午前十時の映画祭にて一年ぶりに再見。映画館の音響で聴くとかっこいい曲にたくさん気づけた。レスリー・チャンが着てた緑のセーターがかわいくて欲しい。ジャッキーの少女漫画食パンヒロインぶりが楽しい。
再婚相手とちゃんとセックスしててすごく嬉しい気持ちになった。長い間降り積もって多くの人に踏みしめられた時間の上に極めて個人的な経験が塗り重なったり吹き飛んだりする映画、好きです。
このシリーズの伝統芸「危機管理の御法度ぜんぶやる」に真っ向から挑戦してて好き。ロボットからモラハラされまくる気分はやっぱりいいものではなく、過去作のしょうがない奴らにも今なら同情できるかもしれない。今>>続きを読む
面白かった。
男が徹底的にズレててやかましくて小賢しくて、いい人だけど分かってない元彼の彼なりの誠実さとか凸とか、新彼の意識高め御託とか抱腹絶倒だし、完全に自分に矛先の向いた皮肉だしで冷や汗かきながら>>続きを読む
“紫煙を燻らせる”の意味がわかった。ウォン・カーウァイ作品はなんかそういうアンテナが敏感になる。
野心とか立身出世とかよく分からない無気力人間だから政治的なものや権力って怖いし嫌いと思っていたけど、政治や権力、それに駆られた人間ってオモシロイ!と思った。これはフィクションです、とかわざわざ言わなく>>続きを読む
気持ちいい〜。映画化ってこういうことだなあと思った。原作知らないけど。有意味な言葉とかに還元する必要のない映像と音の快楽に酔うことができた。単純に飯の後でまどろんでいただけかもしれない。
ライアン・ゴズリングかわいい。『オンリーゴッド』からライアン・ゴズリングの顔ファンになってしまった。何も考えずずっとライアン・ゴズリングの顔ばっかり見てたからあんまり覚えてないが、楽しかった。ラリって>>続きを読む
愛してる〜この映画に入って二度と出てきたくないよ〜
落胆と希望両方もらった。たぶん正しくはない、けどそうしないと生きられない(死ねない)人たちの世界で歩むことをカッコよく見せるラストがすごく優しくて危>>続きを読む
楽しかった〜。『シン・ゴジラ』と同じ感情が昂った。
最高にアメリカンな奴らが最強にアメリカンなやり方で怪物をやっつける。現実世界の被害へのレクイエムでもあり、でもファンタジーの力で徹底的に理想論をぶち>>続きを読む
牧歌的で不思議な残酷さだった。徹底的に家(敷地)から出ない。自分の経験や思い込みや噂や表層的な情報から出ない。そういった会話も、老齢の親戚を聞いているような居心地の悪さだった。海外で原爆の恐ろしさを正>>続きを読む
何役やるんだベルモンド!大満足の人生讃歌叙事詩だった。膀胱のコンディションを調整し損ねて本当に危なかった。
疲れで、ほぼ全部寝た。記録まで。せっかく映画館だったのに悔しい。
事前情報なく誰だこれと思ってたらやたらカッコいい。同時上映の『帰ってきたドラゴン』の悪者の方か〜とスクリーン出て分かった。寝顔が死んだじいちゃんにそっくりだった。
楽しい〜。バトルに次ぐバトルで大満足。アクションの隙間隙間にカッと見栄を切るというか、挟まる決めポーズが超キまってる。顔芸も楽しい。状態は悪かったけどあまり関係なくて、多分サイレントでも面白さは十分伝>>続きを読む
禁酒法が悪いのでは?という思いが拭えず…。偏った語り口が気になってしまった。デニーロのモノマネしてるみたいなデニーロがウケる。最初の爆発、趣味悪う〜!ってなった。
普遍的な映画だった。最後、リュミエールの『工場の出口』の逆バージョンみたいだった。もじもじマーロン・ブランドが瞼重くてかわいい。
オープニングと、臙脂色のスーツがカッコ良い。古くない!すごい!ところと古〜い!ってところが混在。トラウマとの闘い、ドッペルゲンガー、着せ替え人形。ジェームズ・スチュワートの乱暴さになんだか落胆してしま>>続きを読む
青い!冷たい!切ない!かっこいい!言葉少なに信頼や対決や仕事や生き様死に様宿命を見せる映画が好き。
青の使い方が素敵。強キャラが卑近でつまらん悪に身を持ち崩す悲劇は、本気で同情したりムカついたりしてしまうので今の自分には相性が良くない。けどそれって本気で楽しんでるってことでもあるのかもしれない。
草臥れたコン・リーやっぱり最強。『牯嶺街』の後のチャン・チェンだと思うと、罪の意識を拗らせた歪んだ騎士道のようで切なくも、まだ童貞をやってるのが微笑ましくもある。
スモーキーでカッコいい建物、灯り、衣>>続きを読む
「クズは早くぶち殺す」と「新しい秩序ができるまでは今の法を守る」がどう両立するのかわからないが、スタントなしで転げまわるイーストウッドがやばいのでよかった。運転も上手い。
和服に赤赤とした鮮血が映える。ヒステリック畳み掛け被せまくり台詞に爆笑。あの三姉妹、芝居しててめちゃくちゃ楽しそうだな。テーマ曲がなんとなくゴッドファーザーの愛のテーマに似てて、そう言えばどちらもお家>>続きを読む
最初に観るべき西部劇だったかもしれない。家を建てること、銃を持つ、実際に使うことの意味、復讐の重み。流れものの宿命と切なすぎる握手。村や町、結婚などの共同体の制度と、愛というものの色々なかたち。
『タクシードライバー』も『ライト・スリーパー』も本作も、退廃的でセクシーなダウンタウンがピカピカの車に反射するのが大好き。アフリカ系の黒い肌がネオンを反射する美しさ。刑事役のハゲたオッサンすらなぜかク>>続きを読む
船上バトルシーンが長くてすごい。ボートの穴から死体の顔出てくるところ久しぶりにめちゃくちゃ飛び上がってしまった。
大好き。性癖。ゴミに塗れて輝く夜雨のニューヨークがあまりにエロチック。80sの残り香みたいなウエットな劇伴とすこぶる相性がいい。
勾配のある関係に見えて、ケンカしても昨日はゴメンで戻って来れるファミリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どんでん返し的な映画の最後の畳みかけの、巧い情報の出し方なんかで登場人物より一足先に結末に気付ける快感。あれ?こいつタバコ吸ってなかったのにライター預けてる、金時計ってガラじゃないな、なんだこの違和感>>続きを読む
いよいよ聞き取れないけど全然問題なかった。色々の和服が目に楽しく、上流階級の女性の日本語が聞いてるだけでなんか気持ちいい。と思いきや堪らないネチネチお小言責めに窒息死。映画観ててこんないたたまれないこ>>続きを読む