史実との間には色々差異があるにせよ、異常な状況下でマスに対して感情が欠落しても、その中の1人に気付いた時に我に帰る本能が人間にあると信じたい。
映画を見てる時よりも三島由紀夫の原作を読んでる時の方が映像を見ている(かのような)感覚がより強かった。
文章や描写があまりに緻密で濃密なので、実写版が物足りなく見えるのは仕方ない。が、登場人物の屈折し>>続きを読む
彼らのプロジェクトは当初「文化観光」と揶揄されたという言葉があったけれど、
国、背景、文化を越えて彼らが行なっている作業は単にごちゃ混ぜにして陳列するのではなく、相互理解を通して融合し、新たに一つのも>>続きを読む
歴史否定論者と同じ土俵に立って真っ向から反論することは、「その歴史的事実がなかったという見方もある」という認識を生むことに繋がる。それを分かった上で、あった/なかったの議論をするのでなく、否定論者の研>>続きを読む
当時のウィーンの雰囲気が見れるかなと思って鑑賞してみた。末路を知ってるからか、単に人が堕ちていく様子だからか分からないけど見ていてしんどい展開。
