mekkoさんの映画レビュー・感想・評価

mekko

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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

4.9

主人公と今の自分を重ねてしまう部分がたくさんあって胸がいたた、いたた、ってなったシーンが何回もあった。私は私に会いたかったってセリフが、何回でも泣いてしまう。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.9

美しい世界観。ハエが良い役割を果たしている。山でお互いの名前を呼び合うシーンで、ようやくタイトルの意味が分かった。エリオのお母さんとお父さんが、親としても人としても素晴らしくて涙出た。
痛みを葬りさる
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

チャーリーとチョコレート工場とは別モノと思って観たほうが良い。だって、ウンパルンパが思ってたのとちょっと違うから。

わたしの、幼い息子イマド(2021年製作の映画)

5.0

あまりにも残忍。許せないし、悲しい。
イマドを変えたISの大人もまた、心を失い、洗脳された者の1人。
1度奪われた人間の尊厳を取り戻すことは、本当に容易くない。根気強く愛情と優しさと時間を与えても、一
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.6

冒頭、口をへの字に曲げて口数のない眞人が、夢で呼ぶ『母さん!』
“父の好きな人”である夏子さんを連れ戻すために呼ぶ『母さん!』
助けたい・状況を打開したい一心で眞人が発する言葉や行動にこもった強さと優
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

ん?セバスチャン?笑
歌声と映像美、至高。アンダーザシーは圧巻!

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

かっこよかった〜、トム・クルーズの笑顔無敵。ルースターのダンディさとダンディの裏にある可愛らしさは、たろさん味を感じる。ペニーとのラブシーンが、あちゃー、王道って感じで大好き。

ムーラン(1998年製作の映画)

3.1

宿題。ディズニープリンセスの変遷は時代背景とともにある。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.0

宿題。かわいいサリー、博士に対して何回もこれでもかと毒飲ませにかかっていくの容赦なくて賢くてとても好き。ハロウィンのキングはサンタになれない。

東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

4.0

眠かったから、良い作品だと思った。
リアルで、脚色が強くなくて、怒りや悲しみや感動へ心を誘導させるわけでもなく、そのままを見て、という意図を感じた。何名かインタビューの際、これでもかというくらいドアッ
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

メール1つであっけなく翻弄される、他人のちょっとした嫉妬や、感情の揺らめきや
本当にそんな些細な何かで未来って変わってしまうんだなあ。
4年前の真実を知らされた時の、憤った福山雅治の横顔が美。しかし、
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.3

絵のモデルのふみ、彫刻みたいに美しいのに、話し方が柔らかくて萌え。山の上で叫ぶコントは、違和感が面白かった。片思いだから楽しい恋じゃなくて、両思いでも幸せな恋ができる人を見つけたいし、固いバケットで殴>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

3.7

ぶりぶりの海老や、透明なシロップのかき氷が美味しそうすぎる。メルシー体操の考案者の方は最高。主人公が頑なに黄昏にきたんじゃない、って言えるところがとても好きだし、いえ、結構ですと迎合しなかった所から溶>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.9

俳優陣強すぎ。襖ごと、バスバス刺すところや、関係ない女子供も時に巻き込まれてしまう所は少々ぞっとした。歴史を勉強するなら、教科書読むより一本映画見たほうが、断然心に残るなと思う。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.3

2人の幸せのために埋められた金魚が不憫で解せない。井浦新かっこいい。愛する人を命がけで守るのは、究極のエゴ。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.8

拓也はいい姉ちゃんを持ったなと思いきや、姉ちゃんもまたいい弟を持ったなと。姉ちゃん前科持ちだけど、全然悪くないし、拓也だって、全然悪くない。真っ当に生きてるだけでも大変なことが降りかかってくるシャバで>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

3.0

弱さを楯にすることはいくらでもできるけれど、自分を守るだけでは、周りの人の優しさにも目を向けられないのだ。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.3

