続きを読む
グイグイグイグイ惹きつけられる内容だった。これは全体的にめちゃくちゃレベルの高い映画の証拠。
アンリーの傑作。女スパイ一代記。風ぐるまがカラカラ回るラストシーンがずっと記憶に残ってる。
フランス映画かと思うくらい。台湾のひと夏の話なわけだが、なんでこんなに胸に響くんでしょうかね。音楽もピアノの伴奏が基本でとても好き。
ラスト10分くらいで話がひっくり返ったあとの絶望感とやるせ無さと、ハイブランドのCMかというくらい凝った映像。
みんな素晴らしいんだけど、これほどまでにサムロックウェルが素晴らしい俳優だと思ったことがない。何回観てもオレンジジュースのシーン泣けてしまう。
マーティンマクドナーと言えば個人的に現代作家のイメージが強く、スリービルボードやセブンサイコパス観た時は映画的な映画撮るんやなあ、と思ってたのだが、本作は作家性が非常に強く感じた。戯曲の新作を自ら映画>>続きを読む