candyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

フレディの、クイーンの、すごさ。
ブラボー!!!

名曲中の名曲、ボヘミアン・ラプソディやWe Will Rock Youができるまでの過程や、フレディとメンバーや恋人との関係、確執、葛藤を描くが、フ
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エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

3.8

こんなつながりがあったなんて。純粋に興味深い!

繊細な人柄と波乱万丈な人生。
あの時代の、大きなうねりをリアルに感じられる。

クラプトンのファンというわけではなくても、ひとつの文化として十分に楽し
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ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.5

さわやか!

シングストリートぐらい、テンポよく、ザ・青春を感じたかったけれど、ちょっと消化不良。

終始当たり障りなく終わった印象があるので、もっと、深いとこまで描かれるとよかったなと思います。

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.9

現実か、虚構か…

見る者を翻弄させるストーリーがさすが。
観終わった後、しばらくクロエの混乱を引きずり、自分が何者なのか、フワフワとした精神状態に。

猫のブローチ、隣人など色々なモチーフというか、
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

こんな映画見たことない。

ものすごくおもしろかった!
前半のだるだるからの、後半の怒涛の回収力とストーリー展開がハンパなく気持ちいい!!!

鬼監督もいいけど、ポンッのお母さんとアッツアツのプロデュ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.6

Welcome to Jurassic world.

島で危機が起こって逃げ出す、というお決まりのストーリーではあるが、前半迫力満点で楽しめる。

真面目に見たら、最後の選択はどうなんだろうとか、色
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追想(2018年製作の映画)

3.5

後半がいい。

途中まで、緊張感のあるシーンが続くが、冗長に感じて見ている方の緊張感が途切れるかな…初夜のシーンに至っては、これ、え、笑っていいの?っていうようなところもあった。

そこまでで本作を楽
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.3

日本人の私としては、どう捉えていいのかわからないところがある。

子供の頃からちょっとクラスからはみ出していた3人の仲間たち。そんな3人がそれぞれの道で成長し、再び集まったとき、運命に導かれるように、
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

3.5

人は、残したくない記憶は、自分に都合よく書き換えるものだ、という話。

ベロニカとの再会により、自分のしたことの真実を受け入れ、今までの自分を悔い、改めていこうとするトニー。

でも、自分のしたことが
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

ハン・ソロの冒険。

スター・ウォーズとは別モノとして考えれば、普通に面白かったです。

ローグ・ワンが本筋と関連のあるストーリー展開だったのに対して、ハン・ソロというキャラクターだけにフィーチャーし
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.7

松岡茉優があんなにすごいとは!

ナチュラルでかわいい子だとは思っていましたが、女優としても素晴らしい。
ヨシカが松岡茉優本人かと思うぐらい。

不器用だなぁ♡

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

つらくて観終わった後しばらく引きずりました。

でも、阿部サダヲと蒼井優が本当に素晴らしい。
執拗なまでに十和子に惚れている、うだつの上がらない陣治、過去の男を引きずり続け、陣治を疎ましく思いながらも
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終わった人(2018年製作の映画)

3.0

終わってない!

舘ひろしだから渋くてかっこいいし、奥さんは黒木瞳でちゃんと愛されてるし、出向先で会社人生終わるとはいえ、東大卒、エリート銀行員の元出世頭だし。

原作を読んでいないので、どのぐらい原
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

痛々しいほどにエネルギーあふれ、瑞々しい、レディ・バードの成長の記録。

母と娘、父と娘、兄と妹ならではの家族関係や、女の子ならではの友達関係、人の家を羨む気持ちなど、本当に痛いほどわかる部分がたくさ
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.4

保守的で排他的な時代の純粋で一途な愛。

第二次世界大戦中、アイルランドの田舎という閉鎖的な環境の中で、想像を絶する苦難に耐え、自分の信じることを貫き通す強さ。

グリーン医師が、自分が息子かも?と思
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.6

自分の生き方は自分で決める。

人生の最後に夫婦だけの時間を過ごす。
自分に残された時間をどのように使うのか。色々考えさせられる。

自分の生き方は自分で決めることには賛同するけど、自分の家族だったら
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9

ウェスワールド炸裂!

字幕(翻訳部分ではなく、もともと入っている方)の情報量と字の小ささ、日本語と英語の扱い方が難しくて最初ついていけなかったけど、ウェス・アンダーソン独特の世界観はかなり楽しめた。
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パディントン(2014年製作の映画)

3.8

なにも考えないで純粋に楽しめるいい映画♡
クマがかわいくてたまらない。

特に期待せずに見始めましたが、もう最初からクマに心掴まれました笑
マーマレードデイ!

