日本人の私としては、どう捉えていいのかわからないところがある。
子供の頃からちょっとクラスからはみ出していた3人の仲間たち。そんな3人がそれぞれの道で成長し、再び集まったとき、運命に導かれるように、自らの命を顧みず勇気ある素晴らしい行動をとる。
事実、彼らの行動は本当に素晴らしいし、広く伝えるべきことだと思う。
学校のはみ出し者だった子供たちの成長をみた私たちは、出演が本人たちであることもあり、彼らの家族のような感情で、勇気ある行動を讃える。
ただ、私としては、(決して悪いことではないのだが)パトリオット的な高揚感を感じる演出に、なにか、違和感を覚える。