あんしんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あんしん

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インターンシップ(2013年製作の映画)

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Googleのせいで嘘がつけなくなったって言ってたな。真実を語れるのは嘘をつけるものだけなのだとしたら私たちは。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎へのリスペクトがあってドキッとした。

結末は三人ともばらばら…と思っていたけれども、そうとは限らないみたい。「良い予感」がしていたはずのエディーがドッグ・レースを外したという文脈があるので
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

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対象を近接して撮ることでそのものの匂いの表現とする、という方法が取られていた。嗅覚とは近さの感覚なのだろう。

まるでこちらまで匂い立ってくるような……というような、期待された筋書き通りの感想は書かな
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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偽装可能ということは、それがフィクションだということだ。訛りのうちに「黒人」の本質は見出だせないのであるし、そこに差別の恣意性がある。ブラック・パワーをうたいあげる人たちも、ホワイト・パワーをうたいあ>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

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神を信じるものにしか無神論は担えないということがよく分かる。

太陽の塔(2018年製作の映画)

4.9

西谷修が、中沢新一が、安藤礼二が、赤坂憲雄が、出てる、驚いた。モースにもバタイユにも触れる、岡本太郎を「語る」ならこの二人は外せない。曼荼羅から華厳経へ、華厳経から南方熊楠へ、そして熊楠にとっての粘菌>>続きを読む