回送ペリカンさんの映画レビュー・感想・評価

回送ペリカン

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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.2

Twitterで「ガンダムを観に行ったら、ガンダムが始まった」とだけ観て、確かめに行ったら、ガンダムがやっていた。

前半はとにかく笑っていた。緑のおじさんのことは流石に覚えてなかったですが…。ワイン
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

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「先ず分断がありまして」というボカシによって時代性が薄れてしまい、全体的にただのアクション映画になってないか?という気がしたけど「どの種類のアメリカ人?」のシーンに全部詰まってた。全編ああなら好きだっ>>続きを読む

ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

3.9

いつまでも平和に暮らしましたとさ、めでたしめでたし。という諦念。イージーライダーを観ながらバイクを降りたやつら。でも主人公はそんなこと考えてなさそう。

バグダッド・カフェ 4Kレストア(1987年製作の映画)

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結構寝てしまい、ギスギスお姉さん好きだったことしか覚えていない

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.6

押井守さん、やっぱ特車2課にも人型メカにも興味ないですよね…実は僕もなんです…ありがとうございます。この映画の中に自分の居場所はないけど、職人、仕事人、現場の人を観るのが好き。
喋りすぎも忘れるほど、
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.0

やっぱこのシリーズ、ロボットのこと少しも好きじゃないのでは?お仕事映画・青春映画として最高。任務は人型ロボットなんかじゃなく、自分の手足とツテをフル活用した泥臭く地道な調査やら根回しやらで8割決まって>>続きを読む

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

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元々の曲が良すぎてズルい、と言いたくなってしまうけど、実際のクライマックスは戸惑うほど複雑で微妙な心情の機微が渦巻いていて、ヒットソングに頼った典型的人情ドラマにとどまらない、予想外に稀有な余韻を残し>>続きを読む

ひまわり デジタルリマスター版(1970年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭にて。

戦争はひどいと言うほかに、誰も何も責められない。
ソ連みたいなイタリアのつめたい建物のなかと、地中海のようなソ連のあたたかい陽射しとひまわり。音楽がズルいくらい良い。

ペパーミントソーダ 4K修復版(1977年製作の映画)

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撮ることにも観ることにも感想をおぼえることにも今は罪悪感がつきまとってしまって集中して観られなかった 僕は悪い人間です

Chime(2024年製作の映画)

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不採用諒解のみごとな滑らかさに笑いながら、そういう体裁の繕いかた、防衛機制には痛いほど身に覚えがあって、みんな異常でみんな他人事にできない。

ノーヴィス(2021年製作の映画)

4.1

努力依存症、努力トリップ、努力オーバードーズ。

努力や勝利の価値が相対化されきってもそれでも努力しなきゃ死んじゃうようなやつ、適性も立身出世も関係なく自他構わず鞭打ち続けてるやつも当然依然いて、頑張
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.3

ルパンがなぜクラリスを連れていかないのか、子供の頃は分からなかったし、深く考えもしなかった。
このルパンは自由主義者でアンチ権力だから、金持ちの独占は気に入らなくて盗み出すし、囚われの少女は解き放つ。
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ネットワーク(1976年製作の映画)

4.3

午前十時の映画祭にて。

予言的とも思ったし、今も昔もずっと変わってないだけなのではとも思った。
とにかくみんな喚き散らして演説する。不当を主張して怒りを煽るやり口は今のSNSそのもので面白いほど今日
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.9

ベース坊主の、あっけらかんとした「まぁ俺、寺継がなあかんからな」という態度との対立がつらい。

ごめん(2002年製作の映画)

4.0

國村隼のこういう役どころ、好き〜。
オカンのヒステリックな無神経さ、ヒリつく。

ターミネーター3(2003年製作の映画)

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グラサンギャグウケる。「今回はこういう方針でいきますので」みたいな。

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.1

すごい!めちゃくちゃ面白い!マイルズがあまりに可哀想だけど。ヘリチェイスやばすぎない?ガード下くぐったりとか本当にやってるのか?狂ってる。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

ネコババする時は中身だけにしなきゃな、と縮み上がる思いで肝に銘じました。

許されざる者(1992年製作の映画)

4.2

「ネッドを埋葬しろ、娼婦を人間らしく扱え、さもないと皆殺しにするぞ」の台詞の後ろにはためくアメリカ国旗。

リトル・ワンダーズ(2023年製作の映画)

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予告なんかで“最後、映画の魔法にかかる!”みたいな煽りがされすぎると、却って冷めてしまう

国境ナイトクルージング(2023年製作の映画)

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好きなところも嫌いなところもあったけど、最後のあたりで外の時報が映画に完璧な劇伴として重なってきて最高の体験になってしまった。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて。

麻薬王もミドルエイジ・クライシス的実存の不安からは逃れられず…という侘しさを映画的にぶっ飛ばしてくれて爽快。偉人も悪虐王も結局は一人の人間で〜みたいな演出もいいけど、ここでは
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

3.9

やっぱり幽霊や悪魔的なものの物理攻撃ってめちゃくちゃおもろいし、且つこれは何もかもおしまいという恐ろしさもビシビシでよかった。