原作ファン、映画ファン、役者のファン、この三つの誰もが嬉しくない映画。
まず誰も期待してないのに142分は長すぎる。
そして原作を再現するために映画としての面白さを放棄してる節があり、台詞はやたら>>続きを読む
評判は決して良くはなかったけど…これはかなり珍品では?徳川慶喜の長ぁ〜い大政奉還からはじまりなんだかNHKみたいな説明が入るのもかなりビックリするんだけど、そこから始まる役所広司演じる主人公の河合継之>>続きを読む
𠮷田恵輔監督の映画は何故か『人間可愛い』の視点、愚かさも醜さも全て人間らしいと肯定するような、まるで神様の視点で撮られているように感じる。
毒気という言葉や人間の心理をえぐるという言い回しで表現され>>続きを読む
何回か観てみようと思った際にいつも半分くらいで寝落ちしてたのでちゃんと観たのは今回のリバイバルが初めてかも。
ヌーヴェルヴァーグをちゃんと勉強してから観たらまた違うんだろうなぁ。。
思ったほどは…。是枝監督が日本で撮ってたときのような写実的でありながら幻想的なシーン(映画ならではの矛盾した表現)がなかったように感じた。
その割にお話自体のフィクション性というか綺麗事感はかなり強>>続きを読む
思ってもみない衝撃的なオープニングから始まりスムーズに社会状況を説明していく流れにずーっとびっくり。
ほへぇー。。
予告で見た印象よりかなり群像劇で、これは1人の死についての物語じゃなくPLAN7>>続きを読む
単純な映画紹介でもなければ、シネフィルのいっぱい映画観てる自慢でもない、111本の映画を使った一つの作品となっている。
それは映画批評そのものにも思える。
評論とはこうでなくっちゃ。
気が滅入る滅入る、ちょっと地獄が過ぎる。。
一度暴力という手段に出てしまうと暴力による”新たな秩序”が誕生してしまう。
暴力で優勢だった者はそれよりも強い暴力に排除される、この映画はこれの繰り返し>>続きを読む
原作知らないからかいたるところにババアDEADフラグがあってヒヤヒヤしながらみたけど結局最後までババアはDEADせずで、なんだほっこり映画なのか…と安心。
幼馴染にうっかりBL作品を見られてしまった>>続きを読む
前作観てはいないんだけどこれって何故今リメイクしなければいけなかったんだろう?
若干未体験ゾーン味も感じたんだけど…。嫌いではないんだけどね…あ、でも猫殺しには苦痛と死を与えたい。
観てて辛くなるくらい粗い人しか出てこなかった。
その粗さは幼少期に起因する…というなんとも辛みの深い繊細なお話。
でもやっぱりちょっと不幸自慢に見えないこともない。
『殺さない彼と死なない彼女』の小林啓一監督の最新作、冒頭のポップで衝撃的なスローからグッと心を奪われる。
恋をしてる女の子が光って見えるというSFや、他人の男が好きになってしまうという女の子が入って>>続きを読む
実際の人物を特定させないためにアニメでドキュメンタリーをつくるというつくりかた自体は『チェチェンへようこそ-ゲイの粛清-』を思い起こす。
JCVDやらチャック・ノリスやらスタローンやらのエクスペンタ>>続きを読む
前作にあたるブロリーが良かったので鑑賞。TV版の超は完全に未見。16号の見た目に関する新事実はかなりびっくりした。
全体的に説明的な台詞が多いのは設定が多いだけに仕方がないというか、ピッコロを中心と>>続きを読む
どういう切り口で感想を書けばいいのかわからない。
命に対する覚悟。夢に対する覚悟。アフターピルを手軽に使えない世の中。セックスと子作り。リスクを背負わされる女性。辛い。きつい。やだ。げんなりする。>>続きを読む
どうしても考えずにはいられない。この映画を撮ったのが裁判から逃げ続けているロマン・ポランスキーだということを。。
よくできた映画なのに、よくできた映画だからこそ?やっぱり気になる。
いち映画ファン>>続きを読む
驚くほど牧歌的、なのにとんでもない描写が入っているという謎のバランス。
牧歌的というのもターンAやGレコとも違っていて、ガンダムシリーズを通してもなかなかの怪作な気が…。
人間をMSですり潰した後>>続きを読む
不思議な音の描写が気になった。映像は遠くから選手を写したものだがそこに乗る音は地面と足の擦れる音や吐息のようなごく近くで聞くような音で、もちろん元の音を加工したり後から乗せているんだろうけどドキュメン>>続きを読む
安心と安定の水谷豊クオリティ、監督デビュー作の『TAP THE LAST SHOW』に近いがかなりコメディよりな印象。
水谷豊作品は監督の意図とは別にこっちで勝手に笑っていたので意外にもここまでコメ>>続きを読む
本当に長編映画初監督なのかと思うほどよくできた韓国マフィア映画。
そこまで追えているわけではないがこのクオリティの作品を量産的に排出できる韓国映画業界は本当にバケモノ。
逆にほかの韓国映画との違い>>続きを読む
最初に観たとき映画が面白すぎて涙が出てきた。公開延期のニュースを何度も目にしていた時にまさか『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』級の映画だとは思わずナメ腐っていた自分を爆撃したい。とにかく映画ファ>>続きを読む
権利切れのため国内最終上映という貴重な映画体験、しかも35mmフィルム上映。ありがとうシネマシティ立川!
