paopaommrkさんの映画レビュー・感想・評価

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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

何もためらわずにとにかくみんな見てくれ…ってそんな感じ。私たちと何も変わらない普通の生き方の中にたまたま戦争があったってだけで…戦時中日本で起きたあらゆることについて、日本に生きてる限り決して目を背け>>続きを読む

ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.8

このどんちゃん大行進見覚えがあると思えば原作が筒井康隆とは…作られた時代も違うし監督も違うのにパプリカのパレードを彷彿とさせた。あの時代に本当にジャズが日本に入っていたらたしかに面白そうだ!ええじゃな>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

自分が生まれてこなければよかったという考えは、大昔から多くの人を悩ませ続ける一つの問題だろう。今でこそパラレルワールドは多くの物語に取り入れられ見慣れており、展開も読めてしまったのだが、現代を生きる私>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.8

楽しい映画だったー!女装した男2人のドタバタ逃走劇には笑いっぱなし。ダフネはいつもいいとこを取られっぱなしでちょっとかわいそうだったかな。ジョゼフィンは頭がいいから…。マリリン・モンローの映画を見るの>>続きを読む

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.5

ラストシーン、主人公が愛の告白をするも、彼女が何も話さないまま黙って見つめ合いながらカードを分ける演出が粋。ラケット湯切りww

喝采(1954年製作の映画)

3.4

ドレスアップしたグレース・ケリーの美しさに惚れ惚れ。そうこなくっちゃって思った。ストーリー自体はあまり起伏がなく、平坦なイメージ。最後以外は陰鬱なシーンが多いので辛かった。互いの弱さに依存し合う夫婦。>>続きを読む

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.9

クラーク・ゲイブルってすごく有名だけど、そんなにすごい人なの?キング・オブ・ハリウッドとまで言われている所以は何?とずっと不思議に思っていた。代表作風と共に去りぬを見たあとでも、私はあまり好みではない>>続きを読む

美女ありき(1940年製作の映画)

3.6

ビビアン・リーが美しくて目が釘付け。頭のきれる大使夫人の役にぴったりだった。唯一救いだったのはハミルトン氏が2人の恋路を邪魔することなく、黙認していたことかな。これで嫉妬で取り合いとかになったらどうし>>続きを読む

MW-ムウ-(2009年製作の映画)

2.6

手塚作品は独特のさじ加減が難しいから実写化はどの作品も難しいんだよなあ。賀来神父がちょっと小物っぽくて残念。賀来と結城の複雑な依存関係と殺しを何とも思わないサイコパスな主人公の性格が1番の肝になる作品>>続きを読む

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

3.6

狂気にも似たヒースの一途な愛、それは時に2人を苦しめる原因になってしまうのだなあと思った。もう少しヒースの視野が広ければ、もう少しキャシーが素直になれたなら、こんなに最後まで愛憎に苦しむこともなかった>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.0

後編中学生らしい青春ドラマみたいになっててなんか……展開もわかりやすくてあららという感じだった

高慢と偏見(1940年製作の映画)

4.1

上流階級のお嬢様たちが繰り広げるどろどろの社交界と恋愛の話だと勝手に思っていたら随分と違った。まさしくタイトル通りに高慢と偏見によってなかなか結ばれない二人のお話だけど、最後は5姉妹がまとめて幸せをつ>>続きを読む

欲望という名の電車(1951年製作の映画)

3.4

ビビアン・リーの哀しそうな表情はいつ見ても見とれてしまう。本作でも圧巻の演技。スタンリーの乱暴で粗雑な酒癖の悪い典型的な夫像は現代じゃなかなか見られないよね。静かな夜中に大騒ぎをして、近所の人がなんだ>>続きを読む

心の旅路(1942年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ヒロインが呼びかける「スミシー!」が可愛いくて、とても印象に残っている。まさしく太陽みたいにほがらかな女性だった。中盤で2人の幸せ描写がピークだったので、同監督の哀愁の展開が頭をよぎったけどこれはハッ>>続きを読む