前半前作と同じシリーズか疑う位穏やか。農業、配給、エヴァのある文明社会とは思えない昭和感。同級生達生きてて嬉しかった。父親の幼少期~動機がサイコパス犯罪者のそれで、全然納得できない。色々回収されてまあ>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

2.0

映画で?、解説みて?、キャラクターもストーリーも全然親切じゃない、分かる人だけついてこいって感じ。カヲルくんだけが救いだった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

2.8

最後までうじうじしてるシンジ君が結局、他のやる気ある女の子たちより強くなって敵やっつけてしまうのが解せない。挿入曲興ざめする。特に翼をくださいのところで、淡々とリツコさんの語りが入る所は一気に冷めた。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.3

幼少期に歪んでしまった承認欲求は良くも悪くも恐ろしいパワーを発揮する。

日日是好日(2018年製作の映画)

4.9

梅雨と秋雨の音が違うことに気づいて嬉しくなるように、小さな変化に幸せを感じられたら、人生ちょっぴり豊かになるのだろう。社会に囚われず、ただ純粋に好きでやれるものって憧れる。樹木希林さん自然すぎる、演技>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.6

ふわっと夢のような儚い恋愛。最後の少年たちが、ほんとに馬鹿だねー、ってくらいはしゃいでておもしろかった。ロマンを求めるのって、馬鹿だけどいいよね。

舟を編む(2013年製作の映画)

4.5

かぐやさんフォローするために「切る」の使用例話し出すけども、寧ろ地雷を踏みにいくまじめかわいい。観覧車発明した人、すぐバッグから辞書取り出して調べようとするまじめかわいい。恋文に筆選んじゃうまじめかわ>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.2

登場人物狂ってるけど、分からなくもない所もあるから、複雑な気持ちになる。主人公の話し方っていいんだよな。緑は、本当にぴったり、作品から出てきたみたい。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.3

犬の物語であり、人の物語。
人間にとってそうだったら良いなという、犬の輪廻転生と犬の声は、人間のエゴの塊だと分かっているけれど、それでも犬が幸せを感じてくれていてほしいと、願わずにいられない。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

三島のユーモアある語り、学生との真摯な対話の仕方、寂聴さんの「優しい人」という言葉がしっくりくる。芥と三島の討論は、芝居を見ているような見応え、迫力。学生の熱量、国や政治に対して自分事として向き合う姿>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

世間は狭くて、考えることは周回済みで、10年後の劇的な進化なんて期待できないかもしれなくて、それでも小さな夜を重ねていく。
自分の幸運にあとで感謝できますように。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

2.5

映像が二次元のように綺麗。良くも悪くも全く現実味がない。浜辺美波さんが、本当に漫画の世界から出てきた人みたい。少女漫画よりも、少年漫画から出てきた“男性が憧れるヒロイン”って感じがした。ガム君のガムを>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.8

私は私と別れられないって言葉は印象的だった。狂気を直そうとしてくれる人よりも、狂気ごと肯定し受け入れてくれる人のほうが、本当の愛なのか。何にせよ、社会的な良い人は、損しがち。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.9

誰が風を見たでしょう。僕もあなたもみやしない。けれど木の葉をふるわせて、風は通り抜けていく。風よ、翼をふるわせて、あなたのもとへ届きませ。

現実は悲惨だった、だけど一旦、忘れる。
エゴであり、ピュア
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.8

初狩で、お父さんがガムテでペタペタ登る姿を、きらきらした目で「お父さんすごい!」って見つめるアリエッティ可愛すぎ。「怖がらないで」といいながらの翔の口アップは、やっぱり怖いですー(笑)洗濯バサミヘアか>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

シンプルだけど、穏やかで美しい。毎回、トラックや自転車のシーン、事故りそうでヒヤヒヤ。(絶対にそんなことないのがジブリ。)カルチェラタンの哲学部の部屋が、花柄ピンクに変わってて、女の子の好み受け付けす>>続きを読む

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