愉快で荒い時代の映画館の再現をフィルムに焼き付けた現代アート。15年前の映画を『現代』アート>>続きを読む
とにもかくにも跳び狂いたくなる音楽。一応理屈は存在するものの南北朝時代がなんぼのもんじゃいなアニメーション。
最&高。
ああ、汗まみれ泥まみれで頭上に人が泳いだりUSアーミーみたいなのと体をぶつけ>>続きを読む
アニメ作りの細かいとこまで描かれていてお勉強映画としてほへぇ~となる。。
役者陣の演技もみんな楽しそうで何より。ただ世の中の人がそこまでTVアニメに興味があるのか?という部分はいまだに疑問が残る。。>>続きを読む
アーティストの方々がクリーチャーについて喋っているタイミングで作品の映像が流れないのは本当に惜しい。
版権の問題をクリアしたものでないと使うのが難しいというのはわかるけど、それがあれば今までクリーチ>>続きを読む
監督の経歴的にあえて言うと”濱口竜介的”な独特な台詞演出と登場人物たちの理解できない不気味さと歪みの相性がものすごく良い。
鏡に向かって言葉を吐く女性のシーンがいつまでも頭にこびりつく。日本映画面白>>続きを読む
『東京クルド』と合わせて選挙権を持ってるすべての日本国民に観てほしい。ラーメンやお絵描きの小さな幸福に胸が締め付けられる。日のもとに産まれた私たちはそんな小さな幸福すら奪うの?
とりま選挙にいこう。
意外に良かった半時代劇。
オチについてはちょっとピンとこなくて、仕事で頑張ってクライアントに喜んでもらえた!良かったね!くらいの感情だったが、そんなに嫌な思いをせずに観れる邦画コメディは貴重。
キツイ。震えるビジュアル。
そもそも日本人俳優じゃ無理があるということにプラスして作り手がこの題材で映画を作って面白くなると信じきれていない気がする。
キツイ。映像として観るにはリアリティのレベルがあってない。
予告やPFF観客賞に期待した分実際観ての感想はかなり落差を感じる。
「アイヌモシリ」で難しいと感じ、「ゴールデンカムイ」で面白いと感じたアイヌの宗教観は今作でまた難しいと感じた。
ナレーションが送られる者の目線なのはアイヌ的には正しいんだろうが違う文化圏で育った人間>>続きを読む
素晴らしい家庭地獄もの。
文化の違いは多少あれど父権的な古臭い社会は誰かに犠牲を強いる。
その犠牲が女性であることは多く、それはどこの国でも同じだろうし、特に日本はどう考えても同じ構図。
終盤付>>続きを読む
コスプレした芸能人が動いたり喋ったりしてて楽しい。
特にコスプレが似合ってる柴咲コウとエロい吉岡里穂が良い。あとはまあ全部蜷川実花感。。
アノ世代のオタク感が気持ちよくもあり不快でもある。
いい面を言えば冒頭からの”かまし”が凄まじく、超オタク的な再解釈に最後までニヤニヤが止まらない。
悪い面を言えばそれ自体がすでに”良くできた二次>>続きを読む
TVシリーズは未見で鑑賞。完全に総集編ぽい総集編だが、作品の雰囲気とその矢継ぎ早な物語がリンクしているように観えて面白かった。
あくまでコミカルな描写でラッピングさらているが、親世代の業を背負わされ>>続きを読む