パディントンというキャラクターはもちろ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

映像が美しい。
ひと夏のキラキラ光る思い出。

エリオの純粋で真っ直ぐで全力で、危なっかしい姿が本当に印象的。相手が男性だろうと、女性だろうと、愛することは同じ。

両親もすばらしかった。
エリオとオ
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.3

アートですね。

ザ・スクエアを見たばかりなので、現代アートが冷笑の対象に見えてしまいましたが…
美しい映像に、復讐の仕方もアーティスティック。果たして彼女はそれに気づいたのか…?

小説の中の世界で
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.7

超シニカル!

崇高な体面の裏にある自己満足、傲慢、欺瞞。

現代芸術を、わかる人だけに高みから"見せてやってる"感、でも結局、来場者も作品を見て微妙な顔していたり、細部まで徹底的な演出で、本当にゴリ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

恐ろしい!

自分の欲望、永遠の命、健康な肉体のために理想の肉体を探す…今みであまり見たことのない人種というものの描き方と展開。

ちゃんと笑えるとこはちゃんと笑え、緊張感のあるところはシリアスに。コ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

青春の冒険物語として楽しみました。

恐ろしいペニーワイズを倒すために、色々な困難を乗り越えて仲間の絆を強めていく。仲間たちとの友情、いじめっ子との対決、ほろ苦いちいさな恋とか、グーニーズを思い出す。
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.3

有閑マダム向け?

実話に基づく話ということなのだけど、どこまで実話なんだろう?
ハムステッドヒースの浮浪者が資産家になったのは実話で、テリー・ギリアムとも交流があって支援してたみたいですが、マダムと
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.6

悪とはなにか?
正義とはなにか?
人種、宗教、思想。みんな自分の正義がある。でも、正義と信じることが正しいこととは限らない。
戦慄のラストは、途中から予想できたので、驚きはなかったが、恐らく、あの決断
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.6

よい子はまねしてはいけません!
邦題とビジュアルからもっと明るい展開なのかと思ったらブラックジョークでした。
全部のエピソードがやりすぎなので、おもしろかった。最初の「おかえし」がお気に入り。コントで
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.6

悲しいことは自分ひとりで抱え、自分の愛する人が幸せになるための嘘。
強い人しかできません。

戦死した婚約者を深く愛しているからこそ、殺したアドリアンの正体を受け入れ赦し、アドリアンに愛を感じたのに、
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エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

3.9

家族と愛を静かに紡ぐ美しい物語。
家族4世代にわたる、誕生、出会い、別れ、そして次の出会い、誕生、別れ、幸せと悲しみ…
最初は悲しい映画だと思っていた。見進めていくと、静かに心に突き刺さる愛の話だとわ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.3

英雄とは。
戦争ものは好きではありません。単純に怖いというのもありますが、美しい話ではないから。
本作はそれぞれの立場で祖国を想う名もない人たちが成し遂げた救出劇。知らない史実をひとつ学べたし、ひとり
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

見ていてスカッとするサクセスストーリー。
1960年代。黒人であり、女性であることは、二重の抑圧を受けることであった。そんな中で力強く生き、世間の意識を変え、国家レベル、世界レベルで成功を収めた黒人女
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大英博物館プレゼンツ 北斎(2017年製作の映画)

3.5

大英博物館の北斎展にフィーチャーしたドキュメンタリー。主にイギリスの研究者や、アーティスト達が想いを込めて語っていく。

北斎の展覧会には比較的足を運ぶのですが、行ったことのある展覧会の解説とはまた違
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

最高に美しいおとぎ話!!!
ファンタジーにはいつも一歩引き気味で構えてしまうのですが、この作品は、すぐに世界観に引き込まれました。

「彼」がヌメヌメしてそうとか、生臭そうとか思うのかなと心配だったの
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あさがくるまえに(2016年製作の映画)

3.9

美しい。
私は基本的に、海には怖いという感情があるのですが、あの映像は本当に綺麗で、心地よかった。
余計な解説のない静かなストーリーに好感が持てる。生きること、死ぬこと、愛すること。それぞれの登場人物
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.7

リズに感服。超頭がいい。
あんなに先の先の先を読んで、人を信用せずに個人プレイ、リスクを顧みず生活の全てを捧げるモチベーションってなんなのだろう、銃による被害者が身近にいたのか?と考えながら見ていたが
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