OZさんの映画レビュー・感想・評価

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書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.3

名古屋城?杉村春子!!小津だと思ったら成瀬巳喜男『晩菊』だった。大野一雄。武原班。朝じ・101歳。ブレッソン的船。助監督・青山真治。坂東。

宇宙戦争(2005年製作の映画)

5.0

上映会。露の中の世界:仏教的(たぶん念頭にはない)。トムクルーズキャッチボール下手で安心。スポンジボブ。ガキンチョうるさくて良い。終わり方だけテキトーすぎる。

浮き雲(1996年製作の映画)

4.1

上映会。緑と赤、犬、ミニシアター、演奏(恒例)。ソニーのテレビ。最後のfoolな音楽

ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.9

上映会。最初のシーンの絵画感。ロングカット多い。横移動も多い。歓喜の歌。最後のシーン 空間

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

上映会。絵巻的な横移動。スキーとソリ速すぎ。作り物らしすぎる世界観とそれに対応する話の重層性。

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

4.2

上映会。ジャック・プレヴェール。原題はLes enfants du paradis。芸人(この系統多い?)。代筆屋面白そう。バチスト演技シーン(モノマネ、笑い声など)がすごい。「セリフなしで天井桟敷ま>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

4.2

上映会。冒頭のカメラの揺れ。14:00音楽の正体。カード遊び(cf.リュミエール、セザンヌ)。パリ地下鉄(今はいない改札員、開けにくいドア)。アラン・ドロンのカフカみたいな顔(cf.「鳥籠が鳥を探しに>>続きを読む

ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.0

突撃シーン(cf.『アカルイミライ』)古い映像。親イスラエル。メディア性。カメラ回し上手い。ゴダール的な歩きのショットとモブ。エッフェル塔。1:00:00らへんの雑音。1:12:00ブレッソン(小津?>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

4.3

上映会。弾き語りのような語り方。ウィーン風景(シュテファン大聖堂)。最初の階段上がるシーン。斜めのカット。3:22。34:40音楽あとからわかる。ペダン連中(意識の流れ、ジョイスのカテゴリー)。ドナウ>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.1

11:00 馬と並走。遠い昔。26:00 夜景と車。メキシコのリンチ。44:06 省略。カフェから外を見るシーン(『ペイルライダー』)。鶏と仲良し。動物との撮影うまい。教会で昼寝。ヴェンダースのような>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

上映会。cf.リュミエール(?)のボクシング映画。打ち方のリズム(しかし聞こえてない)。怒声、雑音、日々の生活音(スマホのバイブ、インターホン、インタビューの相槌など)。ホテル清掃員としての顔(兄?も>>続きを読む

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.8

上映会。飛行機傾くシーン。瀕死の犬。「うちの父は生きていて、自分をぶつ」。ラストが印象的。犬も十字架も川に捨てる。

パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.8

上映会。パリ風景(ボビニー、橋、リュクサンブール、トロカデロ広場、モンマルトル、パリ東駅)。43:34 空間の使い方。スウェーデンのインテリアデザイナー、、、(IKEA??)

アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家(2023年製作の映画)

4.3

ミリオン座。3Dで観たかった。オブジェとささやき声、オペラ。工場。鋳造。モンタージュ。ツェランとハイデガー。「存在の耐えられない軽さ」。上からの撮影。美的空間の連続。パースペクティブと反復。テレビやプ>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

上映会。独特の撮影(直角、平行移動等)。虚構と現実の混入。「目覚めたければ眠れ」。作り物のような街。登場人物がこちらを見る。ダージリン急行のような電車。モブがよく映る。西部劇。『ダージリン急行』のキャ>>続きを読む

ゲームの規則(1939年製作の映画)

4.0

「みんなそれぞれの言い分がある」(→règle?)。1カット中に対象がよく入れ替わる。0:46:00一連のシーン。ウサギとキジが死にまくる。0:59:56 音楽の中断。普通に面白い。展開が最後まで読め>>続きを読む

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.0

上映会。時系列をごちゃ混ぜにする。白黒。プラトン『国家』。『罪と罰』。札束巻きつけるシーン。スッキリまとめてくれた感。

蛇の道(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シネシティザート。『cure』を初めて見た時の感覚。蛇の目。複数のディスプレイ。精神科医。蛇の道のように引き摺り回す。「日本はぬるま湯」。フランスの暖房機。zoom(cf.『悪は存在しない』)。夫は深>>続きを読む

マルクス一番乗り(1937年製作の映画)

4.3

上映会。白黒映画は馬が多い(今回は競馬)。喋らない奴(友人のお気に入りらしい。登場した時に思い出した)。反復の多用→喜劇的効果。ミュージカル的要素:水上パレード、楽器演奏、黒人。競馬場に車が入ってくる>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

4.0

上映会。小津らしいショット:静止画的風景、ガキ、ローアングル、坂とその上を通る道。文化への愛着:冒頭の茶道、真ん中の能。『東京物語』とほぼ同じキャスト。酒屋の対比。コカコーラや銀座などを映す。20:0>>続きを読む

ピクニック(1936年製作の映画)

3.8

主演女優のシルヴィア・バタイユはジョルジュ・バタイユの妻。ブランコのシーン。舟bateau と帽子chapeau。ボケたおばあちゃん。音楽の中断。毛虫がでてくるのに牧歌的。コミカルな登場人物(怒鳴る、>>続きを読む

(1954年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

途中から。奇形児。宗教の祭り。綱渡り。道家のような顔の主演。ジェルソミーナ。ザンパノ。印象的なシーンの連続。反復する撮影。芸人系の作品で一番好きかも。『ベルリン天使の唄』もサーカスだった。『イメージの>>続きを読む

ペイルライダー(1985年製作の映画)

4.0

上映会。途中まで追うカット。過去からの声。猟銃。チャンバラヘタ。基本的に演技が下手だけどカッコいい。イーストウッド本人なの知らなかった。

駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

上映会。ピアノの演奏。アパッチの場面どうやって撮影した?残り10分くらいで「あと10分」。画面の切り替え、ショット等が秀逸。キャラの良さ。影+ドア(よくやってる?)

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

フォーラム無料。木々を下から撮る(最初と最後の対応)。カメラぶれ→車の視点。同じ道(日々の流れ)を撮る。広大な自然に、道は一つ。シカの道。企業と地域のやりとり。演技チックな口調と車の中等の自然な口調。>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

勤務中。掛け合いというか、会話のテンポがいい。ちょうどよくふざけてる。

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

4.0

鑑賞会2回目。「定理」のように様々な帰結を導く。多様な音楽。

軽蔑(1963年製作の映画)

3.8

映画界VSアートシネマの構図で片付けていいのかよくわからない。『真珠の耳飾りの少女』。円盤投げ。カメラがこちらを向く。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

富岳寮。ノれる音楽は楽しい。後半イイ。良くも悪くもポリコレ。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

Yと。揺れ。サルトルの無。受け止められないようなものと対峙し、嘔吐する。我々も分子レベルで無だという説。黒焦げ死体の中身の空虚。原爆のシーンを大人数の同じ日本人が同じ空間で見ていることに鳥肌が立つよう>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.3

フォーラム。たけし感があった(最初の切腹のとことか)。坂本龍一よすぎる。顔。目。